フォアグラ日記

リベルタン（ビストロ／東京都渋谷区）
雑誌等で目にする機会多く、それには決まってこのステーキが掲載されており、あまりにも気になるので、早速訪問。営業時間が夜のみ、しかも19時からというオトナの店で、その時間に子供を置いて行くにはなかなか周到なるセットアップが必要ながら、訪問するだに、前述の雑誌等のメディア効果が大きいのか、決して良い立地ではないものの店内は満席。とはいっても、カウンターの他にテーブルが数個という極めて小規模、オーナーと思しき料理人が独りで調理して切り盛りしているが、運よろしく席はカウンターにて目の前で調理を見ることができ、また独りで運営するにはどのような工夫がされているかを興味深く拝見。料理は一皿あたりの分量が多く、3皿程度で満腹だが、コストパフォーマンスは普通。お酒で儲けるというビジネスモデルで、お酒を飲まない当方は好ましからずな客だが、その分滞在時間は短く、それをもって営業へ貢献。味に繊細さはなく、見た目と量が勝負だが、お目当てのステーキはランプ(部位)で霜降りであっても脂身をあまり好まない当方には好都合。写真で見ると載っている白いものはニンニクと想像したが実際にはタマネギで(ニンニクであって欲しかったものの)意外にサッパリ。山盛りのフライドポテトはなかなかに食する機会が少なく、この際にと大量摂取。カウンターにて調理を見ることができるのは良いものの、カウンターに限らず狭い店内にて調理臭が思い切り服についてしまうのには全く閉口。