時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

天狗の台所

2023-12-08 | テレビ
BS-TBSで放送されていた
天狗の台所
最終回を向かえました
『月刊アフタヌーン』で連載中
因みに
コミック本は
3巻まで出ています

ニューヨークで
両親と暮らしている
飯綱オンは
14歳を前に
自分が天狗の家系であること
14歳になると
1年間
世俗を離れて隠遁生活を送る → とは言え東京都内の田舎と言う設定
しきたりがあり
日本にいる
兄の飯綱基の元で
同居生活をすることになります

その1年の様子が
描かれる作品です
コミックの画風は
好みではありませんが
ストーリー展開は
大好きな作品
これが
ドラマ化されたもんで
毎週楽しみにしておりやした

始めこそ
オンと基兄との
考え方や話がかみ合わず
衝突することもありましたが
そこは
兄弟
自然と打ち解けていきます
阿吽の呼吸で
料理作ったりしちゃうんですよ
しかも
四季折々
旬の食材で作る
料理が
これまた
どれも素晴らしかった
オン
もしかしたら
基兄とこのまま
暮らすのもあり?
と思われましたが…

一年間の隠遁生活を終えるにあたり
村の人々に感謝を伝える
「隠遁納め」の儀を行う基とオン
その前に
お世話になった
懇意の村人さんたちに
料理を振る舞う場で
基兄は言います

自分が暮らした場所を
深く知ることが出来れば
どんなところへ行っても
きっと
その土地のよさに気づくことができます
いつかオンにも
自分が豊かに実る場所を
見つけてほしい



Image/Tver『天狗の台所』 10話より

ニューヨークに立つ前夜
その日は
オンが15歳になる日
最後の晩餐は
オンが自ら
自分で育てた野菜で
むぎには
夏野菜のスープを
基兄には
スパイスカレーを
振る舞います

その後
基兄とオンは
オンくんが初めて来た日に
漬けた梅シロップで
梅の炭酸ジュースを飲みます
村に留まり
天狗の子を
見送ってきた基兄に
平気なのと
尋ねるオン

平気ではないな
だが 仕方あるまい
俺 頑張るんね
俺も 兄ちゃんみたいに
自分が豊かに実る場所を探す
そうだな…


そして
席を立った基兄が
オンに差し出したのは


Image/Tver『天狗の台所』 10話より

いつのまに
作ったのか
基兄は
フルーツタルトのケーキを
オンに差し出しました
誕生日おめでとう
今日で15歳だ
ほら願い事を



Image/Tver『天狗の台所』 10話より

オンは
何を
願ったんでしょうね~

泣けます

離れていても
この兄弟の絆は
切れることはない
離れていても
互いを思いあいながら
生きていくんだろうなぁ~
良いドラマでした


Image/Tver『天狗の台所』 10話より

そうそう
オンがニューヨークに戻ってからですが
基兄は
スマホを操作して
オンの畑をバックに
むぎをパチリ!
と言う
場面が流れました

良き!

コミックも
隠遁生活
残り僅かなのですが
ドラマのように
両親が暮らす
ニューヨークに戻るのか
はたまた
基兄と暮らすのか
の前に
オンくんの背中に
現れている
羽の文様
どうなるんだろう
羽…

何故
このドラマ
BSでの放送のみだったのか
BS-4Kでも
放送されていたので
自然の美しさを最大限に
見せたかったのか?

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