人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

 競馬惨敗…平田&安田天晴れ!

2024-09-22 18:03:16 | Weblog

 まずはサッカー。今夏、イングランドのブライトン女子チームに移籍したなでしこジャパンFW清家貴子がウィメンズ・スーパーリーグ(イングランド女子1部)の開幕戦でスタメン出場を果たすと、”リーグ史上初”となるデビュー戦でのハットトリックを達成した。エバートンとのリーグ開幕戦で清家は前半29分に先制ゴールを決めると、後半11分にも追加点を奪取。そして同30分、強烈な右足シュートをニアサイド上に突き刺してハットトリックを達成。チームも4-0で勝利した。清家は2023-24シーズン、日本プロサッカーでの新記録となる10試合連続ゴールを含む20得点で得点王に輝き、ベストイレブンに選出され、文句なしのMVPも受賞した。なでしこのエースストライカーのさらなる飛躍に期待する。

 今日も大谷。ドジャースの大谷翔平が今日のロッキーズ戦で今季53個目となる盗塁を成功させた。これで大谷は30連続盗塁成功となり、盗塁成功率は93%(53盗塁、失敗4)にまで達している。イチローが、2001年にメジャー1年目にして首位打者と盗塁王、MVPを獲得した当時に打ち立てた日本人メジャーリーガーの最多盗塁は「56」であり、そのレジェンドの盗塁記録すら視界に入ってきた。イチローの記録を破ったら凄いな!
 
 次はゴルフ。国内男子ツアー《パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ》最終日。僕の予想通り平田憲聖が通算25アンダーで今季4勝目を挙げた。2位から出て、ボギーなしの7バーディ「65」で回り、首位との2打差を逆転した。韓国で開催された2週前の《シンハン ドンヘ オープン》以来となるツアー通算6勝目。今季獲得賞金は1億114万9029円で“大台”を突破、賞金ランクは後続に約3400万円差をつけて1位快走状態となった。直近7戦4勝の絶好調で、大阪府吹田市生まれの平田にとって地元関西で初めての優勝となった。首位から出た清水大成は3バーディ、1ボギーの「70」で回り、通算22アンダー2位。阿久津未来也が通算21アンダー3位。吉田泰基、小木曽喬、坂本雄介、勝俣陵の4人が通算19アンダー4位に並んだ。小平智が12アンダー26位、池田勇太が11アンダー31位、金谷拓実は9アンダー40位。石川遼は「72」とスコアを伸ばせずに6アンダー48位で大会を終えた。自信というのはどんなテクニックよりも凄い。どこまで勝つか

国内女子ツアー《ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン》最終日。プロ5年目の23歳、安田祐香が通算9アンダーでツアー初優勝を飾った。悪天候によるコースコンディション不良のため、3日間大会の競技成立に必要な最少ホール数27ホールに短縮され、同一の9ホールプレーとなった最終ラウンドで、後続を1打リードして単独首位からスタート。4バーディ、2ボギーの「34」で回り、3打差をつける通算9アンダーて逃げ切った。アマチュア時代は兵庫・滝川第二高の同級生で、7月のメジャー《アムンディエビアン選手権》に優勝した古江彩佳とともに注目を集めた。ツアートップ10が4回、2019年の“女子アマ世界一決定戦”《オーガスタナショナル女子アマ》では3位の実績を残した。アマ時代から通算6度目の最終日最終組で回り、待望の初タイトルを手にした。6アンダーの2位に今季8度目のトップ10となるベテラン藤田さいき、今季2勝の岩井千怜、1打差を追って最終組を回った渡邉彩香。史上初の2週連続の大会連覇に挑んだ岩井明愛、メルセデスランキング1位の竹田麗央は4アンダー6位。また「セクシークイーン」の愛称を持つ33歳のアン・シネ(韓国)が1オーバー28位に終わり、今大会限りでの引退を表明した。前述のようにアマチュア時代を考えれば遅すぎる優勝。それも短縮試合。ただ優勝は優勝である。男子の平田がそうだったように、この優勝で安田が大きく飛躍する可能性はある。同級生の古江、西村、吉田はひと足先に世界の舞台で活躍しているし、安田の今後に注目する!

 米国女子ツアー《クローガー・クイーンシティ選手権》3日目。首位から出たアタヤ・ティティクル(タイ)が「68」でプレーし、通算16アンダーに伸ばしてその座を堅守。1打差だった後続とのリードを2打に広げ、6月のペア戦《ダウ選手権》に続く今季2勝目に王手をかけた。通算14アンダーの2位に、8月《AIG女子オープン(全英女子)》に続く出場2連勝のかかるリディア・コー(ニュージーランド)。通算13アンダーの3位にツアー未勝利のリュー・ヤン(中国)。通算12アンダーの4位に、2試合連続優勝がかかるユ・ヘラン(韓国)とアルベイン・バレンズエラ(スイス)が続く。5人が決勝ラウンドに進んだ日本勢は、笹生優花が通算9アンダーの19位で最上位につける。23位から6バーディ、3ボギーの「69」でプレー。カットライン上の64位で通過した西郷真央は6バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「69」で回り、通算4アンダーの47位に浮上。初日83位の出遅れから着々と浮上を遂げている。通算3アンダーの58位に「71」でプレーした渋野日向子。通算1アンダーの67位に畑岡奈紗と勝みなみが続いた。少しでも上位目指してみんな頑張れ!

 

今日の重賞。中京11Rで行われた【第72回神戸新聞杯】は、浜中俊騎乗の2番人気メイショウタバル(牡・石橋守厩舎)が大外枠から果敢に先手を奪い後続を引き離すと、後続の追撃をしぶとくしのぎ切って勝利。春は【毎日杯】こそ制したものの【皐月賞】17着、【日本ダービー】は無念の出走取消となったが、本来の走りを見せて2つ目の重賞タイトルを獲得した。タイムは2分11秒8。1/2馬身差の2着に好位から追い上げたジューンテイク(3番人気)、さらに2馬身差の3着には後方から追い込んだショウナンラプンタ(4番人気)が入り、上位3頭が【菊花賞】の優先出走権を獲得した。

 勝ったメイショウタバルは馬場が味方したとはいえ強い勝ち方だった。浜中もスムーズにハナにたったが、そこで勝負ありであった。あの形になれば本当強いが、問題は同型がいる場合。番手でこの競馬ができれば、相当勝ち星が上がると思う。2着ジューンテイクも負けて強しの内容。次に向けていい競馬で、期待が持てる内容だった。3着ショウナンラプンタは春と比べて折り合いがついて、リズム良く走っていた。内から上がって行く形は京都の坂が2回ある3000mに向けて収穫の多い走りだった。5着メリオーレムは最後伸びを欠いた。やはり馬場か。僕本命の8着ヤマニンステラータはあの位置では…。これからもっと強くなると思う。
 メイショウタバルは、父ゴールドシップ、母メイショウツバクロ(母父フレンチデピュティ)という血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は松本好雄氏。通算成績は11戦4勝。重賞は今年の【毎日杯】に次いで2勝目。石橋守調教師、浜中俊ともに【神戸新聞杯】は初勝利となった。

 一方、中山11Rで行われた【第70回産経賞オールカマー】は、C・ルメール騎乗の1番人気レーベンスティール(牡4歳・田中博康厩舎)が好スタートから折り合いをつけながら好位を追走すると、直線で内から狭いスペースをこじ開けて逃げ粘るアウスヴァール(10番人気)を半馬身差差し切って【エプソムC】から重賞連勝。GI取りへ好発進を決めるとともに、【天皇賞・秋】の優先出走権を獲得した。C・ルメールは同レース連覇達成で、【京成杯AH】(アスコリピチェーノ)、【セントライト記念】(アーバンシック)に続く3週連続のJRA重賞制覇。タイムは2分11秒8。2着からさらに半馬身差遅れた3着にリカンカブール(12番人気)が入った。
 勝ったレーベンスティールだが、苦しい展開であったものの力で捻じ伏せた勝利だった。ルメールが「GIレベルに行けます」といっているのだから、間違いないだろう。2着アウスヴァールは“あわや”という見せ場作ったが、勝ち馬がちょっと強すぎた。田辺としてもできることはすべてやったレースだった。3着リカンカブールも積極的な競馬で好走。津村のナイス騎乗だった。惜しかったのは5着アルビージャ。4コーナーで外に出さず、内を突いていれば…。

 勝ったレーベンスティールは、父リアルスティール、母トウカイライフ(母父トウカイテイオー)という血統。北海道日高町・広富牧場の生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は10戦5勝(うち海外1戦0勝)。重賞は2023年【セントライト記念】、今年の【エプソムC】に次いで3勝目。田中博康調教師は23年ローシャムパークに次いで【産経賞オールカマー】2勝目、C・ルメールは18年レイデオロ、23年ローシャムパークに次いで3勝目となった。

 

 

最後にもうひとつ競馬の話題。先日、9/25船橋競馬場で行われる【日本テレビ盃】(Jpn2、1800mダート)の選定馬(出走予定馬最終発表)と補欠馬を発表されたが、注目はなんといってもウシュバテソーロ(牡7、高木)とデルマソトガケ(牡4・音無)。ウシュバテソーロは3月の【ドバイワールドC】2着以来のレース。川田とのコンビで昨年に続く連覇がかかる。デルマソトガケは【ドバイワールドC】6着以来のレース。昨年は【ケンタッキーダービー】6着から【BCクラシック】に直行したが、今年はここをステップに本番へ向かうプランになっている。鞍上はルメール。2頭はともに【BCクラシック】の有力馬で、昨年はウシュバテソーロが5着、デルマソトガケが2着だった。先日、主催者のホームページで発表された最新の「BCクラシック・ランキング」(世界中の関係者、識者の投票によるランキング)には日本馬3頭がトップ10にランクイン。フォーエバーヤングが3位、ウシュバテソーロが7位、デルマソトガケが9位だった。ダートの世界最高峰を狙う日本の古馬2頭が船橋で激突。日本だけでなく、世界の競馬関係者も注目する一戦を刮目せよ!

 

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大谷、大の里天晴れ! 神戸新聞杯は大穴狙い!

2024-09-21 20:11:17 | Weblog

 ドジャースの大谷翔平は今日のロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5回に52号2ランを放った。7回には52盗塁を決め、前人未到の「52本塁打&52盗塁(52-52)」を達成した。これで52本塁打、122打点となり、リーグ2冠を独走しているが、チーム内の打撃成績ではとんでもないことになっている。試合前まで打率.2938はベッツ(打率.2942)に次いで4毛差のチーム2位だったが、この日の固め打ちで打率.297に上昇。3打数無安打だったベッツは打率.292となり、大谷はチームトップに躍り出た。52本塁打、122打点、52盗塁、OPS1.013はもちろん、125得点、出塁率.378、長打率.635は軒並みトップ。179安打、34二塁打、7三塁打、77四球、93長打、383塁打、10敬遠もチームトップだ。5犠飛はチーム4位だが、それを除けば、ほぼ全成績でトップとなっている。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、打点が公式記録になった1920年以降、2試合で9安打12打点以上を記録するのは初めての快挙らしい。これでこの日を含めて残り9試合で「54―54」ペースとなったが、どこまで伸ばせるか…。「55-55」も本当に夢じゃなくなった!

 大相撲秋場所14日目、関脇・大の里(24・二所ノ関部屋)が大関・豊昇龍(25・立浪部屋)を破って13勝目を挙げ2場所ぶり2度目の優勝を決めた。これで大関昇進目安とされる3場所合計33勝を上回る34勝目。初土俵から所要9場所での史上最速大関昇進は確実で、優勝で快挙に花を添えた。新入幕から所要5場所で2度目の優勝を果たすのは、栃木山の7場所を上回る史上最速となった。前日、日本相撲協会に引退届を提出し、年寄「湊川」を襲名した元大関の関脇・貴景勝はこの日、引退を決断した理由について「燃え尽きました」と説明し、「横綱を目指し、手をいっぱい伸ばしたんですけど、届きませんでした」と涙を浮かべる場面もあったが、その代わりを大の里が務めるかもしれない。

 ゴルフの話題。国内男子ツアー《パナソニックオープン豪負チャンピオンシップ》3日目。プロ4年目でツアー未勝利の25歳、清水大成が通算20アンダーの単独首位に浮上した。5位から出て、後半インで2イーグルを奪うなど、この日のベストスコアタイ「64」で後続に2打差をつけた。今季3勝で賞金ランキング1位の平田憲聖は2日連続ボギーフリーの「68」で18アンダーとしたが、首位から2位に後退。プロ7年目で未勝利の坂本雄介が14位から出て、清水と同じ「64」をマーク、阿久津未来也と並ぶ17アンダー3位に浮上した。 首位タイから出た勝俣陵は「70」と伸ばしきれず、16アンダー5位に後退した。この日、17番でホールインワンを達成した宇喜多飛翔は9アンダーで池田勇太、金谷拓実らと並ぶ29位。石川遼はパープレー「72」で6アンダー52位にいる。流れは平田か…。2日、ノーボギーというのが良い。また勝ち運もあるし…。清水も頑張れ!

米国女子ツアー《クローガー・クイーンシティ選手権》2日目。2位から出たアタヤ・ティティクル(タイ)が7バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算12アンダーの単独首位に浮上した。6月《ダウ選手権》に続く今季2勝目に前進して週末に向かう。通算11アンダーの2位に、8月のメジャー最終戦《AIG女子オープン(全英女子)》を制して以来の出場となるリディア・コー(ニュージーランド)が4位から浮上。1イーグル、4バーディのプレーで首位に迫った。8人が出場する日本勢では、83位から出た笹生優花が2イーグル4バーディ、1ボギーの「65」をマークし、通算6アンダーの23位にジャンプアップ。3試合連続で予選落ち中の流れを断ち切り、首位に6打差で決勝ラウンドに進んだ。通算2アンダーの52位に渋野日向子と勝みな。渋野も83位から「69」と3つ伸ばし、7月《CPKC女子オープン》以来となる週末へ。勝は26位スタートから「73」とスコアを落として後退した。畑岡奈紗と西郷真央はともに「70」で回り、カットライン上の通算1アンダー64位で決勝に滑り込んだ。西村優菜は通算2オーバーの98位で、米ツアー6試合連続の予選落ち。吉田優利は通算4オーバーの117位、稲見萌寧は通算8オーバーの134位に終わった。これまでの米国ツアーではなでしこたちの活躍が目立ったが、今大会はちょっと不調。今日の笹生は別にして1ホールで大叩きが目立つ。ただまだ2日あるので、予選と通った5選手には少しでも上位を狙ってほしい。

 

明日の予想。まずは中山メイン【オールカマー】。本命は5番ステラヴェローチェ。4番レーベンスティールが強いのは承知だが、ポカがあるのも確か。ステラヴェローチェは重馬場も時計に早い馬場も大丈夫。中山では【皐月賞】3着、【有馬記念】4着がある。特に【有馬記念】はデムーロが上手く乗っていれば、エフフォーリアともう少し際どい争いになっていた。ここは典さんの手腕にも期待。相手は1,4,11,12,15番。中京メイン【神戸新聞杯】は大穴狙いと行く。本命は8番ヤマニンステラータ。前走は相手が弱っただけなのかもしれないが、勝ち方が圧巻。先行抜け出した人気馬を直線で差し切った。今回と同じ条件だし、鞍上も一緒。買う価値はある。相手は広く1,5,6,10,12,14,15番。

 

 上手いこと嵌んないかな!?

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オオタニサーン スッゴーイ!

2024-09-20 19:01:55 | Weblog

まさに漫画である。ドジャース・大谷翔平が今日のマーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場し、自身初となる3打席連続の51号を放った。「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成直後の一発。6打数6安打で自己最多10打点の大暴れに球場が騒然となった。10打点はドジャース史上初の快挙であった。この日の大谷は初回の第1打席でマーリンズの先発のカブレラのチェンジアップを捉え、右翼フェンスに直撃の二塁打。惜しくも49号とはいかなかったが、4番スミスの打席で2戦連続盗塁を決めた。さらに2回2死一、二塁の第2打席では右適時打でそのあとこの日2個目となる二盗を決めた。勢いは止まらず、3回2死一、三塁の第3打席では左中間へ2点二塁打。大谷は三塁を狙ってアウトになったが、打点王争いではブルワーズのアダメスを突き放した(もしこれが三塁打になっていたらこの日サイクルヒットになっていた)。3打数3安打で迎えた6回1死二塁の第4打席では遂に内角低めのスライダーを捉えた。打った瞬間本塁打とわかる当たりの49号だった。そして7回2死三塁の第5打席は、ナックルカーブを左翼席への一発。それは歴史に残る「50-50」を達成した瞬間だった。大谷はベンチへ戻ってロバーツ監督とハグを交わした。敵地にも関わらずファンは総立ち。大谷はヘルメットを取って一礼した。この本塁打によって2005年の松井秀喜が記録した日本人最多116打点も抜いた。ただこの日の大谷の勢いは止まらなかった。9回2死の第6打席で51号を右中間席に叩き込んだ。「50-50」どころか一気に「51-51」の達成である。今日の2盗塁で、盗塁でもイチローが2001年に記録した日本人最多56盗塁に残り5と迫った。この怪物は一体どこまで記録を伸ばすのか。

今日開幕した国内女子ゴルフツアー《ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン》終了後に第2回リランキングが実施される。今大会終了後のリランキング上位者は今季残り6試合(《日本女子オープン》、《TOTOジャパンクラシック》、《JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ》は除く)に出場が可能。ちなみに30位前後がその目安となっている。今季のリランキング対象者の選手の中で、優勝した臼井麗香、新垣比菜、大里桃子、河本結は来年の出場権を確保。暫定リランキング1位の堀琴音、同2位の鶴岡果恋、同3位の小林光希、同4位の脇元華、同5位の小林夢果など、上位に名を連ねる今季好調の選手たちも終盤戦の出場権をほぼ確定させている。そしてここで注目なのが、今シーズンランキング147位からスタートさせた政田夢乃。第1回リランキングを突破したあと、後半戦も夏場の《NEC軽井沢72ゴルフ》で2位タイ、《ニトリレディス》で4位タイ、《ゴルフ5レディス》で8位タイと大躍進。ツアー13試合の出場ながら14位まで順位を上げている。また104位の菅楓華も《ゴルフ5レディス》と《住友生命Vitalityレディス 東海クラシック》で8位タイに入り、リランキング18位まで上昇し、第2回リランキングもほぼ確実としている。その一方で、この試合が正念場となるのがベテラン2人。1人は暫定リランキング33位につけている45歳の李知姫。ツアー通算23勝の李だが、22年にシードを喪失してからはQTからのツアー参戦を続けている。ただ今季は23試合に出場して14回の予選落ちと不振から脱し切れていない。目標でもあるシード復帰のためにも、上位フィニッシュして終盤戦の出場権は確保しておきたいところだ。また、横峯さくらも暫定リランキング40位とガケっぷち。今季は前半戦で10試合予選落ちもあったが、夏場以降、着実に予選を通過してポイントを積み上げている。結果によってはリランキング突破が見えてくる。終盤戦出場を賭けたみちのくの一戦で、どのようなドラマが生まれるのか楽しみだ。

 先週の【セントライト記念】でアーバンシック(牡3歳・武井亮厩舎、父スワーヴリチャード)とのコンビで勝利を挙げたC・ルメール。現在120勝で全国リーディング1位を快走しており、秋も数々の記録達成が期待される。【スプリンターズS】を勝てば歴代単独最多の3勝目、【秋華賞】を勝てば武豊、岩田康誠と並ぶ最多タイ3勝目、【エリザベス女王杯】を勝てば武豊と並ぶ最多タイ4勝目、【ジャパンC】を勝てば、歴代単独最多の5勝目、【阪神JF】を勝てば、福永祐一と並んで最多タイの3勝目、【有馬記念】を勝てば池添謙一、武豊と並ぶ最多タイ4勝目、【ホープフルS】を勝てば、G1昇格後では歴代単独最多2勝目となる。また【菊花賞】を勝てばクラシック12勝目で、福永祐一元と並んで2位タイ(最多は武豊で22勝)。秋のG1で唯一勝っていないのが【朝日杯FS】。勝てば福永祐一、ミルコ・デムーロ、川田将雅に続く史上4人目の2歳G1完全制覇となる。なお、他の2歳G1で【阪神JF】では2勝(15年メジャーエンブレム、16年ソウルスターリング)、G1昇格後の【ホープフルS】は1勝(23年レガレイラ)。これまで【朝日杯FS】は13回騎乗し、08年のフィフスペトルの2着が最高着順。ちなみに勝てば秋G1は全制覇(春のG1は【高松宮記念】、【大阪杯】が未勝利)となる。そして現在勝利数はJRA通算1918勝で、藤田伸二と並ぶ歴代10位タイ。あと1勝すれば、単独10位となる。ルメールから目が離せない!

 明日の予想。中山メイン【ながつきS】は11番ジュンウィンダム。前走は馬体が成長しての快勝。上積みもあるし、昇級戦のここも面白い。相手は1,6,7,8,12,14番。中京メイン【伊賀S】は1番テイエムリステッド。3歳馬ながら56㌔はその実力が認められた証拠。正直前走が物足りない結果だったが、3着には6馬身差の差をつけているのだから気にすることないだろう。相手は2,3,5,10番と絞る。

 

今週は一口馬の出走がない。馬券を楽しむ!

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2着がぬけて…一口馬も惨敗!

2024-09-15 18:24:15 | Weblog

 まずはゴルフから。国内シニアメジャー《日本シニアオープン》最終日。踊るような変則スイングと「虎さん」の愛称で親しまれたチェ・ホソン(韓国・50歳)がシニアゴルファー日本一に輝いた。3人が並ぶ首位タイスタートから3バーディ、1ボギーの「69」で回って通算9アンダーで抜け出した。日本のレギュラーツアーで3勝を挙げているが、シニアツアー参戦1年目の初タイトルは、初日からトップを守る完全優勝で飾った。チェとともに首位から出たI.J.ジャン(韓国)が8アンダー2位。同じく首位から出た横尾は7アンダー3位で続いた。賞金ランキング1位の片山晋呉は3バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「72」と今週初のオーバーパーでトータル5アンダー5位。史上5人目となる《日本オープン》との2冠はならなかった。 前年覇者の藤田寛之は週末に「69」を並べて3アンダー7位。今季2勝の宮本勝昌はイーブンパー10位で終えた。後半にきて、いちばんステディなゴルフを展開したのが虎さんだった。そして一番パターが入ったのも虎さんだった。見事なゴルフでした!それにしても最近片山は後半崩れるなぁ。
 国内女子ツアー《住友生命Vitality レディス東海クラシック》最終日。前年覇者の岩井明愛が4打差をひっくり返して逆転優勝を挙げた。3位から出た最終日は無傷の8バーディ「64」でプレーし、通算16アンダー。1993、94年の服部道子以来30年ぶりとなる大会連覇を成し遂げた。6月《ニチレイレディス》以来の今季3勝目、ツアー通算6勝目。首位スタートの山下美夢有は3バーディ「69」で15アンダー。7月《大東建託・いい部屋ネットレディス》、9月《日本女子プロ》から出場3試合連続の2位であり、これは2023年の小祝さくら以来4人目、歴代2位の記録(1位は15年イ・ボミの4試合連続)。また、シーズン7度目の2位も20-21年シーズンの西郷真央以来の4人目、歴代2位となった(1位は1989年涂阿玉の8回)。今季1勝の天本ハルカが4バーディ、1ボギー「68」で11アンダー3位。小祝さくらが「65」で10アンダー4位。柏原明日架が「68」で小林光希と並び9アンダー5位に入った。米ツアー1勝の宮里美香が3バーディ、1ボギー「70」で8アンダー7位。2位から出た19歳ルーキーの菅楓華は1バーディ、4ボギー「75」で新垣比菜、泉田琴菜と並ぶ7アンダー8位で大会を終えた。米ツアーメンバーで21年大会覇者の古江彩佳は1バーディ、2ボギー「73」、3週連続優勝を狙った竹田麗央は3バーディ「69」で5アンダー17位に並んだ。まさかの結果、山下が逆転されるとは…。まぁ最終日3バーディは少なすぎ。それに嵌った時の岩井姉妹は凄い!

国内男子ツアー《ANAオープン》最終日。3打差3位から出た岩崎亜久竜が1イーグル6バーディ、1ダブルボギーの「66」でプレーし、通算20アンダーで逆転優勝。昨年《日本オープン》以来となるツアー2勝目をあげた。 首位スタートの永野竜太郎は2バーディ、1ボギーの「71」と伸ばしきれず、通算18アンダーで金子駆大と並ぶ2位フィニッシュ。悲願の初優勝には届かなかった。2位から出たショーン・ノリス(南アフリカ)は「70」でプレーし、今平周吾、大岩龍一と並んで通算17アンダー4位。池田勇太が通算7アンダー36位。3週連続優勝がかかっていた賞金ランキング1位の平田憲聖は石川遼らと並ぶ通算6アンダー44位で大会を終えた。死後はメジャー勝利者とツアー未勝利の差。山下同様、最終日1アンダーでは優勝できない。これを糧に…頑張れ永野!

 

今日の重賞を振り返る。中京11Rで行われた【第42回ローズS】は、川田将雅騎乗の2番人気クイーンズウォーク(中内田充正厩舎)が中団馬群で脚をためると、直線で馬場の真ん中から豪快に突き抜けV。2つ目の重賞タイトルを手にし、ラスト1冠へ堂々と名乗りをあげた。タイムは1分59秒9。1馬身半差の2着には好位追走のチェレスタ(7番人気)、さらにアタマ差遅れた3着には僕が本命に推したセキトバイースト(11番人気)が逃げ粘った。上位3頭は【秋華賞】の優先出走権を獲得した。初の牝馬限定戦となった1番人気のレガレイラは最後方から直線で追い込むも5着までだった。

勝ったクイーンズウォークはまだ良くなる余地を残しての状態だったが、川田の従順に上手に競馬をしていた。馬体重は変わらなかったが春よりしっかりしているように思えた。良い勝ち方で逢ったのは間違いなく、【秋華賞】も有望な一頭だが、なんか強調できない感じはある。2着チェレスタは完ぺきに走った。ただ今日は1頭強い馬がいた。3着セキトバイーストは積極的な逃げ。正直“嵌った”と思ったが…。これだけ走る素質はあるが【秋華賞】は距離が長いか…。5着レガレイラは負けて強しの内容。中京であの位置では難しい。いい休み明けの前哨戦だった。一

クイーンズウォークは、父キズナ、母ウェイヴェルアベニュー(母父Harlington)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は6戦3勝。重賞は今年の【クイーンC】に次いで2勝目。中内田充正調教師は2019年ダノンファンタジー、20年リアアメリア、22年アートハウスに次いで【ローズS】4勝目、川田は08年マイネレーツェル、19年ダノンファンタジー、20年リアアメリア、22年アートハウスに次いで5勝目となった。二人とも【ローズS】勝ちすぎ!

この【ローズS】を含めた「WIN5」は1億768万4230円の高額配当となった。今年の億超えは2/11の「2億5179万7070円」(的中票数2票)、5/12の「4億4605万7430円」(1票)、8/25の「1億5189万5210円」(3票)に続く4回目。的中票数は4票だった。1レース目の中山9Rは1番人気のエコロアレスが順当に勝ち上がったものの、続く2レース目の中京10Rで12番人気の伏兵ペイシャフラワーが永島まなみ騎乗で逃げ切り。3レース目の中山10Rではさらに人気薄のブービー14番人気、単勝万馬券(160.6倍)の超伏兵ギャラクシーナイトが勝利を収め、この大駆けで残り票数が一気に2万7594票から182票まで激減した。4レース目の中京11R・【ローズS】では単勝1.7倍のレガレイラが5着に敗れ、勝ったのは2番人気クイーンズウォーク。最後の5レース目だった中山11Rでは1番人気のアウトレンジが勝ったものの、前半の〝お釣り〟が効いて1億の大台でフィニッシュとなった。的中馬番は「12」→「2」→「11」→「2」→「11」。「1」と「2」だけの数字で億到達となった。ちなみにWIN5史上1位の払戻金は2021年3月14日に記録された5億5444万6060円(的中票数1票)で、該当5レースの勝ち馬の人気は4→4→10→8→3番人気だった。

 

明日の予想。【ローズS】は2着馬がヌケてしまった。11番人気の本命は馬券になったので中山メイン【セントライト記念】も穴狙いと行く。4番ルカランフィーストでなんとかならないか。鞍上の横山武は1番アーバンシックをルメールに取られてのこことなるが、中山の芝重賞はワンランク上の騎乗を魅せる。馬場悪化も好都合で、内から抜け出すはず。相手は1,6,8,9,10,12番。中京メイン【アニバーサリーS】は5番ヘニータイフーン。勝ち切る力はないが崩れる走る堅実さはある。2番の馬がとんでもなく強い馬ならあきらめるが、他の馬とは好勝負必至。相手は2,3,10,12,13,16番。

 今日の一口馬はなんと2頭とも最下位。まずは新馬セレジェイラが中京5R【2歳新馬】(2000m芝)に西村淳騎乗で出走して9着となった。鞍上の西村淳は「スタートしてから4コーナーまでは良かったのですが、そこから急に喉の音が気になり、直線ではもう手応えが残っていませんでした。追い切りの感じだと距離はこのくらいでいいと思ったのですが、いざ競馬に行くと印象がまったく違って…。いいレースができるはずと僕も期待していたのですが、このような結果となり申し訳ありません」とのこと。管理する西村調教師、も「ジョッキーの進言もあって今回は2000m戦に使わせていただきましたが、どうも途中から喉が気になっていたとのことでした。体力もついてきて楽しみにしていたのですが、いい競馬とならず本当に申し訳ありませんでした。この後はいったん放牧に出す予定ですが、まずはトレセンに戻ってからも状態をしっかりとチェックしていきます」とのこと。まぁ初めてだし仕方ないが、やっぱりダート中距離の方が良いのでは…。もう一頭は中山12R【3歳上1勝クラス】(1200m芝)にアシセバイラが石神道騎乗で出走し16着となった。管理する辻調教師は「最近の流れを変えるキッカケになればと思ってここを使わせていただいたのですが、申し訳ありません。時計が速くなりやすいなかの大外枠でしたから、スタート次第でとジョッキーと話していました。実際ジョッキーに話を聞いてみると“ 出れば前に、そうでなければ腹を括った競馬をする作戦で挑みましたが、スタートを出てはいるものの、その後の加速の差で置かれてしまいました。それで後半勝負に賭ける乗り方をしたものの、馬場の硬さを少し気にして思うように進んでいかなかったです…。もう少し柔らかくて、後半に差して来ることができるような馬場のほうが良さそうに思いました。良い結果を出せず申し訳ありません”とのことで、う〜ん…良さを出せずに終わってしまいました。もう少しやれて良いだけの馬なので現状に歯痒さがあるのは否めず、何とか良さを引き出していきたいです」とのこと。当初はダート戦を計画していたが、良い刺激になることを期待して芝へ向かった。しかし、初速の差と前、内が残りやすい馬場の中で大外枠に入ってしまったこともあり、何もできずに終わってしまった。何とか浮上のキッカケを掴みたいための挑戦だったが…。地方転出が良いかも…。明日は連闘になるウインレアリゼが中山3R【2歳未勝利】(1200mダート)に丹内騎乗で出走する。前走は終いがあまりにもだらしなったが、そこまで走りは悪くなかった。今回は少しは粘れるはず。陣営の意欲に期待したい。

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ローズSは大穴狙い!

2024-09-14 17:49:46 | Weblog

 まずはゴルフ。国内シニアメジャー《日本シニアオープン》3日目。3日目を終えて横尾要、チェ・ホソン、I.J.ジャン(ともに韓国)が通算7アンダー首位で並んだ。レギュラーツアー5勝の横尾は3バーディ、1ボギーの「69」で回った。シニア参戦3年目での初優勝でビッグタイトルを目指す。後続に3打差の首位から出たチェは最終18番でダブルボギーを喫しながら、トップタイで踏みとどまった。 賞金ランキング1位の片山晋呉、増田伸洋、サマヌーン・スリロット(タイ)が1打差4位。2005、08年と《日本オープン》を2度制している片山は5バーディ、3ボギーで3日連続となる「69」。青木功、中嶋常幸、谷口徹、手嶋多一と過去4人いる《日本オープン》との2冠へ逆転を狙う。今季2勝の宮本勝昌は2アンダー10位。前年覇者の藤田寛之は1アンダー17位から最終日に臨む。今週はこの試合が一番面白い。ラフが深く、すぐにボギー、ダボが出る。4アンダーぐらいまでが優勝チャンスがありそう。そう考えると、片山、増田あたりか…。チェ、スリロットの独特スイングも楽しめるので必見!

 

 国内女子ツアー《住友生命Vitalityレディス東海クラシック》2日目。メルセデスランキング2位の山下美夢有が1打差2位から出て無傷の5バーディ「67」でプレーした。今季初優勝へ通算12アンダー単独首位で最終日に臨む。19歳のルーキー菅楓華が首位から出て4バーディ、2ボギーの「70」で回り、ツアー初優勝に向けて通算10アンダー2位。前年大会覇者の岩井明愛は「66」で回り、通算8アンダー3位につけた。小林光希、天本ハルカ、ささきしょうこが通算7アンダー4位に並んだ。21年大会覇者の古江彩佳が連日の「69」で22年大会覇者の尾関彩美悠、三ヶ島かな、宮里美香とともに通算6アンダー7位。3週連続優勝がかかる竹田麗央は1バーディ、1ダブルボギーの「73」で回り、申ジエ(韓国)、西村優菜、稲見萌寧らと同じ通算2アンダー35位で最終日に臨む。山下が満を期して優勝か。個人的には宮里と古江にも注目している。

 

 国内男子ツアー《ANAオープン》3日目。 36歳の永野竜太郎が1イーグル4バーディ、1ボギー「67」で回り、単独首位をキープ。通算17アンダーで後続に2打差をつけ、ツアー初勝利へ最後の18ホールに挑む。首位と7打差の34位から出たショーン・ノリス(南アフリカ)が1イーグル8バーディ「62」でこの日のベストスコアをマーク。2021年の国内メジャー《日本オープン》以来の国内7勝目へ向け、15アンダー2位に順位を上げた。 岩崎亜久竜と金子駆大が14アンダー3位。初日を首位スタートした小木曽喬は6バーディ、3ボギー「69」で、ツアー9勝の今平周吾と大岩龍一とともに13アンダー5位。3週連続優勝が懸かる賞金ランキング1位の平田憲聖は3バーディ、1ボギー「70」、石川遼が4バーディ、2ボギーの「70」でともに6アンダー35位に並んだ。永野は僕と同じ熊本出身。なかなか優勝に手が届かないが、昨年は《全米オープン》で20位に入っているのだから十分力はある。是非優勝してほしい!

 明日の予想。まずは中京メイン【ローズS】。ここは大穴狙いで行く。本命は10番セキトバイースト。ここで2番人気になりそうな2番クイーンズウォークは【桜花賞】8着だが、セキトバは7着。人気ほど実力がないわけではない。中京は走るし、デクラレーションオブウォー産駒は芝で追いかけて損しない種牡馬だ。相手は幅広く2,3,4,7,9,14,15番。中山メイン【ラジオ日本賞】は2番ミステッキロア。前走はマイナス16㌔で左回り。それで3着は力のある証拠。休み明けで右回りで普通に走ればまず馬券は外さない。相手は7,9,10,11,12,14番。

 明日の一口馬は2頭。まずはキャロットの新馬・セレジェイラが中京5R【2歳新馬】(2000m芝)に西村騎乗で出走する。西村調教師は「レースについては、ジョッキーとも改めて相談をして、距離はあった方が良さそうということで2000mの方に向かうことにしました」とのこと。鞍上は好調の西村淳。強い血統馬はいるが好走を期待する。次はアシセバイラ。中山12R【3歳上1勝クラス】(1200m芝)に石神道騎乗で出走する。当初は牝馬限定のダート戦を考えていたが、新潟の千直芝戦で良さを見せていたので…。確変を期待する!

 

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お疲れ様!青木!

2024-09-13 20:47:50 | Weblog

 ヤクルトの青木宣親(42)が今季限りで現役を引退することが分かった。メジャー6年間を含む21年間のプロ生活で積み上げた通算2723安打(日1949、米774)は歴代5位。今季は代打での出場が中心で、8月5日に出場選手登録を抹消された後もチームの精神的支柱として1軍に同行していた。1m75cmという決して大きくない体で、数々の記録を残してきた青木。日本では史上唯一の2度のシーズン200安打、3度の首位打者。12年にメジャーに挑戦し、17年には日米通算2000安打を記録した。18年1月に古巣ヤクルトに復帰。21年に自身初の日本一に輝くと「このために自分は帰ってきたんだ」と人目をはばからずに涙した。  

 日本球界の歴史に名を残す安打製造機だが、決してエリート街道を歩んできたわけではない。投手だった高校時代(宮崎・日向)は全国的には無名。早大では同期の鳥谷敬(元阪神、ロッテ)ら甲子園組の陰に隠れ、入学当初は練習についていくのがやっとだった。03年のヤクルト入団はドラフト4巡目。1年目は10試合の出場にとどまったが、2年目に202安打を放ちブレークした。メジャーも入団テストのような扱いでブルワーズと契約したが、1年目からレギュラーの座を奪った。まさしく努力と反骨心で超一流選手に飛躍した稀有な存在。今シーズンあとどれだけ青木の雄姿を観られるかわからないが、最後までアグレッシブなプレーを見せ欲しいものだ。お疲れ様でした!
【青木データ】 

☆生涯打率歴代6位… 通算打率算出の条件となる4000打数以上の打者では歴代6位の・3128。同5位の川上哲治(巨=・3134)とは6毛差。18年5月3日中日戦で4000打数到達時は打率・327。歴代1位だったリー(ロ=・320)を抜きトップで顔を出した。その後、21年に2位に陥落。  
☆安打製造機… 05年に202安打をマーク。94年イチロー(オ=210安打)に次ぎ当時史上2人目のシーズン200安打を達成。10年にも209安打し自身2度目の200安打。シーズン200安打は6人が記録しているが2度は青木だけ。  
☆広い守備範囲… 06~11、20年と外野手として7度のゴールデングラブ賞を受賞。守備範囲の広さを示す刺殺数が300を超えたのが5度。プロ野球最多は福本豊(阪急)の7度だが、5度は山本浩二(広島)と並ぶ歴代2位タイ。

 

明日の予想。まずは中山メイン【初風S】は14番スマートアイ。距離を短くした前走が快勝。まさしくスプリンターの血が開花したレースだった。まだ強くなりそうな馬、ここは通過点とみる。相手は1,5,6,9,10,15番。中京メイン【ケフェウスS】は6番フライライクバード。最近のルメールは馬場の移動が多く、その上きっちり結果を出している。中京の本番は日曜の【ローズS】だろうが、芝の2000m以上なら乗りミスはほとんどない。相手は3,5,7,9,10番。

今週の一口馬は3頭。まずはキャロットの新馬・セレジェイラが明後日9/15中京5R【2歳新馬】(2000m芝)に西村騎乗で出走する。管理する西村調教師は「水曜日は坂路で単走の追い切りを行いました。先週ジョッキーを乗せてしっかりやっています。ゲート試験を受けた頃に比べるとだいぶ体力もついてきて、順調にここまで来ることができました。レースについては、ジョッキーとも改めて相談をして、距離はあった方が良さそうということで2000mの方に向かうことにしました」とのこと。鞍上は好調の西村淳。ナダル産駒で本来はダート向きだと思うが好走を期待したい。次はアシセバイラ。同日中山12R【3歳上1勝クラス】(1200m芝)に石神道騎乗で出走する。管理する辻調教師は「11日は石神騎手に乗ってもらい3頭併せの2番手から最後は真ん中に入れる形にしました。先週はいつものこの馬よりもモタついたかな…と思える動きでしたが、その1本で上向いてくれた部分もあり、動き自体に極端な重さは感じませんでした。ジョッキーの感触として今日は両サイドの馬を少し気にしていたかも…とのことでしたが、動きそのものは悪くないとのことでした。競馬に関しては予定通り今週向かいますが、当初から視野に入れていた牝馬限定のダート戦は引き続き見ているものの、想定を確認すると芝1200m戦も入りそうな状況です。クラスは違いますが牝馬限定の同条件で勝っているのでそこは魅力的に感じる一方、現級のダート戦となると近走の結果からも簡単ではないですし、芝は新潟の千直戦ながら良さを見せてくれたので、芝の条件で改めて変化をつけるのもありかな…と」のこと。一変しないかな⁉最後は先週から連闘になるウインレアリゼ。9/16中山3R【2歳未勝利】(1200mダート)に丹内騎乗で出走する。小手川調教師は「稽古通り、追ってからが案外な結果でしたが、スタートの速さとスピードは見せてくれたと思います。丹内騎手も『使って良くなる』と話していましたし、初戦を使っての上積みはあるはずです。前へ行って粘りたいので本質的には平坦の方が良さそうですが、先週の競馬を使った後も馬体に異常はありませんし、今週は3日間開催でメンバーレベルも落ちそうなので連闘で行くことにしました。ハナへ行くくらいのスピードはありますし、一度レースを使ったことで最後の粘りが増せばと思います」とのこと。先週は終いがあまりにもだらしなったが、そこまで走りは悪くなかった。正直福島の1150mあたりが良いのでは…と思っているが、陣営の意欲に期待したい。

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重賞は惨敗も勝ち馬は今後・・・

2024-09-08 17:44:17 | Weblog

 まずはゴルフから。国内女子メジャー《ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会》最終日。プロ3年目の21歳、竹田麗央が国内メジャー初優勝を手にした。後続を3打リードしてスタートした最終日、5バーディ、2ボギーの「67」で回り、2021年大会の稲見萌寧(19アンダー)に並ぶ「大会最多アンダーパー」の通算19アンダーで逃げ切った。今大会での初日から首位を守り切る“完全優勝”は、4日間競技に移行した82年以降では日本人で初めて。過去に涂阿玉(台湾/1985年)、辛ヒョンジュ(韓国/2008年)、申ジエ(韓国/2018年)が達成している。竹田は4月《KKT杯バンテリンレディス》でのツアー初優勝を皮切りに通算6勝目。「ツアー初優勝を挙げたシーズンでの6勝」は1989年の小林浩美(現日本女子プロゴルフ協会会長)以来2人目。また《KKT杯バンテリンレディス》と《フジサンケイレディス》に続き、前週《ゴルフ5レディス》から今季2度目の2週連続優勝で、「同一シーズンで2度の2週連続優勝」も2015年のイ・ボミ(韓国)以来2人目となった。1位を走るメルセデスランキングは国内メジャー優勝の400ptを加算し、2574.51pt。2位山下美夢有との差を466.61ptに広げ、初の年間女王へ加速した。山下は竹田と4打差3位から出て「66」をマークして18アンダー。決勝ラウンドでただ一人ボギーなしの安定感を見せたが、今季初優勝はならず6度目の2位に終わった。2位から出た岩井明愛は「75」と崩れ、10アンダー9位だった。米ツアーからスポット参戦した古江彩佳は8アンダー15位、吉田優利は7アンダー17位、勝みなみは4アンダー33位だった。竹田の強さが光ったゲームだった。この強さは本物。また山下もさすがの力を見せた。上位に来た選手は本当に良く頑張った。ただレベルが上がったのかもしれないが、メジャーで20アンダー近く出るスコア設定はいかがなものか。ボギーが少ないスコアの戦いになると、ゲーム自体が面白くないと感じるのは僕だけだろうか。

 国内男子ツアー《シンハンドンヘオープン》最終日。首位タイから出た平田憲聖が1イーグル6バーディ、2ボギーの「66」で回り、後続を1打差で振り切る通算22アンダーで今季3勝目、前週《フジサンケイクラシック》に続く2週連続優勝を飾った。通算5勝目を3ツアー共催競技で手にし、韓国とアジアンツアーの来季出場権も獲得した。優勝賞金2714万400円を加算した今季獲得額は8065万2029円に達し、賞金ランキング5位から1位に躍り出た。通算21アンダーの2位に、4位から「64」をマークしたトラビス・スマイス(オーストラリア)。出だし1番から7連続バーディを奪うなど、前半アウトに日本ツアー9ホールの最少ストローク数に並ぶ「28」を記録した。平田とともに首位タイから初めての最終日最終組をプレーした鈴木晃祐は4バーディ、2ボギーの「70」と伸ばし切れずに通算18アンダー3位。平田との同年代対決に敗れ、ツアー初優勝はならなかった。46位スタートの石川遼は8バーディ、2ボギーの「66」と伸ばし、通算12アンダーの20位に浮上して4日間を終えた。先週、平田が先週の運を味方に活躍するかもしれないと書いたが、まさか2週連続とは…。ただこの勝利は3ツアーの出場権を得る勝利。大きな飛躍になるかもしれない。

 

今日の重賞を振り返る。中京11Rで行われた【第38回産経賞セントウルS】は、菅原明良騎乗の2番人気トウシンマカオ(牡5歳・高柳瑞樹厩舎)が中団から豪快に差し切り4度目の重賞制覇を果たした。勝ちタイムは1分7秒7。1/2馬身差の2着に好位からしぶとく脚を伸ばしたママコチャ(4番人気)、さらに3/4馬身差の3着にはモズメイメイ(7番人気)が続き、1番人気の支持を集めたピューロマジックは果敢に逃げたものの直線半ばで後続に捕まり13着に敗れた。
 勝ったトウシンマカオは左回りでの重賞実績がなく、正直どうなのだろうと思っていたが、直線に向いてとんでもない脚を見せた。この馬はこの位走ってもおかしくないが、外枠も良かったのだろう。ここは前哨戦で、やや余裕があった感じなので、まださらに良くなるはず。条件は付くが、大舞台で楽しみな一頭だ。G1へ向けて良い競馬のが2着ママコチャ。積極的な競馬で57㌔背負ってこの走り、視界良好といえる走りだった。3着モズメイメイには正直驚いた。1枠1番で、前目に付け、脚もたまった。内が開いた瞬間に潜り込んでいって抜けだしたが、上位2頭が強かった。今後ちょっと気にしたいのが4着アネゴハダ。枠も良かったのだが、このメンバー相手にここまで走れば今後面白いだろう。

 トウシンマカオは、父ビッグアーサー、母ユキノマーメイド(母父スペシャルウィーク)という血統。北海道新ひだか町・服部牧場の生産馬で、馬主は(株)サトー。通算成績は19戦7勝。重賞は22、23年【京阪杯】、今年の【夕刊フジ賞オーシャンS】に次いで4勝目。高柳瑞樹調教師、菅原明ともに【産経賞セントウルS】は初勝利となった。

 

 一方、中山11Rで行われた【第69回京成杯AHは、C・ルメール騎乗の1番人気アスコリピチェ-ノ(牝3歳・黒岩陽一厩舎)が中団追走からスムーズに3~4コーナーを回ると、直線で抜群の伸び脚を見せて快勝。1985年エルプス以来39年ぶり5頭目となる3歳牝馬Vを果たし、秋のGI戦線に弾みをつけた。タイムは1分30秒8。1馬身1/4差の2着には後方2番手から追い込みを見せたタイムトゥヘヴン(14番人気)、さらにアタマ差遅れた3着に好位追走のサンライズロナウド(3番人気)が入った。

 勝ったアスコリピチェーノは完ぺきな勝利だった。中団から後ろの位置取りだったが、冷静な走りで外から位置を上げていき、直線ではいつも通りの良い脚だった。夏を越して、馬が落ち着いて強くなった。たぶん距離を延ばしても良いのかもしれないが、取りあえずマイル路線の主役だろう。2着タイムトゥヘヴンは正直驚いた。【関谷記念】は前が止まらなかったが、今日は嵌った。坂のあるマイルはいいのかもしれない。3着サンライズロナウドは目の競馬で力は出し切った。ただ勝ち馬が強すぎて…勝ちに行って3着になってしまった。  アスコリピチェーノは、父ダイワメジャー、母アスコルティ(母父Danehill Dancer)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は6戦4勝。重賞は2023年【新潟2歳S】、【阪神JF】に次いで3勝目。黒岩陽一調教師は【京成杯AH】初勝利、C・ルメールは18年ミッキーグローリーに次いで2勝目となった。

 今週は勝ち馬に“参った”という競馬で馬券は散々だった。来週から頑張ろう!

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2重賞は穴狙い!

2024-09-07 18:21:02 | Weblog

ドジャースの大谷翔平がガーディアンズ戦に先発出場し、6回の第3打席で45号ソロホームランを放ち、MLB史上初の『45本塁打・45盗塁』(盗塁は現在46)の快挙となった。 この試合を前にした時点で、大谷は今季137試合に出場して545打数158安打、44本塁打、99打点、★111得点、★46盗塁、打率.290、出塁率.375、長打率.613、OPS.988(★は自己最多)。ここからはすべてがメモリアルな数字となる。すでに自己最多打点と得点数となり、46号が出れば自己最多タイの本塁打に。またMLB通算215本としており、48号が出れば韓国出身のチュ・シンスの218本を抜いてアジア出身選手の新記録を樹立する。49号が出れば、2001年にショーン・グリーンがマークしたドジャースの球団記録に並び、50号が出れば、盗塁次第で前人未到の『50-50』となる。その他にも、ナ・リーグの打撃部門でいずれも上位に位置しているだけに、2012年のミゲル・カブレラ(タイガース)以来、12年ぶりとなる『三冠王』も見えてくる。いずれにしても大谷凄い!

 国内女子メジャーツアー《ソニー日女子プロゴルフ選手権大会》3日目。国内メジャー初優勝を狙う竹田麗央が通算16アンダーで首位をキープした。5バーディ、2ボギーの「69」でプレー。初日から首位を守り切る完全Vに王手をかけた。通算13アンダーの3打差2位に同ランク4位の岩井明愛。後半11番でトリプルボギーを喫したが、6バーディで「69」をマークした。通算12アンダーの3位に山下美夢有、藤田さいき、阿部未悠の3人が並んだ。2年連続年間女王で同ランク2位の山下は3位から出て、ボギーなしの「69」。38歳のベテラン藤田と23歳の阿部はともに5位から出て、「67」をマークした。メジャー《アムンディ エビアン選手権》優勝から凱旋出場の古江彩佳は7アンダーで、同じ米ツアーメンバーの吉田優利らと並ぶ12位にいる。優勝争いは10アンダーぐらいまでか。上位に若手の実力者が並ぶ中、ベテラン藤田さいきの健闘が光る。ちょっと応援したい。

 国内男子ツアー《シンハンドヘオープン》3日目。ともに2000年生まれで同学年の鈴木晃祐と平田憲聖が、通算16アンダーで首位に並び最終日に入る。ツアー未勝利の鈴木は3打リードの単独首位から4バーディ、1ボギーの「69」。2週連続優勝のかかる平田憲聖は出だし1番からの5連続を含む10バーディ「62」をマークし、この日のベストスコアで鈴木を捕えた。通算14アンダーの3位に「63」で回ったアジアンツアー1勝のジュン・チャンミン(韓国)。通算13アンダーの4位に堀川未来夢、池村寛世、トラビス・スマイス(オーストラリア)、キム・ミンギュ(韓国)の4人が続く。堀川は10位から「66」でプレーした。10位スタートの石川遼は2バーディ、3ボギーの「73」とスコアを落とし、通算6アンダーの46位に後退した。大会は日本、韓国、アジアンの3ツアー共催で行われ、優勝者には各ツアーの来季出場権が付与される。先週は運を味方した平田が連勝すれば、ひょっとしたら確変に入るかも…。

 競馬の話題をひとつ。今日の中京3Rで珍配当が出た。5頭立てで行われた【2歳未勝利】(2000m芝)。2番人気のモルティフレーバーが勝利し、2着に1番人気バズアップピート、3着に3番人気のショウナンカゼルタが続き、3連複の配当が110円で確定した。3連複は1~3着馬を当てる賭式で、2002年から発売。同式別では、22年【梅花賞】以来、4度目となるJRA歴代最低タイの払い戻しとなった。なお、過去に記録された3度は4頭立てでマークされたもの。5頭立てでは史上初だった。

 

明日の予想。まずは中山メイン【京成杯AH】。本命は3番キャットファイトで高配当狙い。ここは同じ3歳牝馬が人気になっているが、中山の好時計が出る馬場でこの斤量なら一発があっていい。鞍上も好走時に乗っていた大野で上手く内を立ち回れば…。相手は1,2,4,6,7,10,16番。中京メイン【セントウルS】は5番サウザンサニーが面白そう。前走初重賞で出遅れた上の小回りで今一番1200mに強いサトノレーヴに0.4差。菱田の連続騎乗は心強いし、展開も向きそう。相手は1,6,12,13,14,17,18番。

 

今日の一口馬。ウインレアリゼが中山4R【2歳新馬】(1200mダート)に丹内騎乗で出走し7着となった。騎乗した丹内は「初めての競馬でも落ち着いていましたし、いい精神状態でレースに臨めました。ゲートも速く、スピードもありますが、最後はだらしなくなってしまいました。道中脚が溜まっていないわけではないのですが、現状追ってから伸びることができません。結果を出せず、申し訳ありませんでした」とのこと。スタートは良くてもトモが弱く終いがだらしないという予想通りの走り。それで5番人気だったので少し驚きだったが、今後は徐々にトモに力がついてはず。そうなれば最後の粘りも増してくるので長い目で期待したい。

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今週の一口馬は新馬1頭

2024-09-06 18:50:47 | Weblog

 まずはゴルフ。国内女子メジャー《ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会》2日目。竹田麗央が5バーディ「67」で回り、通算13アンダーで首位を守った。2日連続ボギーなしと抜群の安定感を見せ、初のメジャータイトルへ後続に3打差をつけてムービングデーに入る。今季2勝の岩井明愛が3位から出て、5バーディ、1ボギー「68」で10アンダー2位。山下美夢有が8バーディ、1ボギー「65」とこの日のベストスコアで回り、9アンダーで23位から3位に浮上した。7月のメジャー《エビアン選手権》覇者で凱旋出場の古江彩佳は5位から出て「73」とスコアを落として、4アンダー17位に後退。5月《サロンパスカップ》で日本ツアー史上最年少優勝を飾り、今回が日本のプロデビュー戦の15歳、イ・ヒョソン(韓国)は1アンダー58位で予選を通過した。前年覇者の神谷そらはイーブンパーの71位、今季3勝の川崎春花は1オーバー78位、6月《全米女子プロ》以来の復帰戦だった稲見萌寧は5オーバー113位でいずれも予選落ちした。古江のオーバーパーは意外だったが、まだ2日目。実力者が上位にいて面白い。竹田とは9打差ついたが、4アンダーぐらいまでは優勝争いできそう。

明日の予想。中山メイン【紫苑S】は1番ミアネーロ。【オークス】は大敗したが中山の重賞を買っている馬。距離は1ハロン長いが、ライバルの11番ボンドガールよりはいい。相手は2,5,7,11,12,13番。中山10R【汐留特別】は4番ロードトレゾール。典型的なテンの速さを武器にした馬。開幕週で同型がいなければ…。相手は1,3,6,9,10番。中京メイン【エニフS】は1番サンライズフレイムと2番エンペラーワケアの一騎討ち。本命は2番の方。前走59㌔背負って2着は強い内容。相手は1,4,7,8番。中京10R【ムーンライトH】は16番ルシフェル。今年の3歳牝馬は“買い”。というのも【日本ダービー】より【オークス】の方が速いのだからレベルは高いと思っている。ここは52㌔で出走できるのだから優利だろう。相手は4,5,6,10,12,15番。 

 

 今週の一口馬は1頭。明日の中山4R【2歳新馬】(1200mダート)に丹内騎乗でデビューを予定しているウインレアリゼ。追切にも騎乗した丹内は「気持ちは前向きなのですが、ハミに頼ってグーッと前に伸びてしまいます。ですので、放した時に反応できず、これだとラストは伸びません。トモに力がついていないからでしょうし、まだうまく体を使えていませんね。現状ではレースでもしまいは厳しくなりそうです」とのこと。どうもゲートは速くスピードがあるようだが、現状はまだ力が付ききっていないよう。初戦は逃げてどこまで…って感じか。レースを使いながら少しずつ良くなってくれれば…と思っている。

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一口馬、3歳ラストレースは4着

2024-09-01 20:16:42 | Weblog

 まずはゴルフから。米国男子プレーオフ最終戦《ツアー選手権》3日目。スコッティ・シェフラーが単独首位を守り、フェデックスカップに王手をかけた。21アンダーから6バーディ、1ボギーの「66」で通算26アンダー。2位のコリン・モリカワに5打差をつけた。今季ここまで6勝、《パリ五輪》で金メダルを獲得したシーズンを初の年間王者のタイトルで締めくくる。モリカワは5バーディ、1ボギーの「67」で単独2位をキープ。ポイントランキング12位で大会を迎えたサヒス・ティーガラが「66」をマークして17アンダーの3位。ランク2位のザンダー・シャウフェレが16アンダー4位で続いた。8位から出た松山英樹は4バーディ、1ボギーの「68」で回り、通算12アンダー。シェフラーとの差は14打に開き、9位であすを迎える。余程のない限り、シェフラーのVは間違いないだろう。腰の調子があまり良くなさそうな松山だが、無理をしないで是非ベスト10を目指して欲しい。頑張れ英樹!

 米国女子ツアー《FM選手権》3日目。米ツアー15勝で元世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国)が通算11アンダーの首位に浮上した。5位から出て、6バーディ、1ボギーの「67」でプレー。今季初優勝に王手をかけた。9アンダーの2打差2位に、直近4戦2勝のローレン・コフリン。3打差の3位にカルロタ・ジガンダ(スペイン)、アリセン・コープス、アタヤ・ティティクル(タイ)。前日「62」で回り、後続に6打差をつけて首位に立ったユ・ヘラン(韓国)は「78」と大崩れし、7アンダーの6位に後退した。日本勢は畑岡奈紗が5アンダーの10位で最上位。9位から出て、2バーディ、1ボギーの「71」で回った。西郷真央、勝みなみが2アンダーの26位。西郷は31位から出て、3バーディ、2ボギーの「71」、勝も31位から出て、3バーディ、1ダブルボギーの「71」で回った。吉田優利は12位から出たが、1バーディ、3ボギー1トリプルボギーの「77」と崩れ、2オーバーの64位まで大きく後退した。今後のツアー出場がコンスタントに見込めず、年間ポイントランキングを127位から少しでも上げたいが、厳しい最終日となった。畑岡を筆頭にとにかくパターが入らない。パターさえ入ればベスト10も…。

 国内女子ツアー《ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント》最終日。悪天候の影響で第2ラウンドが順延となり、36ホールの短縮競技となった大会。竹田麗央が7バーディ、1ボギー「66」の通算10アンダーで混戦を制し、今季5勝目を飾った。海外メジャー《AIG女子オープン(全英女子)》翌週の一戦で、後続を1打差で振り切った。竹田は最終組の3組前でプレーし、首位に並んで迎えた最終18番。ピン奥2mのフックラインを流し込むバーディフィニッシュで力強く右こぶしを握った。初優勝を飾った同シーズンに5勝目を挙げたのは小林浩美(1989年)、天沼知恵子(2001年)、上田桃子(07年)、西郷真央(22年)に続き5人目。21歳152日での通算5勝目は、叔母で元賞金女王の平瀬真由美(21歳145日)に次ぐツアー9番目の年少記録となる。通算9アンダーの2位に「66」でプレーしたツアー1勝の山内日菜子。通算8アンダーの3位に、仲宗根澄香、安田祐香、佐藤心結、後藤未有、首位から出たささきしょうこの5人が続いた。通算7アンダー8位に小林夢果、菊地絵理香、原英莉花、永井花奈、ルーキーの政田夢乃と菅楓華が並んだ。ともに第1ラウンドを首位で終えていたウー・チャイェン(台湾)とルーキーの村田歩香は通算6アンダーの14位。前年覇者の櫻井心那は通算2アンダーの47位。ツアー2試合目の出場となるアマチュアで13歳の須藤弥勒は通算9オーバー100位だった。海外メジャーを経験して一戦ごとに強くなる竹田。この調子ならモウ1,2勝するかも…。

国内男子ツアー《フジサンケイクラシック》最終日。第2ラウンド再開を前に36ホール短縮が決定した大会は、棄権を除く109人全員がプレーを終了。前日に通算9アンダーの単独首位で終えていた平田憲聖がそのまま逃げ切り、7月《セガサミーカップ》に続く今季2勝目を手にした。ツアー通算4勝目。前日にマークした「63」のビッグスコアで引き寄せたタイトルであるが、36ホールへの短縮により、賞金ランキング加算額と支払い金額は50%に減額。平田の獲得額は1100万円となる。 7アンダー2位にショーン・ノリス(南アフリカ)。残り7ホールで3打差からの逆転を狙ったが、1つ伸ばすにとどまる「69」で終えた。 6アンダー3位に、首位に2打差の暫定2位から5ホールをプレーした細野勇策。蝉川泰果が5アンダー4位。4アンダー5位で坂本雄介、木下稜介、生源寺龍憲、出水田大二郎、金子駆大の5人が並んだ。5ホールを残していた前年覇者の金谷拓実は1アンダー16位。2オーバー41位の中野麟太朗(早大)が2年連続でローアマとなった。 勝ちは勝ち!

今日の重賞を振り返る。新潟11R【新潟記念】は、木幡初也騎乗の8番人気シンリョクカ(牝4歳・竹内正洋厩舎)が2番手追走からしぶとく脚を伸ばして勝利。一昨年秋に新馬戦を制し、キャリア1戦で挑んだ【阪神JF】で2着した実力馬が、2度目の勝利を待望の初重賞制覇で飾った。タイムは1分58秒0道中は最後方で脚を溜めたセレシオン(3番人気)は、馬群を割って鋭く追い込んだものの惜しくもハナ差及ばず2着まで。1番人気に支持されたキングズパレスは、中団から追い上げて上位争いに加わったものの直線半ばで脚色が鈍り、さらに1/2馬身差の3着に敗れた。
 勝ったシンリョクカは最後までしっかり走った。落ち着いて大人の女性になったのだろう。これだけのレースができれば秋が楽しみだ。2着セレシオンは惜しかった。出脚がつかず後ろからになったが、すごい末脚だった。まだまだ強くなりそうな馬だ。3着キングズパレスはやはり一歩足らない。あれだけ我慢して追い出して差し返されるのだから…。

シンリョクカは、父サトノダイヤモンド、母レイカーラ(母父キンカメ)という血統。北海道日高町・下河辺牧場の生産馬で、馬主は由井健太郎氏。通算成績は10戦2勝。重賞初勝利。管理する竹内正洋調教師、コンビを組んだ木幡初は、ともに嬉しいJRA重賞初制覇となった。

 一方、中京11【小倉2歳S】は、幸英明騎乗の1番人気エイシンワンド(牡・大久保龍志厩舎)がデビューからの連勝で重賞初制覇。まずまずのスタートから好位の3番手につけると、直線で馬場の真ん中を伸びて1着でゴール。タイムは1分9秒0。エイシンワンドが勝った新馬戦で2着し、未勝利の身での重賞挑戦だったクラスペディア(8番人気)が外から伸びて3/4馬身差の2着。中京で初めて行われた【小倉2歳S】は中京コース経験のあった2頭の決着となった。さらにクビ馬身遅れた3着にはアーリントンロウ(2番人気)が入った。

 勝ったエイシンワンドは強い勝ち方だった。幸のエスコートも抜群で馬場も良いところを通った。2着クラスペディアも強い。内枠の悪い馬場を苦にせず走ったのは立派。ミスターメロディ産駒の有望株かも…。3着アーリントンロウも良く走っているが、まだこれからの馬だろう。

エイシンワンドは父ディスクリートキャット、母エイシンフェアリー(母父タイキシャトル)という血統。北海道浦河町・高野牧場の生産馬で馬主は(株)栄進堂。通算成績は2戦2勝。大久保龍志調教師、幸ともに【小倉2歳S】は初勝利となった。

 

 今日の一口馬。アルヴァレスが新潟7R【3歳未勝利】(1200mダート・混)に原優介騎乗で出走し結果4着だった。管理する奥村武調教師は「完璧な立ち回りだったと思います。レースも上手ですよね。ただ、結果を出すにはギアがもう一つ足りていない。ジョッキーは『連闘でもいい状態を維持できていましたし、内容は良くなってると思います。ポジションをとっても脚を使えたように、前走が今回につながった形。ようやく競馬を覚えてここからなんですよね』と話しています。ここまで形になってきただけに残念です」とのこと。僕の希望はとりあえず地方への転出。これだけ走ればすぐに中央に戻ってくれそう。ノルマンディ様、地方お願いします!

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