ファッション的に普通なヘビメタというのもあればそれはそれで面白かろうと思料。2時間程度経過すると、明日もあることから一旦中締めとして会計を済ませて流れ解散。ホテルまでの道程5分程度を談笑しながら徒歩。府川氏等は途中のコンビニによっていたものの、当方はホテルに直帰し、汗だくだったのをシャワーで流すと、ネット等にちょっと接続しつつ、先ほどの演奏録音をPCに落としてノーマライズ処理等を行う。毎度、きちんと録音されているかどうか不安ながらも、キチンと録音されている様子。出音具合も気になるが、バランスもなかなか良く、これもまた一安心。安心すると、疲労がドッとでたのか、異様なる疲労感に襲われ、一連のPC作業が終了すると明日のことを考え、さっさと午前2時程度に就寝。寝る前に一応PCで天気を確認すると、雨は降りそうもない、との予報。翌朝は8時にロビー集合で、ホテル一階のキャフェにて皆で朝食の予定。本日一日お疲れ様でありました。おやすみなさい。
【白布温泉(山形)】
米沢八湯の一つ。白布と書いて”しらぶ”と読むが、米沢から猪苗代湖方面に抜ける白布峠付近の街道沿いにある。ここには東屋、中屋、西屋と3軒の藁葺き屋根の旅館が街道沿いに並んでおり、3つの茅葺き屋根の旅館が軒を連ねてそろっていた当時は非常に絵になったものと想像するが、2000年3月25日の”白布大火”にて東と中が消失し、今では茅葺き屋根を残すのは西屋だけになった(現在の消防法では消失後に茅葺き屋根を再建しようとしても許可がおりないとのこと)というなんとも残念なことながらも、今回の訪問はその西屋。非常に趣きのある屋内ながらも、湯殿は”滝の湯”と命名されている別棟で、ここには非常に豊富なる源泉が流れ込んでいる。驚愕なのはその湧出量であり、毎分1600L程度出ているとのこと。その内の400Lをこちらで使用しているとのことながら、打たせ湯のように高所から落とした湯がそのまま湯船に流れ込み、それがさらに溢れて流れていくという具合で、まさに源泉掛け流しを地でいっている環境。その湧出量のためか、浴室の一方向の壁の最下部が10センチほど全面的に切り取られており、その隙間から、浴槽から溢れた湯が外に流れ出ている(いわば天然排出口)という具合で大変贅沢かつ、奇抜な浴室になっているのが特徴。また、浴槽は御影石ながら、その白い御影石が何百年(!)も使用されている内に黒くなっているというのも、”年代モノ”などという言葉を超えた歴史を感じさせ、スゴい。源泉は60℃近くあることから、まったくダイレクトに入れるシロモノではないものの、水道水や地下水で加水して入浴。このため、源泉を冷ましておいて、上がり湯として体にかけるように推奨されているが、そんなに短時間では冷めず、これまた熱い。もともとこの温泉は低温での長時間浴というよりは完全に高温の短時間浴。泉質は硫黄泉(旧名:含石膏/硫化水素泉)ということながら、pHは7.1であり、湯の華が細かく混じる程度でパッと見は無色透明に見えるが、黒色に変色した御影石の浴槽がバックでは、よく見極められず。非常によい。
米沢八湯の一つ。白布と書いて”しらぶ”と読むが、米沢から猪苗代湖方面に抜ける白布峠付近の街道沿いにある。ここには東屋、中屋、西屋と3軒の藁葺き屋根の旅館が街道沿いに並んでおり、3つの茅葺き屋根の旅館が軒を連ねてそろっていた当時は非常に絵になったものと想像するが、2000年3月25日の”白布大火”にて東と中が消失し、今では茅葺き屋根を残すのは西屋だけになった(現在の消防法では消失後に茅葺き屋根を再建しようとしても許可がおりないとのこと)というなんとも残念なことながらも、今回の訪問はその西屋。非常に趣きのある屋内ながらも、湯殿は”滝の湯”と命名されている別棟で、ここには非常に豊富なる源泉が流れ込んでいる。驚愕なのはその湧出量であり、毎分1600L程度出ているとのこと。その内の400Lをこちらで使用しているとのことながら、打たせ湯のように高所から落とした湯がそのまま湯船に流れ込み、それがさらに溢れて流れていくという具合で、まさに源泉掛け流しを地でいっている環境。その湧出量のためか、浴室の一方向の壁の最下部が10センチほど全面的に切り取られており、その隙間から、浴槽から溢れた湯が外に流れ出ている(いわば天然排出口)という具合で大変贅沢かつ、奇抜な浴室になっているのが特徴。また、浴槽は御影石ながら、その白い御影石が何百年(!)も使用されている内に黒くなっているというのも、”年代モノ”などという言葉を超えた歴史を感じさせ、スゴい。源泉は60℃近くあることから、まったくダイレクトに入れるシロモノではないものの、水道水や地下水で加水して入浴。このため、源泉を冷ましておいて、上がり湯として体にかけるように推奨されているが、そんなに短時間では冷めず、これまた熱い。もともとこの温泉は低温での長時間浴というよりは完全に高温の短時間浴。泉質は硫黄泉(旧名:含石膏/硫化水素泉)ということながら、pHは7.1であり、湯の華が細かく混じる程度でパッと見は無色透明に見えるが、黒色に変色した御影石の浴槽がバックでは、よく見極められず。非常によい。
楽器を搬出し、車に積み込むと早速打ち上げ会場へ。メンバーと向かうが、一部はホテルで機材や荷物をおいてから合流するとのこと、二手に分かれて夜の仙台の街を会場へ。徒歩5分程度の至近にMさんが予約してくれた居酒屋「和民」にて23時程度より開催。十数人でテーブルが2つに割れていたが、当方は婦人連の席へ。夕食を抜いていたことから、激しい空腹感で早速大量オーダー。車ではないため、あまり飲めないお酒でもと思ったが自粛。お酒入りのカクテルであるコーラフロートがあったので、お酒を抜いたそれをオーダーしようとするも、純粋(?)なコーラフロートは出来ないとのことであまりの融通の利かなさに発狂してコーラをオーダー。全般的に甘い味付けにかなりの意外感(ここで甘いピザを人生で初めて食した)ながら、そしてひたすら食事。飲み会だというのに最後にはお茶漬けまで頂戴して終了。いろいろな話で盛り上がるが、客席に潜入して聞いていた婦人連によれば、SSを初めて見たお客様のコメントで「え、なにこれ、ヘビメタ?」というのがあったと聞いたが、ある意味言い得て妙(笑。
そして、(昨年からのフォロワーとしての)秋風センチメンタル。これについては、昨年のこの場で「3人組ギターデュオ」という形容矛盾を指摘したが、このバンドが今年は「音楽と書道のコラボレーション」としており、ギターデュオと書道家というトリオだったことが判明し、積年の疑問もやっと解消してスッキリ。最後の曲を演奏し終わると後片付け。いろいろなお客様にも話しかけられ、そのご厚意に感謝。片付け途中にベースの弦をクロスで拭いておこうと無造作に拭くに、ピックアップガード部分に指を思い切りぶつけてしまい、右手人差し指に血豆を生成。幸いにも明日の演奏には支障を来さない内容。ほとんどお客様のいなくなった会場で楽器をまとめてから搬出。伊東車一台にすべてを積み込むべく、田村リーダーが車をとりにホテルへと帰る一方、他メンバーは楽器の搬出。搬出しようと外に出てみると路上は濡れており、ライブ中に雨が降った模様。そういえば一昨年に141の上でライブを行ったときにもちょうど雨が降っていたようで、自らの強運に驚く。
【新高湯温泉(山形)】
米沢八湯の一つ。天元平リフト乗り場のさらに奥のダート+急坂を車で驀進。以前の四駆でないことから、やや不安感はあったものの、なんとか上りきって到着。そのまま下手をすると車が横転しそうなほどに傾斜のある駐車場に車を停めるとさらにそこから急坂を上って到着。一軒宿ながら庭には露天温泉が点在しており、早速入浴。まずはいままで車で上ってきた急坂を見下ろすような場所にある露天温泉で、山の谷間をみながらというシチュエーション。お湯はなかなか適温ながら、驚くのは透明なお湯の中に舞う湯の華。花鰹(鰹節)か、はたまた”おぼろ昆布”か、という大きなやや褐色の湯の華が浴槽内に充満しており、入浴と同時にそれが撹拌されて舞うのだが、それがかなりな量。沈殿している部分はこれによるヌメリから、下手すると顛倒してしまいそうな具合だが、この大量湯の華にまみれつつに入浴。ここから小径(こみち)を挟んだ反対側には、大木をくり抜いて風呂にしたものが2つあり、一方は幹に穴をあけて横長の浴槽にしたもので、他方は切り株に穴を掘り下げたようなタイプ。前者、後者とも、それまでの露天よりやや温度は高めな湯で満たされているが、入浴するだに、ザバーと体積同様の湯が溢れ出るのだが、この音をききつつ、自分の入っている浴槽をみるだに、これはまさに東京舞浜のDランドにあるスプラッシュ-マウンテンだと直観。加えてはそこに全裸で入浴している自らの姿を第三者的に俯瞰すると、これまたなんとも情けなく、さっさと退出。まだ切り株タイプの方がこのような滑稽さがない分、入りやすいが当然ながらにそれほど巨大な切り株でもなく、体育座りで肩身狭く入らねばならないので、こちらも体験した後はさっさと退出。このようなアトラクションタイプの風呂をのぞいても、なかなかその湯質はよく、アクセスの困難さを克服してでも来る価値はあるか。
米沢八湯の一つ。天元平リフト乗り場のさらに奥のダート+急坂を車で驀進。以前の四駆でないことから、やや不安感はあったものの、なんとか上りきって到着。そのまま下手をすると車が横転しそうなほどに傾斜のある駐車場に車を停めるとさらにそこから急坂を上って到着。一軒宿ながら庭には露天温泉が点在しており、早速入浴。まずはいままで車で上ってきた急坂を見下ろすような場所にある露天温泉で、山の谷間をみながらというシチュエーション。お湯はなかなか適温ながら、驚くのは透明なお湯の中に舞う湯の華。花鰹(鰹節)か、はたまた”おぼろ昆布”か、という大きなやや褐色の湯の華が浴槽内に充満しており、入浴と同時にそれが撹拌されて舞うのだが、それがかなりな量。沈殿している部分はこれによるヌメリから、下手すると顛倒してしまいそうな具合だが、この大量湯の華にまみれつつに入浴。ここから小径(こみち)を挟んだ反対側には、大木をくり抜いて風呂にしたものが2つあり、一方は幹に穴をあけて横長の浴槽にしたもので、他方は切り株に穴を掘り下げたようなタイプ。前者、後者とも、それまでの露天よりやや温度は高めな湯で満たされているが、入浴するだに、ザバーと体積同様の湯が溢れ出るのだが、この音をききつつ、自分の入っている浴槽をみるだに、これはまさに東京舞浜のDランドにあるスプラッシュ-マウンテンだと直観。加えてはそこに全裸で入浴している自らの姿を第三者的に俯瞰すると、これまたなんとも情けなく、さっさと退出。まだ切り株タイプの方がこのような滑稽さがない分、入りやすいが当然ながらにそれほど巨大な切り株でもなく、体育座りで肩身狭く入らねばならないので、こちらも体験した後はさっさと退出。このようなアトラクションタイプの風呂をのぞいても、なかなかその湯質はよく、アクセスの困難さを克服してでも来る価値はあるか。
リハ後にその予兆を感じて準備運動+指慣しをしたのにもかかわらず、演奏中に指がつりそうになるトラブルに見舞われるも、タッチを弱くして回復を待ち、演奏ストップはなんとか回避。最後の前曲を演奏し、あと一曲というところで早速東京ではおなじみの「ふ~いわ」。内容については、昨年と同じ定禅寺JFにおける見所バンドの紹介だが、今回の論点は以下のとおり。昨年対比では、バンド紹介文について、総論的にはインパクトにかけ、「このバンドをみてみたい」と思わせるようなインパクトのある紹介文や究極には”バンド名”は少なく、なぜこのような広報機会を有効活用しないのか、疑問に思われるが、バンド名として面白かったのが、「ザ?鷲掴みオーケストラ」。昨年のこの場にてバンド名が”イケてる”として紹介した「イケメンズ」は今年も出場している模様。そして、某MIDIトリオなる、MIDI演奏を伴奏としたワンマン”トリオ”の活動場所が”仙台市内の自宅”(通常のバンドはここに仙台とか東北地方とか明記)であること(それをいえば当方も自宅で激しく”活動”している)。
【峩々温泉(山形)】
蔵王といっても、山形蔵王と宮城蔵王があり、この温泉は宮城県側。一軒宿であって、かなり人気のないところに立地する温泉ながら、この宿の観主が、まさに”日本秘湯を守る会”の発起人と聞くだに、確かに秘湯感漂う雰囲気充分。ただ、宿泊部新館はかなり奇麗かつ立派に整備されており、なかなか高級なる秘湯か。峩々と書いて”がが”と読むが、険しい岩を意味するようであり、確かに宿目前には垂直に切り立った断崖があり、その名の由来を容易に想像。その湯については無色透明ながら茶色の湯の華が舞うような状態で、胃腸病に効くとのこと。かけ湯なる湯槽があり、そこから竹筒でお湯をくみ出しては腹にかけるという作業で腹のみを温めるという入浴作法があるようだが、この事前知識なしのお客が多い模様で、このかけ湯の湯槽に入ろうとし、その熱さに断念する客が多かったが、この湯は46℃程度ある模様で、とてもそのままでは入れたシロモノではなし。一方の普通の湯は温度が低めで長居できる湯であって、こちらは非常に都合がよろしい。ちなみに浴室の床には木板が張り渡してあるが、これは一年で交換するとの方針のようで、来訪時もなかなか新しいものであって、木の香りとともに清潔感もあってなかなか好都合。また、入浴だけでなく、飲泉もご推奨であって、これまた胃腸に効く模様で、ペットボトルに詰めての継続的飲用をご推奨。
蔵王といっても、山形蔵王と宮城蔵王があり、この温泉は宮城県側。一軒宿であって、かなり人気のないところに立地する温泉ながら、この宿の観主が、まさに”日本秘湯を守る会”の発起人と聞くだに、確かに秘湯感漂う雰囲気充分。ただ、宿泊部新館はかなり奇麗かつ立派に整備されており、なかなか高級なる秘湯か。峩々と書いて”がが”と読むが、険しい岩を意味するようであり、確かに宿目前には垂直に切り立った断崖があり、その名の由来を容易に想像。その湯については無色透明ながら茶色の湯の華が舞うような状態で、胃腸病に効くとのこと。かけ湯なる湯槽があり、そこから竹筒でお湯をくみ出しては腹にかけるという作業で腹のみを温めるという入浴作法があるようだが、この事前知識なしのお客が多い模様で、このかけ湯の湯槽に入ろうとし、その熱さに断念する客が多かったが、この湯は46℃程度ある模様で、とてもそのままでは入れたシロモノではなし。一方の普通の湯は温度が低めで長居できる湯であって、こちらは非常に都合がよろしい。ちなみに浴室の床には木板が張り渡してあるが、これは一年で交換するとの方針のようで、来訪時もなかなか新しいものであって、木の香りとともに清潔感もあってなかなか好都合。また、入浴だけでなく、飲泉もご推奨であって、これまた胃腸に効く模様で、ペットボトルに詰めての継続的飲用をご推奨。
やや本番への緊張感がある中、1バンド目のM4が演奏を開始。カシオペアのコピーながら選曲がなかなかマニアックでよいことに加え、これまで敵視していたY社製のフレットレスベースが非常によいサウンドを出しており、関心。2バンド目はTRIAD WORKSというSS伊東氏?府川氏の「練習バンド」とのことながら、選曲を聞いていると、その前のM4とも併せて、まるで学生時代の音楽サークルにおけるライブにいるかのような錯覚を覚えるとともに、非常に懐かしい感傷に浸る。次なるバンドはFIESTAながら、ちょうどこのバンドの次がSSの出番となることから、このFIESTAの出演時間は楽屋で待機しつつ準備に追われる。演奏が終わると早速準備。しかし、足下のペダルボード一発セッティングは瞬間で用意完了で時間的余裕あり。この時間にPA席付近にセットをしていたレコーダーを録音モードにし、ステージに戻るも、依然キーボードとドラムスはセッティング中であり、この空白の時間帯を埋めるべく、同じく足下一発セッティングのリーダー田村氏とMCでつなぐことに。MCが終了するといよいお本番開始。演奏曲名は以下の通り。
1. Parallel Reality
2. Valkyrie of Sorrows
3. Jazz it
4. 六本木の夜
5. Space Forest
6. Inner Space
7. Courage of The Wind
1. Parallel Reality
2. Valkyrie of Sorrows
3. Jazz it
4. 六本木の夜
5. Space Forest
6. Inner Space
7. Courage of The Wind
とら食堂(白河/ラーメン)
白河ラーメンなるもの、それまでSAでは一回食したことはあったものの、それほど世間的認知度も高くないと思っており、観光政策の一環として採り上げられているにすぎないという認識であったものの、この地白河を訪れると、意外にラーメン屋が多く、少なくとも観光政策のための急造でもないもの思料。その中で、かなりなる有名店と聞く「とら食堂」へ訪問。ここを選択する過程としては様々なるラーメン店の紹介文に「店主は”とら食堂”で修行」等の記載があり、いかにも”暖簾わけ”的な書きぶりであったことから、その総本山たる”とら食堂”を食べてみれば、その白河ラーメンの実力が一度で分かると判断した故。ロケーションはかなり市街地から離れた場所に位置しており、完全なる田園風景のど真ん中。ナビなしには看板頼りしか手立てがないものの、その看板でされ、発見しても付近をグルグルしてしまうという、まさに意外感のある場所に存在しているが、連休中ということもあり、発狂的なる混雑。田舎なのでかなり広大なる駐車場は一杯で出る車と入る車で混雑。さらにはやや昼時をハズしたとは言え、かなりなるお客で行列状態。行列入りするか悩むも、ココまで来たら(=ここで入らなかったら一生入らないかも)という考えで行列入り。店頭の順番シートに記入して只管待つという格好だが、記入時には十数番目待ちで結局待つ事90分!この田舎にしては驚異的なることと思うが、いろいろなる雑誌等でも採り上げられているようでやむなし。店内は混雑の様子ないが、作り手サイドが回っていない(=需要に追われて供給が追いつかない)様子。早速普通のラーメンをオーダーするも、あまりの空腹で大盛りをオーダー。さらに煮卵もつけてみたが、出て来たラーメンは醤油味の非常にプレーンなもの。東京のあまりに個性丸出しの味に比較するとパンチに欠く印象も受けるが、誠実に作られている模様。その誠実さを感じるのは麺であって、縮れた手打麺はかなりのモチモチ感があり、素晴らしい食感。この食感を覆う味わうべく、大盛りが正解。当然完食したが、90分待ちはそれほど惜しいとも感じない内容でグー。ちなみに、会計時に「持ち帰り用」が販売されているのを見て、東北道のSAやPAで売っているのでは、と危惧したが、それが正に的中。
白河ラーメンなるもの、それまでSAでは一回食したことはあったものの、それほど世間的認知度も高くないと思っており、観光政策の一環として採り上げられているにすぎないという認識であったものの、この地白河を訪れると、意外にラーメン屋が多く、少なくとも観光政策のための急造でもないもの思料。その中で、かなりなる有名店と聞く「とら食堂」へ訪問。ここを選択する過程としては様々なるラーメン店の紹介文に「店主は”とら食堂”で修行」等の記載があり、いかにも”暖簾わけ”的な書きぶりであったことから、その総本山たる”とら食堂”を食べてみれば、その白河ラーメンの実力が一度で分かると判断した故。ロケーションはかなり市街地から離れた場所に位置しており、完全なる田園風景のど真ん中。ナビなしには看板頼りしか手立てがないものの、その看板でされ、発見しても付近をグルグルしてしまうという、まさに意外感のある場所に存在しているが、連休中ということもあり、発狂的なる混雑。田舎なのでかなり広大なる駐車場は一杯で出る車と入る車で混雑。さらにはやや昼時をハズしたとは言え、かなりなるお客で行列状態。行列入りするか悩むも、ココまで来たら(=ここで入らなかったら一生入らないかも)という考えで行列入り。店頭の順番シートに記入して只管待つという格好だが、記入時には十数番目待ちで結局待つ事90分!この田舎にしては驚異的なることと思うが、いろいろなる雑誌等でも採り上げられているようでやむなし。店内は混雑の様子ないが、作り手サイドが回っていない(=需要に追われて供給が追いつかない)様子。早速普通のラーメンをオーダーするも、あまりの空腹で大盛りをオーダー。さらに煮卵もつけてみたが、出て来たラーメンは醤油味の非常にプレーンなもの。東京のあまりに個性丸出しの味に比較するとパンチに欠く印象も受けるが、誠実に作られている模様。その誠実さを感じるのは麺であって、縮れた手打麺はかなりのモチモチ感があり、素晴らしい食感。この食感を覆う味わうべく、大盛りが正解。当然完食したが、90分待ちはそれほど惜しいとも感じない内容でグー。ちなみに、会計時に「持ち帰り用」が販売されているのを見て、東北道のSAやPAで売っているのでは、と危惧したが、それが正に的中。
自身の楽器の利点欠点を見いだすのが目的ながら、弾きやすさ/弾きにくさという観点ではどれもあまりかわらなかったものの、一番の大きなる違いはその楽器の重量。6弦のベースについては当方のものが圧倒的に重く、もっと軽いのを購入しようと真剣に検討。Mさんがこれまたこれを煽ることから、一層購買欲に引火。一通り試奏が終了すると、今度は自分の楽器に持ち替えて早速練習開始。他バンドのリハーサルをみながら練習をするともう本番前。ちょっと本番前で危険かと思うも、弦を交換。途中に飲み物を購入するために、このライブハウスの数軒隣のコンビニにいっただけでそれ以外はすべてライブハウス内に閉じこもる。17時半に会場予定ながら、やや押してリハが終了すると今度は客席で練習するわけにもいかず、控え室にて練習。いつの間にか多くのお客様が来場された模様で、昨年との対比でその原因を聞くに、仙台在住の先輩Kさんがチラシを作成して、仙台市内の楽器屋や練習スタジオ等に設置してくださったとのことで、これによる集客も多く、様々なるご配慮に深謝。
【蔵王温泉(山形)】
蔵王はスキー等で有名ながら個人的には全くの未訪問地帯だったことから、今回が初訪問。しかし夏の蔵王は非常なる閑散で客はほとんど居らず、非常に寂しさ充分で、比較的温泉には人はいたものの、それでも閑散。良質の温泉があるとはいえ、このようなシーズン性の一業種に偏業した地域の厳しさを感ずるとともに、他にもやりようがあるのではないかとも思うが、とりあえず温泉へ。当地の湯は白濁であって、これまた特徴的ではあるものの、東北の八幡平付近の湯と比較すると、白濁度合いが薄く、撹拌されないと白濁部分が沈殿してしまい、透明の上澄みとなるというものながら、舐めてみるとこれがなかなかに酸っぱい。強酸性泉でpHも1.4程度となかなか強く、ヘッジ的に「この湯につけたままのタオルや衣服を放置すると切れることがあります」という文章も。ただ、湯の華成分が少なく、撹拌しないと、という具合をみるに、当方の寡聞なる知識ではなかなかみない状況であり、なんだか寂れた温泉街の雰囲気と合わせて温泉枯渇感もあり、やや落ち着かず。確かに温泉業者というのはリスキーなもので、源泉があるからといってその場に温泉宿を設けたりと設備投資を行うはいいものの、そこからの温泉が無限に永久に供給される保証はなく、枯渇してしまう可能性もあるということは、まるでオイルのそれのよう。もちろん、枯渇するにはそれなりの年限を経て、ということなのだろうが、将来には、今の炭坑廃墟街のような光景が温泉地でも出現するのか、ということを入浴中に考えざるを得ない雰囲気。スキーシーズンの冬であればこれまた違った印象なのだろうが、山形市内からもほど近いだけにややうら寂しい雰囲気のみが気にかかる。
蔵王はスキー等で有名ながら個人的には全くの未訪問地帯だったことから、今回が初訪問。しかし夏の蔵王は非常なる閑散で客はほとんど居らず、非常に寂しさ充分で、比較的温泉には人はいたものの、それでも閑散。良質の温泉があるとはいえ、このようなシーズン性の一業種に偏業した地域の厳しさを感ずるとともに、他にもやりようがあるのではないかとも思うが、とりあえず温泉へ。当地の湯は白濁であって、これまた特徴的ではあるものの、東北の八幡平付近の湯と比較すると、白濁度合いが薄く、撹拌されないと白濁部分が沈殿してしまい、透明の上澄みとなるというものながら、舐めてみるとこれがなかなかに酸っぱい。強酸性泉でpHも1.4程度となかなか強く、ヘッジ的に「この湯につけたままのタオルや衣服を放置すると切れることがあります」という文章も。ただ、湯の華成分が少なく、撹拌しないと、という具合をみるに、当方の寡聞なる知識ではなかなかみない状況であり、なんだか寂れた温泉街の雰囲気と合わせて温泉枯渇感もあり、やや落ち着かず。確かに温泉業者というのはリスキーなもので、源泉があるからといってその場に温泉宿を設けたりと設備投資を行うはいいものの、そこからの温泉が無限に永久に供給される保証はなく、枯渇してしまう可能性もあるということは、まるでオイルのそれのよう。もちろん、枯渇するにはそれなりの年限を経て、ということなのだろうが、将来には、今の炭坑廃墟街のような光景が温泉地でも出現するのか、ということを入浴中に考えざるを得ない雰囲気。スキーシーズンの冬であればこれまた違った印象なのだろうが、山形市内からもほど近いだけにややうら寂しい雰囲気のみが気にかかる。
またちょっと浮気をしました。が、未遂に終わりました。6弦ベースです。もともと多くの楽器を所有する方ではなく、現在、所有しているのは3本ですが、そのうち2本(6弦ベースと4弦ベース)が現役。もう1本は4弦なのですが、6弦については予備がないことから、前前(といっても10年以上も前)探していたのですが、なかなかお目当てのモノが出て来ない。まずは1)web等でモノを見てから、2)実際に試奏、そして3)良ければ購入となるのですが、大体が1)段階で落選、よくて2)に行くのですが、意識的にこの段階まで進んだのは(今回を含めて)2回、当然3)までは0ということで、改めて書くとあまりの慎重さに自分でも嫌気がさしてきますが、今回は2)段階まで進んだモノがありました。それはコレ(写真)。MTD(マイケル=トバイアス=デザイン)の6弦で、トップは「Zirocote」(ジルコーテ)でライトアッシュがバック。メイプルのライトアッシュのセットネックでPUはバルトリーニ、0フレット仕様。中古なのですが、それでも45万程度(!!)。これを見てまずデザイン的には大人しすぎる(笑ものの、気に入り、温泉からの帰京を早めてまで渋谷の楽器店を訪問して試奏。ちなみにジルコーテなる材は楽器で使用されているのは余見た事なく、webで検索してみましたが、Exotic Woodとあってその外観に触れているものは多かったものの、サウンドについての記述はなし、でありました。早速弾いてみると....まず、弦高がNG。ブリッジで1弦が下がりきっており、これ以上下がらないことに加え、他弦も下がっているのですが、バランス悪し。当然調整の余地はありますが、1弦がこの状態ではあまり向上が期待できない状態。サウンドですが、プリが入っている模様ながらゴリゴリ感があり、当方が6弦に求める”まろやかなサウンド”でなく、惜しんで諦めました。試奏時間は1分程度。ライト=ウエイトだったのが良かったのですが、軽い楽器は良い音が出ないのでしょうか...。店員さんには「何の楽器を弾いているのですか?」と聞かれ、「InnerWoodです」と応えると、「あの楽器の弦高に慣れたら他の楽器は弾けない、日本に輸入してきているものは弦高を下げているのだけれどもそれでもアレには及ばない...」と。その瞬間、木内さんのニヤリとした顔がなぜか浮かびました...。
【肘折温泉(山形)】
山形県新庄から山奥に入ったところにある温泉。肘折という字はちょっと難しいが「ひじおり」と読み、お坊さん(=ありがちながら”弘法大師”とも言われる)が肘を折った際、ここで発見した湯に浸かったら完治したという湯で、今でも湯治場として有名なる模様。車で行ったものの、寒河江方面からのアクセスは悪路のために不可ということで、かなり交通の便はよろしくないところと思いきや、新幹線新庄下車+バスにてアクセス可能ということで単発で行くのには良いか。温泉街は小さいものの、かなり古くからの湯治場の面影を残す温泉宿が軒を連ねるとおりには、湯治客向けと思われる一般雑貨を取り扱う商店がいくつかある(ここ肘折では朝市があるが、これと時間を合わせて朝は5時30分開店!とのことだ)が、この通りは車一台がなんとか通れる細さで、これがモータリゼーションの悪影響をこの温泉街まで持ち込んでいないか。古い温泉街の雰囲気が充分に残っており、またそれも小規模であることから、散歩には非常に適しており、ぶらぶら歩くのにも勝手がよろしい。雑貨店等でもなかなか東京ではお目にかからない商品等もあることに加え、やはり時間がやや過去にタイムスリップしたように昭和の香りを残しているのが”よい意味での鄙び”、味ともなっている。温泉については源泉は2種類あるようで、宿の温泉は鉄分を含んでいるようで、薄く褐色気味であり、透明度もあまり高くないお湯(泉質はナトリウム塩化物炭酸水素塩泉)であったのに対して、宿の目の前にある共同温泉”上の湯”のそれは無色透明であって、透明度もとても高い湯。ともに源泉温度が高いせいからか温度調整はなされているようながら、非常にここちよい。温泉街の外れに源泉公園なるものがあり、そこから各旅館へは温泉が供給されている模様。
山形県新庄から山奥に入ったところにある温泉。肘折という字はちょっと難しいが「ひじおり」と読み、お坊さん(=ありがちながら”弘法大師”とも言われる)が肘を折った際、ここで発見した湯に浸かったら完治したという湯で、今でも湯治場として有名なる模様。車で行ったものの、寒河江方面からのアクセスは悪路のために不可ということで、かなり交通の便はよろしくないところと思いきや、新幹線新庄下車+バスにてアクセス可能ということで単発で行くのには良いか。温泉街は小さいものの、かなり古くからの湯治場の面影を残す温泉宿が軒を連ねるとおりには、湯治客向けと思われる一般雑貨を取り扱う商店がいくつかある(ここ肘折では朝市があるが、これと時間を合わせて朝は5時30分開店!とのことだ)が、この通りは車一台がなんとか通れる細さで、これがモータリゼーションの悪影響をこの温泉街まで持ち込んでいないか。古い温泉街の雰囲気が充分に残っており、またそれも小規模であることから、散歩には非常に適しており、ぶらぶら歩くのにも勝手がよろしい。雑貨店等でもなかなか東京ではお目にかからない商品等もあることに加え、やはり時間がやや過去にタイムスリップしたように昭和の香りを残しているのが”よい意味での鄙び”、味ともなっている。温泉については源泉は2種類あるようで、宿の温泉は鉄分を含んでいるようで、薄く褐色気味であり、透明度もあまり高くないお湯(泉質はナトリウム塩化物炭酸水素塩泉)であったのに対して、宿の目の前にある共同温泉”上の湯”のそれは無色透明であって、透明度もとても高い湯。ともに源泉温度が高いせいからか温度調整はなされているようながら、非常にここちよい。温泉街の外れに源泉公園なるものがあり、そこから各旅館へは温泉が供給されている模様。
機材を下ろすと早速リハーサルの準備。SSは最後の出番であったために逆リハとなると一番最初にリハとなることから、いそいで準備。ドラムを組み上げつつ、アンプのセット等を行うとともに、ライブハウスに提出する曲順表やセッティングシート等を急いで書き上げて提出。SSからリハ。普段のスタジオ練習時には耳保護のために常に耳栓をしているがそれを外していることが非常なる違和感があって、聞く音すべてが爆音。自身の音も爆音であることから、バリュームを相当しぼって曲を演奏すると自身の音が全く聞こえず、結局かなり大きく目盛をあげることに。また、今回は足下の機材関連を完全なるコンパクト主義を基本にして大きく転換したことから、足下には今回初めて本番使用するペダルボードがあり、この調整。不完全なる指慣しに加え、今週は平日にほとんど練習できなかったことから、個人的な演奏は全くの不冴えであって、非常なる危機感。リハは20分程度で終了させると早速客席にて脇目もふらず練習。途中、これまで何年も願って果たせなかった他人のベース試奏も。
【中山平温泉(宮城県)】
こけし、で有名な鳴子温泉の隣にある中山平にある温泉。この付近の温泉は”うなぎ湯”として有名であり、その入浴感が”うなぎ”のよう、つまり、ぬるぬるとした感触がするということなのだが、一方で美肌の湯ということで、アンチエイジングは一流の男の嗜み(笑)ということで、早速訪問。その訪問前に鳴子温泉街をぐるりと見学したが、かなり寂れた温泉街という感じで、かの鳴子でもこういう感じか、と昔に流行した一大温泉街はこうも廃れ、逆に秘湯系や貸し切り風呂系のこじゃれた温泉に客足を盗られていることがあまりにも明白で愕然。で、本題のうなぎ湯だが、その言葉に違わぬほどにヌルヌルしており、事前にそのような情報を得て、これを求めていくのでなければちょっとキツいか、と思わせる程度にヌルヌル。基本的にヌルヌルというのは人間生理としてあまり受け入れられない感覚と思料するが、予想外のヌルヌルさに驚愕。成分をみるに、含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩?硫酸塩泉ということだが、色はやや緑がかった葛湯のようであり、見た目にもトロミがあるのが分かる。トロミがあるせいか、温度も温めであり、41℃とのことながら、体感的にはかなり温く(40℃割れの印象)感じ、長湯ができそうな案配。宣伝文句にもあったが、化粧水や美容液に浸かっている印象とのことで、そのようなものは実際に使用したことがないので男性には実感として不明ながらも、入浴時にヌルヌル、浴後にはスベスベというのがそのようなことを言うのであろうと想像。保湿感もあって、これまでに温泉三昧で体表面の脂分が抜け落ちてしまった身としては、ここでケア。また、女性客が多く、”美容液に浸っているみたい”というようなコピーが彼女らのハートを鷲掴みにしているのだろう。ただし、その性質がヌルヌルであることから、浴室だけでなく、浴槽付近までヌルヌルであり、正直あまり気持ちのよいものではない。また、これが原因でよく滑ることから、気をつけていても危険きわまりないが、今後、日本が迎える高齢化社会において、このような危険をはらんだ温泉がどうなるか、ちょっと気になってしまうぐらいにヌルヌル。
こけし、で有名な鳴子温泉の隣にある中山平にある温泉。この付近の温泉は”うなぎ湯”として有名であり、その入浴感が”うなぎ”のよう、つまり、ぬるぬるとした感触がするということなのだが、一方で美肌の湯ということで、アンチエイジングは一流の男の嗜み(笑)ということで、早速訪問。その訪問前に鳴子温泉街をぐるりと見学したが、かなり寂れた温泉街という感じで、かの鳴子でもこういう感じか、と昔に流行した一大温泉街はこうも廃れ、逆に秘湯系や貸し切り風呂系のこじゃれた温泉に客足を盗られていることがあまりにも明白で愕然。で、本題のうなぎ湯だが、その言葉に違わぬほどにヌルヌルしており、事前にそのような情報を得て、これを求めていくのでなければちょっとキツいか、と思わせる程度にヌルヌル。基本的にヌルヌルというのは人間生理としてあまり受け入れられない感覚と思料するが、予想外のヌルヌルさに驚愕。成分をみるに、含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩?硫酸塩泉ということだが、色はやや緑がかった葛湯のようであり、見た目にもトロミがあるのが分かる。トロミがあるせいか、温度も温めであり、41℃とのことながら、体感的にはかなり温く(40℃割れの印象)感じ、長湯ができそうな案配。宣伝文句にもあったが、化粧水や美容液に浸かっている印象とのことで、そのようなものは実際に使用したことがないので男性には実感として不明ながらも、入浴時にヌルヌル、浴後にはスベスベというのがそのようなことを言うのであろうと想像。保湿感もあって、これまでに温泉三昧で体表面の脂分が抜け落ちてしまった身としては、ここでケア。また、女性客が多く、”美容液に浸っているみたい”というようなコピーが彼女らのハートを鷲掴みにしているのだろう。ただし、その性質がヌルヌルであることから、浴室だけでなく、浴槽付近までヌルヌルであり、正直あまり気持ちのよいものではない。また、これが原因でよく滑ることから、気をつけていても危険きわまりないが、今後、日本が迎える高齢化社会において、このような危険をはらんだ温泉がどうなるか、ちょっと気になってしまうぐらいにヌルヌル。