時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

なんの味?どんな味?

2006-11-30 | 仏蘭西探訪(20区内)
caféの椅子に腰掛けて
を一杯・・・という光景をよく目にする

caféでなくても
ランチも皆さん外で食される

その場面のみを切り取れば
絵になる風景
かもしれない

しかし・・・

今の時季
枯葉も舞い散れば
枝もまぎれて落ちてくる

実際は
車から排出される多量の排気ガスにまみれながらの
caféを一杯
そして ・・・

聞いてみたい
「排気ガスの味しませんか?」
と・・・

バスを待っていたら
通りの向かい側に馬車を発見
観光客を乗せるのだろう

そこだけみれば
絵になる風景

実際は
2階だて観光バス
循環バス
一般乗用車
ほかにも
こららにに埋もれての観光となる

聞いてみたい
「息吸えますか?」
と・・・

小生には
caféの外で
そして
馬車に乗って観光する勇気は・・・


ない



Cite Universitaire

2006-11-27 | 仏蘭西探訪(20区内)
外界にきて6ヶ月
先月の最終申請を無事通過して
ようやく滞在許可証をこの手にできる日がやって来た

学生ビザがあるにもかかわらす
その上
何故~滞在許可証を申請しなければならないのか
まぁ~決まりだから仕方ない


某区にある
CITE INTERNATIONAL UNIVERSITAIREに出かけた

ここは
スペルから想像できるように
学生が多く住むエリア

意外にも
学生で賑わう雑多なザワザワとした雰囲気ではなく
静かで落ち着いた雰囲気の風景が視界に飛び込んできた

‘勉学に勤しむ’勤勉な学生が集ってます
と言いたげな印象の街



結局
滞在許可証はまだ出来ていないらしく
また1ヶ月後に来るように言われてしまった


カード作るのに何ヶ月かかるんでしょうか・・・
いったい1日に枚作っているの?
お手伝いしましょうか?
っと言いたい気もしますが

‘郷に入っては郷に従え’
ジタバタしてもどうにもならないのがこの外界

Cité Universitaireから
自分の家方面にが通っていることを確認できたし
こうして新しいエリアを散策できた

収穫はあった
これでよしとしよう


街の灯りがとても綺麗ね・・・

2006-11-25 | 仏蘭西探訪(20区内)
この外界では
新年を祝うより
Noëlに力を入れると思っていた小生は

11月に入り
早速
壁一面に設置された某デパートの
イルミネーションの点等を
楽しみにしていた


なかなかこのエリアに
暗くなってから来るチャンスがなく

どうしたものかと思っていたが
ついに




しかし・・・
ここだけなの

街全体が
Noël色に染まるのかと思っていたのに

ド派手な数々の
夜から闇を追い払い
まばゆいばかりのイリュージョンが
と思っていたのに
              



街の明かりが
とても綺麗ね ヨコハマ
ブルーライト ヨコハマ

なんつー歌があったけど(あったんです大昔)
あてはまらないかも

微妙な街・・・

12月になったら
もっとNoëlらしくなるのでしょうか・・・


アンティーク?

2006-11-23 | 仏蘭西探訪(20区内)


毎日のように
何処かしらの通りで
大なり小なり何かしらの
市が開かれているこの外界

つい先日も
とあるメジャーな大通りに
何やら露店ぽい雰囲気の店が立ち並んでいた

絨毯 衣類 宝石 美術品etc.
アンティーク関係の市かいな?



アンティークとは
骨董品 古美術また、そのような趣のあるモノをさす

念頭において
再度 陳列されていた品々を確認・・・



アップした写真はまだ
・・・まだ・・・許せる

しかし
どうみても 1000歩譲っても
‘そのような趣のあること’に
該当しないモノも
しっかり陳列されてたりする

価値観の相違?

感性はひとそれぞれ
自分の尺度で判断してはいかん

己にそう納得させながら
拙者は
静かにその場を立ち去った


情けないσ(-_-;)

2006-11-22 | 徒然
近所の日曜大工用品他を売っているお店のshow windowです
一応Noëlっぽいっしょ(笑☆)

土曜日あたりにもう少しそれらしい写真をアップしたいと思いますので
お待ち下さいませね

毎日授業を受けていて
説明が(・・?と理解できないことが多々あります
フランス語がわからないから勉強しているわけですが

黒板に書く説明とか例文が
明らかに初心者用の書き方(があるのかは知りませんけど)
ではないわけですよ

σ(^_^;)は
日本語に訳してから理解する必要があるわけで
習っていない文法やら単語を書かれても
チンプンカンプンなわけ・・・


宿題も毎日出ます
今日も出たんだけど
いつものとは違うタイプの宿題だったわけです

当然の事ながら
何をやってくればいいのかわかりませんでした

(-_-;)わからん・・・誰ぞに聞かにゃ
と思っておたら

「(配布されたプリントを見て)アタラシイ ブンポウ サガシテ」
と‘二ホンゴ’でS子さんが教えてもらってました


小生も理解した次第です・・・

おいおい・・・
(;^_^)σ「アタラシイ ブンポウヲ サガシテ」



韓国の人に
日本語で通訳して貰ってるσ(^_^;)達って・・・
かなり最悪だと思った次第です

日本人=阿保
と思われたら
それはσ(^^;) の責任かもしれません・・・

日本の皆さん面目ない!

って
なんで
こんなに
喋れないわけ?
理解できないわけ?

我ながら
ほんと・・・やになる


<本日のPHOTO> 18/11/2006
セーヌ川沿いの夜
Noël用show window

2006-11-20 | 仏蘭西探訪(20区内)


外界の通りを歩いていたら
美しく飾られたshow windowが視界に飛び込んできた

どうやら
造花で有名なshopらしい

EMILIO ROBBA

自宅のPCで検索してみたところ
アートフラワーのプロデューサーとして著名な人物で
‘花の彫刻家’と呼ばれておられるとのこと


      
華道で活ける花は
みな死んだ花
その花々を活けて
美を表現するなんてナンセンス

と言う人もいれば

作りモノの花で
生花がもつ美以上のモノを表現できるというのか

作りモノの花が
自然に存在する花以上に
美しいはずはない

と言う人もいる



風水的に
造花は
『命を持たないもの』としてよろしくない

と聞いたこともある

色々な考えがあるけれど

自然の一部を切り取って
計算された(=人工的な)
偽自然美

たとえば
日本的な花々を
無機質な空間
或いは
環境や文化の違う空間と
ジョイントさせることによって出来上がる人工美も
それはそれで
‘あり’のような気がする



華道においても
また然り

切り取られた花々が
滅びゆく幽玄を表現するという
意味においては
それもまた
ひとつの‘美’なのではないだろうか

そう言えば
我が家の玄関先にも
似たような造花が飾られていたっけ・・・

あれは
EMILIO ROBBAの作品だったのか?

興味のある方は
http://www.emiliorobba.com/
をどうぞ!(公式サイトです)
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バベル

2006-11-19 | 映画


を見た

旧約聖書に出てくる人間の愚かさを象徴した
「バベルの塔」をモチーフにした作品で
‘コミュニケーションの壁’がテーマになっているとのこと
主演はブラッド・ピット

小生には
別の意味で‘コミュニケーションの壁’を痛感した作品
字幕が仏語で音声が英語・アラビア語・スペイン語に手話・・・


サンディゴ・メキシコ・モロッコ・日本を舞台に
それぞれの国で独立したストーリーが展開するのだが
実は繋がりがあるらしい

モロッコ
ブラピ夫妻が
観光バスに揺られている最中
妻のケイトが銃で左肩を撃たれる発砲事件に巻き込まれる
その銃を発砲したのは、羊(山羊?)飼いの少年達(兄弟の弟の方)なのだが
彼は、自分が発砲したことによって人を傷つけたという‘罪’の意識がない

そもそも
銃がどういうものであるかということすら理解しないまま
大人から手渡された感があり
これは、正しく理解しないまま広島や長崎に投下された原爆を彷彿させる
(あくまでも個人的見解です)


バベルの塔(The Towar of Babel)1563年/ウィーン美術史美術館

日本
その銃を少年の生活にもたらしたのが役所広司演じる日本人
モロッコにハンティングに行った際
同行したガイドに感謝の意を込めて譲ったのだ
悪意を持って渡したのではないが
結果悲劇を呼び起こしてしまう

「銃をガイドに渡したことが罪になるのですか?」
と刑事に質問する彼・・・
彼自身、銃を発砲した少年同様‘罪’の意識はない

そして
銃で撃たれるのが銃の象徴でもある大国アメリカ(ここでは銃の発祥という印象)
の人間というのも皮肉な展開だと思った
‘自分で自分の首を絞める’とか‘因果応報’とでも言うのか・・・

サンディエゴそしてメキシコ
ブラピ夫妻の子供達の面倒をみているメキシコ人女性が
後半、子供達を荒野に置き去りにするのだが
置き去りにするという‘罪’の意識はない

自ら荒地を孤独にさ迷う彼女の姿は
バベルの塔崩壊後
共通言語を失った愚かな人間達が世界中に散らばっていく様を彷彿させた

再びモロッコ
自分の息子がアメリカ人を撃ってしまった事実を知った父親が
子供達をつれて逃げようとするが
兄が警官に足を撃たれてしまう
それを見た弟は、自覚を持って警官に発砲する

その後
兄は再度逃げようとして警官に撃たれ死んでしまう
この時、初めて弟は
‘銃を撃つ事’がどういうことなのか
自分が起してしまった
‘罪’が何だったのかを兄の死を体験することによって
理解することになる
そして
自らその‘銃’を叩き壊し‘罪’を認識した彼は自ら警官の前に進みでる
このシーンも象徴的



再び日本
今どきの日本人?
それを誇張すかのごとく
特異な思春期を迎えているチエコ(菊池凛子)というキャラクターが
かなりきわどく描かれている

ここでは
‘コミュニケーションの壁’を‘聾唖’というとらえ方をして表現されている
(お断り:聾唖の方がコミュニケーションできないと言っているのではないです)

日本のシーンを見た外国人に
『今の日本人女性は性に対してのモラルがないんだ!』
と勘違いされやしないかと不安になってしまったが

その反面
日本人では、描きたくても描けない心理&真理を
くやしいけれど、ストレートに表現しているような気がする

凛子と話をした刑事が(色々あるんです)
居酒屋で独り冷酒を飲みながら自分を取り戻そうとする場面
そしてそのシーンの背景に
妻ケイトが病院を無事退院するシーンが流れるところも深い・・・


このシーンの刑事の心情が外国人に理解できるんだろうか(・・?
ともかく
映画を見終わって(日本人である自分が)非常に不快感を持ったパートでもある


役所広司が全裸の娘(菊池凛子)を高層マンションの最上階にあるベランダで
抱きしめるシーンがある
全裸というのも意図があるんだろう・・・



カメラが後方に引いていくにしたがって
東京の夜の眩しいばかりの光を背景に高層マンションや
高層ビル郡がその全貌を現す

それらはまさしく
現代に甦った‘バベルの塔’


最後になって申し訳ありませぬが
ネタバレっぽくなってしまいましかね・・・




今日のテーマ曲

2006-11-17 | 徒然


終着駅
           歌手:奥村チヨ/作詞:千家和也/作曲:浜圭介

落葉の舞い散る 停車場は

悲しい女の 吹きだまり

だから今日もひとり 明日もひとり

涙を捨てにくる



真冬に素足は 冷たかろう

大きな荷物は 重たかろう

なのに今日もひとり 明日もひとり

過去から逃げてくる
                               


藤圭子さんが唄っていたと思ったら違ってました

今日は一日

♪~落葉の舞い散る 停車場は
悲しい女の 吹きだまり
なのに今日もひとり 明日もひとり
過去から逃げてくる~♪


が頭の中でリピートしてます

これを読んだ
貴方の頭の中にも
もうこの曲がインプットされました

フフフ

ソラノイロ

2006-11-16 | 徒然

(11/12/2006 17:36)

ちかごろ
時間差攻撃で
空を撮影するのが
マイブームになっている

撮影機器は
たいてい携帯903SH
 

(11/9/2006 14:42)


素人なので
専門的なことは解からないが

同じ時間帯に
同じ場所から
同じ設定で撮影しても
色見がまったく違った画像になることがある


(11/10/2006 17:11)  

それに
肉眼で見るソラノイロと
カメラが捉えるソラノイロは
どうしてこんなに違うんだろう

朝の一時
昼のひと時

夕暮れどきや
宵闇せまる月明かりのよる

ふと空を眺めるのも
面白いかも

そうそう
月を眺めるのも面白い

日本で暮していた頃
よくお月さんの姿を探す自分がいた

それに
気がつくと
自分がお月さんに
見られているような
そんな気がするときもあった

そう言えば
外界では
そんなこともなくなったな~

数日間は…

2006-11-14 | 徒然
今日はPhonétique(発音矯正)の試験でした
ほんとに短いフランス語を10フレーズ自分で喋り
それを録音したものを
先生が採点するみたいです

自分の名前を録音してくるの忘れたんだけど
どうなるんでしょうね・・・
いつ自分の名前を言え
~なんて言ったんだろう?

とにかく
一時間ほど早く授業が終わり帰宅したところです



帰宅後の日課
必ず部屋の雑巾がけ(水拭き)を済ませ
残っていたエビチリ・ベーコンとあらゆる野菜を使って
カレーを作ってみました
デザートは、みかん!

カレールーの量が多すぎたみたいで
かなり・・・濃厚な感じです(笑)
そして
今週一週間の夕飯メニューはカレー◎◎と決定!
明日は、カレーうどんですね(笑)