共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

吉報

2021年03月09日 20時08分51秒 | 日記
今日から小学校が年度末の体勢に入るため、一斉に5時間授業になりました。いつもより早く学校が終わることに子どもたちのテンションは上がっていましたが、先生方からすると残された時間内で進むべきところまで授業を進めなければならないので戦々恐々です。

再来週には6年生が卒業します。支援級にも6年生の子がいるので、学習支援員さんと一緒に卒業に向けての様々な準備に追われています。

ただ、新型コロナウィルス感染症拡大予防の観点から必要最低限の人数で卒業式が挙行されることが決まっているので、参列できるのは卒業する6年生と正教員と卒業生一人当たり2名までの保護者・関係者に限られることとなっていました。逆に言えば、我々学習支援員は参列対象者からは除外されることになっていたのです。

ところで今日、帰り支度をした子どもたちを送り出して教室の消毒作業を終え、出勤表の名札を退勤状態にしようとしたら



私の名札のところに二つ折りになった付箋が貼られていました。何だろう?と思って剥がして開いてみたら…



「卒業式の日はご出勤お願いします」

という校長先生からのメッセージが書かれていたのです。どうやら卒業式に関して何らかの方針転換があったようで、我々学習支援員も卒業式に参列することが許されたようでした。

正直、ホッとしました。

私の他にも支援級の学習支援員さんは何人かおられるのですが、今年度からポッと入った私と違って、他の学習支援員の方の中には今年卒業する子が1年生の時からずっと担当されていた方々がおられます。私はともかく、そうした縁の深い方々すらも卒業式に参列できないというのはどうなのだろうか…と思っていたのですが、どうやらそうした方々も卒業式に参列することが叶うようで何よりです。

あと半月足らずで卒業式を迎えます。それまでに巣立ち行く6年生を無事に送り出してあげるべく、学習支援員なりにできる限りのことを精一杯やり遂げようと思います。
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