黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 移動運用の夢断たれてもグーグル・アース上で夢見る日々

2017年05月23日 23時54分11秒 | アマチュア無線


 
 最近は軍資金の欠如から全く移動運用を遣らなく成った私だが皆さんが移動運用でパイルアップを受けている状態を聞いて居ると時折無性に移動運用の虫が騒ぎ出す事が有る。私も過去に移動運用に夢中に成った時期が有ったが如何程の場所で移動運用を行ったか?正確には把握していなかったので今回、暇に任せて運用場所の洗い出しを行ってみた。


 先日も此のブログに書いたが私の移動運用を始めたのは可也後発で有った為に当時の移動運用の主流であった「道の駅」を中心とした移動運用では無く。あくまでも全町村を達成する為に必要な難度の高い珍しい町村を中心に目標を定め一味違った移動運用に取組む事にした。此れには幾つか理由があって


 1、確かに当時は盛んな「道の駅アワード」では有ったが新設のアワードに興味が無い局も多かった。

 2、此のアワードには道の駅のスタンプが必要で多数と交信すると此のスタンプ押し作業が大変な事

 3、県外での道の駅で運用した場合、何かの事情でカード再発行の場合スタンプ押しに現地に行かねば成らぬ事

 4、過去の運用者が道の駅の管理者と運用時にトラブルを起こし運用許可を貰わねば成らなかった事

 5、アンテナや発電機使用などの設置面の制約が多過ぎた事

 6、運用する場所が初めから決まって居て誰でも簡単に其の場所に出向いて行け私には面白さに欠けた事

 7、諸事情に寄り私の目標とする最低300交信達成は難しい事と仮に達成すると後が2,3の事で大変な事



 本日暇に任せてターボ・ハムログでデータを調べて日本国中の私の過去の移動運用地を調べて居たら市が32市(3.4%)、町が197町(25.6%)、村が67村(36.6%)で合計296箇所と成って居る。( )内は現存する市、町、村における割合、貴重な町村に於いては(北海道、徳島県内、高知県内、島根県)複数回の移動運用に出掛けて居るので総移動運用回数は340回を超えて総交信数は80000交信を超える。


 其の他にもう一つ人口の多い場所(市)やアクティブな固定局が存在する地区からは基本的に移動運用は行わない私成りの大きな拘りが有り守って居たのだが其の後に出来たアワード達成に如何しても必要で頼まれた以外は市での運用は行って居ないと思って居たが?上記の32箇所の数字は意外と私が思って居た以上に多く意外であった。


 私が移動運用を始めた頃は当時の時流に逆らった私の運用パターンは余り受け入れられず当初は余り呼掛けられなかったが回数を重ねる度に其の運用場所の珍しさや運用に当っては基本的に1日1箇所と定めて呼掛ける局が居なく成るまでの徹底した運用時間と大きく分けると7MHz帯で運用する局は朝方と夜半を中心に運用する二派有る事から同一運用場所では必ず朝と夜の其々の時間帯で十分時間を掛けて運用する事や、長期の移動運用は一年に一回と定め其の代わり期間は最低でも1ヶ月から長い時は2ヶ月半以上に及び連日運用する様に工夫を加え移動運用の情報が出来るだけ知れ渡る様にする等、此の運用パターンを知って貰う事に努力した。


 そして何年かの移動運用が終わると私の移動運用に対する気持ちは寄り辺鄙で運用実績の少ない場所に意識が向かい離島からの移動運用に着眼するに至った。此の離島からの運用は珍しさも有って沢山の局から呼掛けられ移動運用冥利に尽きると同時に其のパイルアップは「正に快感!」の一言、そして私の移動運用は車で寝泊りしながら最高の運用場所で出来得る最高のアンテナで運用し寄り多くの局と交信する事が目的であったので車が乗り入れられる事が最低条件で連絡フェリーの定期航路が有る事が必須であった。


 長い期間を掛けて沖縄本島と付近の離島と隠岐4島への全町村の移動計画書を作り2011年に敢行、此れは其れまでの移動運用とは全く別格の物でその注目度やパイルの大きさは半端で無く非常にスリリングな移動運用と成った。此の様な体験を一度経験すると離島以外の移動運用は考え無く成り、其の後、2013年の三島村(硫黄島)十島村(中之島、口之島)と再度、隠岐諸島からの運用や2014年の北海道の利尻島、礼文島への移動運用と続いた。


 然し満65歳を超えた段階で仕事依頼先からの厳しい安全作業上の規則から年寄りの作業員は都合が悪いとの御達しで実兄の会社からのアルバイトの依頼が激減するに居たり其れまでの移動運用の軍資金が枯渇して仕舞い此れで費用の嵩む離島への移動運用の思いは完全に断たれて仕舞った。最近の私の唯一の頼みの綱は「宝くじ」に当選する事しか無く其のシーズンが来ると毎回、身を清めて宝くじ売り場に向かうのだが今までは御利益は無い状態・・・・「お金は無いが暇は有り余る状態」から万一、「宝くじ」が当った時の事を考えて 「もし軍資金が調達出来れば移動地としては何処が良いのか?」等は時々真剣に考える事は有るのだが所詮グーグル・アース上での夢物語に終わっている。




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