先週の日経平均は2100円の上昇と大方の市場関係者の予想を嘲笑うごときの大幅高で1週間の
取引を終えました。今月初旬の4万円突破のときにはエヌディディア御三家と呼ばれていた東京
エレクトロン、アドバンテスト、SBGを筆頭に半導体セクターが指数を押し上げました。
一方22日に一時4万円1000円を突破した場面では日本を代表するようなトヨタやホンダ、日立
三菱重工、三菱商事、三井物産、富士フィルム、NEC、富士通、BS、野村や大和の大手証券
SOMPOや東京海上に第一生命の保険会社、三井不動産、住友不動産、大林組といった多彩な
銘柄が10年来高値を更新しました。
勿論東京エレクやレーザーテック、ディスコの半導体銘柄やファーストリテイリングも22日には
10年来高値を更新していますが、アドバンテストは高値から1割ほど低い水準でした。より広範囲
なセクターが物色されて上昇したことが示されています。外需セクター内需セクターとも上昇する
理想的な展開です。
先週の大幅高を受けての今週の相場ですが週前半は配当権利取りの動きもありそうですが、利益
確定の売りで上値の重さが意識されそうです。配当落ち後は再投資や新年度への期待から上値を
目指す展開があるのでしょうか。それとも月末で利益確定売りが勝るのでしょうか。
勿論日本株高の底流にあるのは円安です。為替相場の急変には注意が引き続き怠れません。特に
自動車セクターは為替感応度が高いセクターですから今月中旬に146円まで円高が進んだ局面では
下落率が高くなりました。4月以降も150円程度の円安が継続するのか、それ次第で株式市場の景
色も変わってきそうです。
円安基調に変化がなく2024年3月期業績への期待が続くようなら4月の株高というアノマリーが
今年もありそうです。もっとも年初から7000円を超える上昇ですから今後もボラティリティが
高い場面は数多くあるでしょう。
次回の更新は26日を予定しています。
取引を終えました。今月初旬の4万円突破のときにはエヌディディア御三家と呼ばれていた東京
エレクトロン、アドバンテスト、SBGを筆頭に半導体セクターが指数を押し上げました。
一方22日に一時4万円1000円を突破した場面では日本を代表するようなトヨタやホンダ、日立
三菱重工、三菱商事、三井物産、富士フィルム、NEC、富士通、BS、野村や大和の大手証券
SOMPOや東京海上に第一生命の保険会社、三井不動産、住友不動産、大林組といった多彩な
銘柄が10年来高値を更新しました。
勿論東京エレクやレーザーテック、ディスコの半導体銘柄やファーストリテイリングも22日には
10年来高値を更新していますが、アドバンテストは高値から1割ほど低い水準でした。より広範囲
なセクターが物色されて上昇したことが示されています。外需セクター内需セクターとも上昇する
理想的な展開です。
先週の大幅高を受けての今週の相場ですが週前半は配当権利取りの動きもありそうですが、利益
確定の売りで上値の重さが意識されそうです。配当落ち後は再投資や新年度への期待から上値を
目指す展開があるのでしょうか。それとも月末で利益確定売りが勝るのでしょうか。
勿論日本株高の底流にあるのは円安です。為替相場の急変には注意が引き続き怠れません。特に
自動車セクターは為替感応度が高いセクターですから今月中旬に146円まで円高が進んだ局面では
下落率が高くなりました。4月以降も150円程度の円安が継続するのか、それ次第で株式市場の景
色も変わってきそうです。
円安基調に変化がなく2024年3月期業績への期待が続くようなら4月の株高というアノマリーが
今年もありそうです。もっとも年初から7000円を超える上昇ですから今後もボラティリティが
高い場面は数多くあるでしょう。
次回の更新は26日を予定しています。