マリーアイラガニー(カレー/渋谷)
渋谷の東急本店前の、とても怪しい雑居ビルにあるスリランカ料理店。恐らく前はバーだったところの居抜き借りなのだろう、 不自然なるカウンターとテーブル席で構成されているが、ここでのお目当てはスリランカ=カレー。そもそも同店へのアプローチがとても怪しく、都市伝説に聞く”デパートの試着室に入ったらそのまま出てこず、人身売買でアジアに送られた”的な怪しさ充分の老朽化したエレベータに乗り込むのだが、スパイシーなるカレーとの噂を聞き、勇気を持って訪問するも、こんな場所(失礼)にも関わらず、老若男女でほぼ満員状態。さすがに、強引に作られたマンションベランダのオープンエア風の席は埋まっていなかったが、なかなかに活況。そしてカレーはポークとスジャータ(牛挽肉)をオーダーしたのだが、出てきたのがこれ(写真はポーク)。カレーの中心部に埋没しているのは探ってみればポーク角煮で、煮込まれてホロホロの食感。そしてカレーは非常にスパイシーながら決して暴力的な辛さでなく、香辛料の旨みが分かるビターな味。明らかに香辛料で構成されたカレーはややザラザラ感があるものの、その複雑なる味は刺激的かつ美味。スジャータもカレーの中に清涼感のあるスパイスが入っており爽やかで、ともに食後が爽やかなるカレーには刮目。供されるお皿もなんだかとても品位あり(写真)。
渋谷の東急本店前の、とても怪しい雑居ビルにあるスリランカ料理店。恐らく前はバーだったところの居抜き借りなのだろう、 不自然なるカウンターとテーブル席で構成されているが、ここでのお目当てはスリランカ=カレー。そもそも同店へのアプローチがとても怪しく、都市伝説に聞く”デパートの試着室に入ったらそのまま出てこず、人身売買でアジアに送られた”的な怪しさ充分の老朽化したエレベータに乗り込むのだが、スパイシーなるカレーとの噂を聞き、勇気を持って訪問するも、こんな場所(失礼)にも関わらず、老若男女でほぼ満員状態。さすがに、強引に作られたマンションベランダのオープンエア風の席は埋まっていなかったが、なかなかに活況。そしてカレーはポークとスジャータ(牛挽肉)をオーダーしたのだが、出てきたのがこれ(写真はポーク)。カレーの中心部に埋没しているのは探ってみればポーク角煮で、煮込まれてホロホロの食感。そしてカレーは非常にスパイシーながら決して暴力的な辛さでなく、香辛料の旨みが分かるビターな味。明らかに香辛料で構成されたカレーはややザラザラ感があるものの、その複雑なる味は刺激的かつ美味。スジャータもカレーの中に清涼感のあるスパイスが入っており爽やかで、ともに食後が爽やかなるカレーには刮目。供されるお皿もなんだかとても品位あり(写真)。