新年度相場に突入した1日は大きく値下がりして4万円割れのスタートになりました。中国の製
造業PMIが好不調の節目である50を超えたことや注目の米経済指標が市場予想通りだった安心感
もあり寄付きでは300円程度高い水準でした。
しかしその後次第に売り物に押され10時過ぎにはマイナス圏に突入し一時は600円程度の下落
でした。大引けも566円安となり一日の値幅は860円程度と比較に大きくなりました。市場では
年初からの3ヶ月で大きく日経平均は上昇したことから比較的多くの益出しの売りが続いている
との観測があったようです。
一方中国のPMIが予想を上回ったことでファナックや安川電機など中国関連銘柄は数少ない上昇
銘柄となりました。もっとも中国景気への警戒感は根強いとの見方もあり中国関連が回復するか
どうかはもう少しデータが必要のようです。
いずれにしても日経平均が再度4万1000円回復やさらに高値を追う展開になるにはこのところ調
整している半導体セクターの復活が必要です。生成AI相場の本命であるエヌビディア株が高値を
更新するような動きになるかどうかがポイントです。
先月中旬以降不動産セクターや建設セクターが大きく上昇しましたが、短期的な過熱感もありま
す。今春の賃上げが比較的大幅なものとなり国内消費の回復が期待されます。もっともどの程度
内需が伸びるか現時点では期待先行です。上値をさらに追いかけるのはややリスクが高いように
も思えます。
造業PMIが好不調の節目である50を超えたことや注目の米経済指標が市場予想通りだった安心感
もあり寄付きでは300円程度高い水準でした。
しかしその後次第に売り物に押され10時過ぎにはマイナス圏に突入し一時は600円程度の下落
でした。大引けも566円安となり一日の値幅は860円程度と比較に大きくなりました。市場では
年初からの3ヶ月で大きく日経平均は上昇したことから比較的多くの益出しの売りが続いている
との観測があったようです。
一方中国のPMIが予想を上回ったことでファナックや安川電機など中国関連銘柄は数少ない上昇
銘柄となりました。もっとも中国景気への警戒感は根強いとの見方もあり中国関連が回復するか
どうかはもう少しデータが必要のようです。
いずれにしても日経平均が再度4万1000円回復やさらに高値を追う展開になるにはこのところ調
整している半導体セクターの復活が必要です。生成AI相場の本命であるエヌビディア株が高値を
更新するような動きになるかどうかがポイントです。
先月中旬以降不動産セクターや建設セクターが大きく上昇しましたが、短期的な過熱感もありま
す。今春の賃上げが比較的大幅なものとなり国内消費の回復が期待されます。もっともどの程度
内需が伸びるか現時点では期待先行です。上値をさらに追いかけるのはややリスクが高いように
も思えます。