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九州全線阿房列車(27)

2023年04月15日 | 畸観綺譚
九州全線阿房列車(27)
単線のため途中に特急の追い抜きやすれ違いの待機が多いが、これ以降は有明海が綺麗に見える。1532鳥栖に到着するが、その手前には巨大なサッカー場(駅前不動産スタジアム)があるが、駅前にサッカー場がある時点で駅周囲の状況は推して知るべし。鳥栖にて1534発(福間ゆき)に接続、1546原田(はるだ)着、ここから原田線に乗り換える。それらしき列車が停まっていないことから一瞬焦るが、ホームの端に0(ゼロ)番線がありここディーゼル汽車が一両停まっている。ホーム屋根や柱は木造だが白いペイントがハゲつつあって非常に渋いが、扱いがちょっと酷い。1556発(桂川ゆき)だが、乗客は他に1人のみ。原田線は1日8便しかなく、乗った1556発の前は1100発というエグさだが、そもそも原田線の駅は原田ー桂川(けいせん)の間にあるのは3駅のみ。当然に単線ながら全駅に交換設備がない模様で、この1車両がひたすら原田ー桂川間を往復し続けるということか。1601筑前山家(ちくぜんやまえ)では右車窓にホームらしき構造物が見えるが、半ば自然に還りつつあると同時に付近民家との境界線も分からなくなりつつある。途中で小学生らしき数人が乗下車していったが、このような通学需要のために存続しているのだろう。
【写真】木造のシブい原田線のホーム。その向こうは寂しげな一両のディーゼル車。哀愁あり過ぎる。
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