太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

その気になればオレオレ詐欺など

2024-04-13 08:02:08 | 日記

 5月からは市民講座が始まる。今年で5(年)回目だ。色々な分野の専門家が講師となるが中にはこちらの方が詳しいのではないかと思われる講師もいる。100人もの聴講生に講義をするのだから飛び切り専門的という訳にもいくまい。それでも毎回一つでも新しい発見はないかと神経を研ぎ澄ます。こういう考えをする人も居るのだと驚くことやよくそこまで専門を極めたなと感心する人も居る。講師の方々は多分大学で講義するより悩ましいのではないだろうか。大学なら学生はほゞ同じ経歴(レベル)だろうがここでは海千山千の聴講生の知識や経験は千差万別、焦点の絞り様がない。最初の頃は少しでも知識を増やそうと思っていたが最近は別の効用の方が気に入っている。それは生活にメリハリがつけられることだ。講義のある日を最優先にして1週間のパターンを決める。基準日にするのである。家の中の整理整頓を分別ゴミの収集日を基点にするようなものだ。

最近驚いたことはアメリカの連邦捜査局大谷選手の詐欺被害についての発表だった。「私たちは、水原氏と大谷氏の両者の電話と、長期にわたる会話を確認した。数年の間の何千という会話を日本語学者が確認した。その確認により、賭博、賭け金、ブックメーカーへの送金の許可に関する話し合いはなかったことが判明している。さらに、もし送金が許可されていたなら、水原氏が大谷氏になりすまして銀行に電話をする理由はない」。これは捜査局は個人の通話を追跡できるというものである。スパイ小説や映画ではなく現実社会で誰であろうと監視できる体制にあるのだ。相手が容疑者であろうと一般国民であろうとも。勿論SNSなどのネット上の記録でも同じだ。スパイ映画で街中にある世界中の監視カメラにアクセスして個人を追跡する、あるいは個人のパソコンのカメラをリモートで駆動し家中を見張ると言う場面もあった。ここまで捜査手法が広範囲に拡がると過去からも逃れようはない。最後は乱暴な原始的犯罪だけが行われるようになるのだろう。このブログだって連邦捜査局が過去迄遡って閲覧することは可能だろう。しかし今の所毒にも薬にもならない内容ばかりなので税金を使って捜査しても無駄である。大谷選手が違法賭博に加担したかのような臆測をネットに上げた著名な方々、今更口を拭っても無駄である。そもそも24億5千万円も貯金の無い人が手口をあれこれ講釈しても的外れだ。利息よりもATMの引き出し手数料の方が高いではないかと嘆いている方が余程可愛らしい。その気になれば電話によるオレオレ詐欺など一網打尽だ。