時遊人~La liberte de l'esprit~

自由翼 心はいつも自由でありたい by 椋柊

ブラッド・ダイヤモンド

2007-02-25 | 映画


2007年度
第79回アカデミー賞がいよいよ発表されます!
だからってことではないのですが

昨日の『LETTRES D'IWO JIMA』に引き続き
今日は『BLOOD DIAMOND』についてです
実は
24日の土曜日2本ハシゴしたんですσ(^^;)



解説:
1990年代後半のアフリカ
アフリカのシエラレオネ共和国での
激しい内戦を描いた社会派アクション映画
“ブラッド・ダイヤモンド”というダイヤモンドの
不正な取引をめぐって起きる不毛な争いをサスペンスフルに描いている

「ブラッド・ダイアモンド」とは
「紛争ダイアモンド」と呼ばれるもので
反政府軍(RUF)が同国で産出されるダイアモンドの密輸で得た資金で
武器を調達し反政府戦闘行為を続けていることから
ダイアモンドを購入したものも人殺しに荷担したことになると
国際的な話題になった

元傭兵の密売人にレオナルド・ディカプリオ
やり手の女記者にジェニファー・コネリー
家族を愛する猟師役には実際にアフリカ出身のジャイモン・フンスーが
緊迫感あふれる迫真の演技でみせる

                            シネマトゥディより



~histoire~
1999年
内戦が続くアフリカ、シエラオネ
メンデ族の猟師ソロモン・バンディー(ジャイモン・フンスー)は
愛する家族と共に慎ましいながらも満ち足りた生活を送っていた
自慢の息子を医者にすることが彼の夢
しかしある朝
反政府軍RUFの襲撃によってその夢が崩れさる
家族と引き裂かれたソロモンが連行されたのは
ダイヤモンドの発掘場
ここで掘り出されたダイヤがRUFの資金源となっていた・・・
ある日ソロモは
驚くほど大きなピンク・ダイヤを発見する
その矢先
発掘場が何者かの襲撃を受ける

方や
そのダイヤの密輸を生業にしている男元傭兵ダニー・アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)
自分のしている行為が紛争を長引かせ
その結果
多くの命が犠牲になっていることなどに何の後ろめたさも感じていない
むしろ
密輸に失敗し今の立場が危うくなっていることに焦りを感じていた

そんなダニー・アーチャーとソロモン・バンディーは
投獄された刑務所で遭遇する
そして
巨大なピンク・ダイヤの存在と
そのありかを知る人物がソロモン・バンディーであると知ったダニー・アーチャーは・・・



ほどなく釈放されたダニー・アーチャーは
ジャーナリストのマディー(ジェニファー・コネリ)と出会う
彼女が追っているのは
まさに反政府組織“RUF”の資金源となっている“ブラッド・ダイヤモンド”の真相…
ダニー・アーチャーがダイヤの密売人であることを知ったマディーは
彼から情報の提供を求めるが・・・

数日後
ダニー・アーチャーは
裏から手を回しソロモン・バンディーを釈放させ
離れ離れになった家族を探す彼に
交換条件をだす
家族探しを手伝う代わりにダイヤを埋めた場所へ案内すること

たどり着いた難民キャンプ
妻と娘との再会を果たしたものの
そこには愛する息子の姿はなかった



少年兵に仕立てるためにRUFが連れ去った可能性が高い…
息子を助けるため
ソロモン・バンディーは
ダニー・アーチャーと共にピンク・ダイヤの隠し場所
ダイヤの採掘場所でありRUFの拠点である場所へ向かおうとする

暴力と悪事にまみれた暗黒大陸から抜け出すため
愛する息子の行方を突き止めるため
“ブラッド・ダイヤモンド”の真相をつきとめるため
3人は壮絶そして過酷な運命に向かって進み始める



『仮面の男』以来
レオナルド・ディカプリオの作品は見ておらず
『ディパーテッド』も見損ねた
いかんせん
『タイタニック』や『ロミオ&ジュリエット』の印象が強かったので
驚いてしまった


『ボーイズ・ライフ』『ギルバート・グレイプ』や『太陽と月に背いて』の頃
天才子役ともてはやされ
その後
もう駄目か・・・
と思った時期もありましたが



良かったです
待ってて・・・

主演男優賞・・・
どーでしょ~~そろそろ



『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』以来
ひさしく彼女ジェニファー・コネリー)の作品を見たことがなかったが
美しい才女になられてました
20001年の「ビューティフル・マインド」でアカデミー助演賞を受賞され
二児の母でもあられるとか・・・
勉強不足ですみません




エンドロールで
シエラレオネ共和国におけるChild soldierについて
コメントが流れます

今もなお
現在進行形の現実であることを
知らねばならない

今もなお
‘平和’‘自由’のない国がある

死と背中合わに生きる人が
何万何十万といるということ



この地球上で

私が生きている
同じ地球で

外務省:シエラレオネ共和国
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/s_leone/
Yahoo!映画
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id326034/
『BLOOD DIAMOND』公式HP
http://wwws.warnerbros.co.jp/blooddiamond/



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硫黄島からの手紙

2007-02-24 | 映画


こちらでは
先週の水曜日から『硫黄島からの手紙』が公開となった
第2次世界大戦時の“硫黄島の戦い”を
日米双方の視点から描いた
『父親たちの星条旗』に続く
クリント・イーストウッド作品で
日本側の視点から描いた戦争映画
であることは言うまでもない

公開されて最初の週末とあって
結構な人数のお客が列をなしていた
アメリカの作品なので
役者は英語を使っているのかと思いきや
すべて日本語なんですね~
これは
かなり
嬉しかった




外国作品でありながら
見事な脚本!
脚本担当のアイリス・ヤマシタと言う方の才能に敬礼
逆に
日本語以外の言語で翻訳されて公開される場合
緊迫感や情緒的な要素まで
観客に伝わるかどうか・・・
こう言う時に
言語を異にするという悲しさを痛感する

地球という同じ星に生また人間なのに
国の違い思想の違いにより
なぜこうも対立するのだろう
それも
悲しいかなそれぞれの信じる正義のために

監督は
声高に反戦を唱えるのではなく
手当も虚しく死んだアメリカ兵が握っていた
母親からの手紙を読ませるかと思えば
投降して捕虜となった日本兵を
虫けらのように射殺する米兵が登場するシーンも
描いている

この戦いでは
多くのが奪われた
戦って死す者
伝染病で命を落とすもの
あるいは自決

我々は
これらのシーンを
見る事によって非戦への思いを強くする



米国人の素晴らしさも知る鷹揚な軍人(伊原剛志)
勇ましい軍国主義者でありながら
死に恐怖し命を永らえる軍人(中村獅童)
死の恐怖に怯え投降する兵士(加瀬亮)
それそれのキャラクターを各自が見事に演じていて
彼らが味わう戦争の虚しさが
見ている側には
余りにも辛い・・・



この作品では
渡辺謙扮する栗林忠道中将指揮や二宮和也扮する一兵卒・西郷らが
家族へと向けた手紙を基に展開するのだが
一兵卒・西郷が上官からの理不尽体罰や命令を受けながら
‘もう駄目だ’と思いながらも
生きる事への執着を失わない西郷の視点から描かれているように感じた
負傷したアメリカ人達に混じって
担架に横たわる西郷の表情・・・

日本映画なら
この最後のカットあたりで
生き残った西郷の結末を織り込んだり
その後を西郷自身に語らせるところだろうが
一切そう言った小手先の技はない
淡々と
ただ淡々と彼の表情を映してエンドロールへと向かった

バベルの某女優がアカデミー賞にノミネートされて
何故
二宮和也がノミネートされなかったのか・・・
主演でもいいのに・・・
っと思って
ノミネートされた俳優陣みたら

二宮くん
頑張りましょう




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日本沈没

2007-02-23 | 映画


を見ました

日本は火山国でもあり
ありえない話ではないので
見ていてちょいと怖くなりました

草薙くん扮する潜水艇のパイロット小野寺が
自らの命を犠牲にして
日本を救う
っというより
愛する人達の未来を救うという犠牲的精神は
すんなり受け入れられなかったけれど・・・

日本の歴史的遺産を手土産に
さっさと日本を捨て
アメリカに逃げる総理大臣や
政治家を見ていると
まんま
今の政治家とダブって見えてしまった・・・



エンディングで
わずかに残った日本の国土を見て
移住した日本人が
戻ってこれるとは思えず・・・

本当に日本が無くなってしまったら
どうしよう

と思わずにはいられなかった

‘日本沈没’
こちらの規模を大きくした作品に



ディ・アフター・トゥモロウがある

こちらは
地殻変動ではなく
地球温暖化による地球崩壊を描いた作品

親子の絆や友情の部分は良いとして
アメリカ万歳的なところは無視して

昨今の
気球温暖化について
真剣に対処しないといけないと
思わせ作品

双方
見ごたえのある作品だと思います



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子宮の記憶

2007-02-22 | 読書


~あらすじ~
会いに行こう
かつて僕を誘拐した女に!
生後3日で新生児室から連れ去られた過去を持つ17歳の島本真人は
実母の愛を充分に受けずに育った
父が経営する歯科医院の機材を壊し
現金を持ち出した真人は
神奈川県の真鶴を目指す
そこには
「誘拐犯」
黒江愛子が住んでいるのだ

親子の繋がりとは
血の繋がり?遺伝子DNAの継承
はたしてそれだけなのか

血の繋がりだけではない‘縁’
スピリチュアルの故郷を同じくする生命の存在
そんな世界ってあるのかも知れない
(ちょいとオーバー?)

ふとそんな事を思った作品

日本では
フラガールの松雪泰子さん主演で映画化されれますね

     2007年1月13日 シネスイッチ銀座にてロードショー

story
ある病院で一人の新生児は連れ去られた―
17年後
成長した少年・真人は裕福な家庭で何不自由なく暮らしていたが
家族に愛されることなく
衝突ばかりの毎日を過ごしていた
そんな真人は自分が誘拐されていた過去を知り
その犯人の女性が沖縄に住んでいる事を知る―
沖縄に旅立った真人は
人里外れた海辺にある食堂で
かつて自分を誘拐した犯人
愛子と出会う



そして
素性を隠したまま彼女の営む食堂で住み込みのアルバイトをすることに・・・
いつもどこか寂しげで
なかなか周囲に心を開かない愛子も
懸命に働き慕ってくる彼に次第に心を許すようになるのだった
何も知らない愛子
そして本当の母親ではないかと考え始める真人
2人の間にはいつしか恋人とも親子ともいえない不思議な愛情が芽生え始めるが…


storyはシネ・ギャラリー引用
http://www.at-s.com/bin/movi/sarnath/syosai.asp?n=1832

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宮部みゆき

2007-02-21 | 読書

 
江戸・深川の料理屋「ふね屋」では
店の船出を飾る宴も終ろうとしていた
主人の太一郎が胸を撫で下ろした矢先
突然
抜き身の刀が暴れ出し
座敷を滅茶苦茶にしてしまう
亡者の姿は誰にも見えなかった
しかし
ふね屋の十二歳の娘おりんにとっては
高熱を発して彼岸に渡りかけて以来
亡者は身近な存在だった―
この屋敷には一体
どんな悪しき因縁がからみついているのだろうか



「ふね屋」には五人の亡者が迷っていた
あかんべえする少女
美男の若侍
婀娜っぽい姐さん
按摩のじいさん
宴席で暴れたおどろ髪の男
亡者と心を通わせていくうちに
おりんは
ふね屋の怪異が三十年前にここで起きた
忌わしい事件に関っていることに気づく
幾重もの因縁の糸はほどかれ
亡者は成仏できるだろうか?
ファンタジーとミステリと
人情味が絶妙に溶け込んだ感動の時代長篇

ストーリー 
ほんつな:新潮社HPより引用
http://spn03162.co.hontsuna.com/article/1813874.html
http://spn03162.co.hontsuna.com/article/1813876.html

いや~
宮部みゆきさんの描く世界って・・・
登場人物の構成がしっかりしていて
ちかもみんな魅力的で
毎回驚かされる

脱帽・・・

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