Side Steps' Today

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最近のお気に入りイヤフォン(1)

2019年06月29日 | 機材マニアック

最近のお気に入りイヤフォン(1)

このところ音楽のDB化に伴って音楽を聴くのは専らイヤフォンな毎日。おもに通勤途上がそのほとんどで、結果として音楽の98%はイヤフォンで聴いているのではないかというほどに必需品なのですが、これまで愛用していたAKGのそれが断線しそうなことから後継機を探すも、ハズレも多くて日常のイヤフォンが固定されないという変な不安定感に苛まれてまいりました。そこでこれを打破すべく、これまで購入時にはほどんとしたことのないイヤフォンの試聴を数十回と繰り返し、結果としてゼンハイザー(SENNHEISER)のIE40 Proを選択。(詳細は後述しますが)大変気に入っております。そもそもイヤフォンの試聴というのは潔癖症と自覚のない自分でもかなり違和感があり、ヘッドフォンならまだしも他人様の耳に挿入したイヤフォンを自分の耳に入れるのはどうしても抵抗感があるのです。結果、これまでのイヤフォン購入では音の方向性が似るメーカーで絞ってからデザインと価格で決定していたのですが、なかなか後継機が固定せず、止むに止まれず試聴をすることに。しかしそのような同好の士、正確には同嫌の士?が多いのか、イヤフォン試聴コーナーにはウエットティッシュが置いてあり、試聴前に除菌?できるようになっておりました。


玉肌日記

2019年06月22日 | 玉肌日記
加仁湯温泉(栃木県日光市川俣)
再訪。このところは奥鬼怒温泉郷に入り浸る状況が続いているが、これはハイキング中ではあるものの、万一なにかあればバスを利用できるというナメた考えによるもの。奥鬼怒温泉郷は4つの温泉宿から成り、前回訪問の手白澤温泉と未踏の日光澤温泉ではバスの送迎がないものの、残りの2つである加仁湯と後述の八丁の湯では宿泊者限定ながら林道をバスによる送迎を行なっており、体感では宿泊者の2/3程度はバスで来る様子。つまり徒歩で来るのは少数派の様子ながら、今回は天候に恵まれたこともあって川沿いのルートで1時間半程度を要して徒歩で訪問。湯は典型的な白濁で硫黄臭もある「ザ・温泉」。館内のシブさにはさらに磨きがかかっており、よほど温泉目的の訪問、もしくはハイキング目的でないと施設、とくに食事面で厳しい(冷めた豪華だが下界同様の料理より、温かい素朴な地元料理の方が断然美味しいのは非常に皮肉である)。客の年齢層が高いだけでなく、外国人は皆無で手白澤温泉とは対照的であり、このままの温泉全面依存のスタイルでは将来のリスクも感ずる。温泉はさすがに素晴らしいが、良くメディアで登場する混浴の第三露天風呂が良い。

タピオカ ミルクティー(2)

2019年06月15日 | フォアグラ日記
マイベスト タピオカ ミルクティー(2)
コンビニ等で販売のタピオカ ミルクティーを含め、散々トライしてきた中でのマイベスト タピオカ ミルクティーは樺逹奶茶(ファーターミルクティー)。台湾の高雄発祥だが、台湾国内ではチェーン展開しているようで台北で飲めるものの、寡聞ながら日本上陸していない様子。毎度、台北に行くたびに数杯は飲むことになるのだが素晴らしいのは珍珠(=タピオカ、なんとも漢字でその感じが出ていて素晴らしい)。黒糖で煮ており、タピオカ自体にもしっかり甘味がついている。しかも直径1センチ程度と大きくて食感が強い。もっとも魅力的なのはその価格であってなんとTWD60(=215円)。台北でも春水堂のそれはTWD160(=575円)と日本並みの価格であり、樺逹のコスパは非常に良い。茶の甘さによって紅茶や普洱茶(プーアル)だったりするが、甜度八分(=甘さ80%)が基本の樺逹奶茶でも甘すぎずに十分な味わい。甘味だけでなく中華料理にも一般的に言えることだが、台湾の味覚はかなり繊細で微妙であるのが具合良い。台北は美食の街。

タピオカ ミルクティー(1)

2019年06月08日 | フォアグラ日記
タピオカ ミルクティー(1)
最近のマイブームはタピオカ ミルクティーなのだが、これはマイブームに止まらず世間的な風潮でもある様子が(手前勝手ではあるものの)なんとも苦々しい。通勤途上に知るだけで五指程度のタピオカ ミルクティーを供する店舗があり、いずれも結構な行列が出来ているのだがそのほとんどは若い女性であり、タピオカ ミルクティーを愛するおっさんはなんとも並びにくいもので、「なにこのおっさん、独りでタピオカ ミルクティー飲むの?キモ」とか言われそう。その結果、通勤時には行列の少ない店を常に横目でチェックし、行列のできていないタイミングを狙って購入するのが常となっているのだが、比較的行列が少なくて味が好みなのは「Piyanee Thai Tea(ピヤニ泰茶)」。店員さんに外国籍の方多くてそれだけで雰囲気十分だが、教育がよろしいのかなかなかのホスピタリティー。またミクロな話ではあるが、電子マネーが使用できることから現金をほぼ持ち歩かない当方には好都合かつ台湾的。店内は狭く、やや塩素臭があるのが難でその場の飲食は不味だがテイクアウトを常とする当方には関係なく、帰宅後に独り楽しむ(キモ?)。

”怪我”牀六尺(39)

2019年06月01日 | 畸観綺譚
(39)
腕をある向きにするとこの激痛に襲われることが分かるのは後のこと。この時には手術後の患部の痛みなのか、それとも関節技による二次被害の骨折発生?によるものか分からず、なるべく腕を動かさぬよう固定するとともに、他人にぶつからぬよう慎重に周囲に配慮し、なんとか帰宅しました。しばらくは腕をどのような方向にすると痛みが発生するのか分からず、試行錯誤中に激痛に襲われること十数回でしたが、 次第にコツ(?)をつかんで激痛頻度も急減することになりますが、恐らくこの時の激痛がこの一連の事故による痛みの中では最大でありました。ちなみにこの痛みはクレッシェンド(<)のように次第に増大してくるのですが、 クレッシェンドが始まるとそれはもう止めることがでないので体を硬くし、やがて来るピーク時の激痛に備えることになります。このクレッシェンドが始まるときのどうしようもない嫌な気持ち、これが始まると止まらないことが分かっていることから、全身に力を入れて耐えようとしますがそれでも「もうどうしようもない」という絶望感。それはなんとも表現のしようのない嫌~なものです。