kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

唯一の救いは

2024-04-13 12:56:46 | 日記
米国市場はCPIショックを何とか乗り切れるかなと思われましたが、再び地政学リスクの高ま
りで原油価格が上昇したことから前日高値を更新したナスダック指数を含む3指数とも12日は
大幅下落に見舞われました。一両日にイランがイスラエルを攻撃するとの情報で週末を控え
リスク回避が姿勢が鮮明だったようです。

NYダウは調整が長引く可能性が高まったようです。唯一の救いはアマゾン、マイクロソフト
アルファベット、メタの生成AI関連の下げが小幅に止まっていることです。エヌビディア株は
2%強下落しましたが、立ち直りがの気配があるようです。これまで生成AI関連はエヌディデ
ィアの決算発表前に台湾受託大手のTSMCやオランダの露光装置最大手のASLMなどの決算が
先導する形で好業績を織り込む形でした。

同じ流れになるとは限りませんが、エヌディディアのGPUの大口顧客であるデータセンター事
業大手のアマゾンやMS、アルファベット、メタの動きを株価の見る限り期待値は高いのではな
いでしょうか。米国の利下げが先送り濃厚になる中で景気の伸び以上に市場拡大が期待できる
生成AIセクターは唯一のよりどころです。

イランとイスラエルの緊張がどこまで高まるかは見通せませんが、最悪の事態を回避できれば
マクロよりもミクロに市場の関心が移る決算発表シーズン入りで市場の期待通りの高成長が分
かればもう一度生成AI相場の再来も考えられます。

所要のため次回の更新は18日(木)になります。
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