時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

脳男Ⅲ ~ブックキーパー~(上)

2023-12-08 | 読書
警視庁で開発中の
異常犯罪データベースによって
遠く離れた場所で相次いだ
3件の殺人事件には
すべて拷問の痕があると判明
続いて
愛宕市でも
氷室財閥当主が犠牲者に
異常犯罪のエキスパートとして
現地に急行した
警察庁の若き女性警視・鵜飼縣は
茶屋警部を従えて捜査にあたる
一方
同市の鞍掛署は
秘かに
謎の老人の行方を追っていたが
発見した途端に
鈴木一郎=脳男が現れて妨害する
鞍掛署には
また署をあげての交通事故隠蔽疑惑があり
真相を探ろうとした
茶屋のかつての部下が殺される

WOWOWで
生田斗真さん主演の
「脳男」みたんですよ

そ~いえば
続きって…

検索したら
何と!
2021年に
続編(単行本)
今年の8月
文庫が上下で
発売されてました!
因みに
記念すべき1作目『脳男』は2000年
2作目『脳男Ⅱ 指し手の顔』が7年後の2007年
3作目『脳男Ⅲ ブックキーパー』に至っては
14年後の2021年
世に出ています
スパンの長いシリーズです
と言う事で
脳男Ⅱ 指し手の顔(下)以来
読むのは
実に
10年ぶり

前半読み終わってみたものの
当然のことながら
事件(ピース)が
徐々に繋がりかけている
って事だけは
感じている

入陶大威(いりすたけきみ)こと
鈴木一郎が追っているのは
多分
能判官古代(のうじょうこだい)だろう
鈴木一郎が
追ってるってことは
当然
悪の根源ってことなのでしょう

この輩
平安時代から続く家柄出身で
とてつもない
権力を持っているっぽい
そして
おそらく
上稀に見る
シリアルキラー

この古代って輩が
多分だけど
『脳男』から登場している
精神科医・鷲谷真梨子(わしやまりこ)の家に
盗聴器やら
隠しカメラを
自ら
設置するくらい
執着している
しかも
幼少期から
彼女の事
知ってるらしく
一度
その存在を見失うも
探し出して
今日に至る
って言う状況です
何故
見失ったか!?
その辺りは
鷲谷真梨子と言う名前が
実は
偽名だったってことと
関係ありそうで
後半
読んでみないと
分かりません(汗)

鞍掛署総出で
探されている(追われている)
頭師(ずし)なる老人を
鈴木一郎が
助けた理由も不明です

そうそう
鈴木一郎ばりに
頭脳明晰ですが
経歴不明・年齢不詳
本編の
メインキャラクター
警察庁から
警視庁に出向している
捜査一課与件記録統計分析係・第二分室
鵜飼縣(うかいあがた)警視
魅力的な人物です

今回も
鈴木一郎の登場シーンが
少ないんですよね~
サブタイトル❛脳男❜=鈴木一郎
なのにも関わらず…

鷲谷真梨子
声でなくなってるんだけど
なんでだっけ?
前作『指し手の顔』
鈴木一郎vs藩マーシーの過程で
声出なくなったんだと思うんだけど…
覚えてない

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