~こころに吹く風~

1952年生まれの みよです。
人生の花野に遊びたい。
心躍ることも心塞ぐことも綴ります。

お嫁ちゃんからのSOS

2011年04月27日 | 家族
孫は風邪に続いてロタウィルスに感染し、間を開けずに肺炎になってしまい、Mちゃんのご実家に母子してずっとお世話になっていました。
昨夜久し振りに自宅に戻ったのですが、Mちゃんが一人で孫の世話をするには、まだちょっとしんどいようです。
SOSが入ったので今朝はいそいそと孫に会いに行きました。
「助けて」と声を出してくれて嬉しいです。

Mちゃんは何をするにも気力が湧かない様子。
「すみません、寝てていいですか」と言って午前中は寝室で休んでいました。
お昼は、私がモスバーガーを買って来ました。
デザートの「玄米フレークシェイク(甘夏)」、美味しかった!

一人ご飯が続いていた息子に、今夜は家庭の温もりのある食事をさせたくて
「カレーでも作ったら?」とMちゃんを買い物に出しました。
ちょっと強引だったかもって思うけど、「やらなきゃならない強制力」みたいなものが少しは働いた方が良い方向に向くってこともありますものね。(うつ病ではないので)
ずっと留守にしていたから、冷蔵庫が空っぽだったし。

一緒に小児科へ行って、
Mちゃんがお風呂に入っている間 孫と遊んで、
息子が帰宅する前に帰って来ました。
孫を寝かしたあと、今夜は夫婦水入らずで仲良くカレーを食べてるといいな。

信州へ

2011年04月25日 | 美しいEnergy
母を迎えに信州へ出向いたのは10日も前のこと。
花園ICあたりの山は若草色のグラデーションに煙っていて、
なんとも素敵でした。
若葉が萌え出す季節のモヤモヤの山にはいつも感動します。

横川SAのデッキでホットドックとコーヒーの昼食をとりました。
白い蝶が乱舞するかのように、こぶしの花が満開です。
暖かな日で、気持ちの良いランチタイムでした。

弟の家がある斑尾高原はまだ雪の中でした。




私はふきのとうが大好きです。
義妹に「おねえさん、ちょっと採ってきて」と言われて庭で摘みました。
庭でふきのとうを摘むなんて素敵!



義妹が天ぷらにしてくれました。

多摩全生園~桜の園

2011年04月16日 | 美しいEnergy
料理下手な私が珍しくお弁当なんぞ作って、レジャーシートを持ってお出かけ。

うちの近所に、武蔵野の林に包まれたハンセン病療養所の国立多摩全生園があります。
療養所とは名ばかりの強制隔離施設だったところです。
そこには今なおハンセン病後遺症に苦しむ患者さん達が住んでおられます。
入所者にとって人生の多くは、国の強制隔離政策による差別と偏見に苦しんだ歴史でもあったことが、資料館を見学してわかりました。
結婚する際には、子どもを産めなくなる断種手術を強いられたそうです。
そんな方達が子どもの代わりに植えて育てたという桜が満開でした。

園内は、清潔で穏やかでした。
広い園内のいたるところに桜の大木があり、折からの風で桜吹雪がきれいでした。
柔らかな草の上にレジャーシートを広げて、彼は寝転がって爛漫の春を満喫。
私はカメラを持って歩き回って満足満足!

園内には平屋の長屋のような住宅が並んでいて、高齢になられた患者さんたちが丁寧に余生を生きておられる慎ましやかな生活を感じました。
そこには究極の人間の高貴さと、社会の愚かさがあり、沢山撮った写真の整理をしていてもなんだか涙が出そうです。

苦しみの後の静かな楽園のような桜の園でのお花見は深く心に刻まれて、私を突き動かすものを感じます。

失業

2011年04月13日 | 日々の出来事・想うこと
取引先の工事部長さんから電話がありました。
最近は、仕事の電話が入ると「仕事、いやだな~」と腰が引けてしまいます。
気力がなくなっているんです。

ところが電話の内容は、
「実は会社をたたむ事になったよ」というお知らせ。
当然、社員も職人さんもみんな失業です。

なんだか、頭が白くなって・・・
真っ白とまでは行かないけれど、ちょっと思考停止。
今年は転機の年なんだなぁなんて、妙に客観的に考えながらボンヤリしてしまいました。

震災前と震災後。
世の中も私の生活も大転換の様相です。

スーパーのレジでも探すかな。
でも私、図面やさんしかやったことがないのです。
新聞をとっていないので、求人広告も見たことがありません。
イメージとしては、公園や団地のお掃除おばさんがいい・・・なんて安易かなぁ。
とりあえず今日明日どうなるわけでもないので、まず気持ちを落ち着けて、それからゆっくり考えるとしましょう。


桜と孫

2011年04月09日 | 
ブログ、毎日書かないと、書かなくなってしまいますね。
話題は沢山あるのですが、もう眠いので、ほんの少しだけ。

今日はMちゃんの通院日だったので、孫の保育園へ初送りでした。
7:30に息子宅へ行って、朝の支度で忙しい息子夫婦に代わって孫にご飯を食べさせ、ベビーカーを押して保育園へ。
4月に開設した真新しい保育園。
保母さん他スタッフも通園者も新米さんばかり。

早めに着いてしまったので、保育園の隣りの公園で孫と花見です。
抱っこして桜の下に立つと、孫は手を伸ばし、垂れ下がった花をそっと触って何かを感じている様子。
まだ11ヶ月だというのに、その感受性の豊かさは大人を遥かに越えると思うことしばしばです。

Mちゃんは病気だけれど、家族みんなで一緒に笑える瞬間があって、この上なく幸せです。