黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 交信の不確実さこそがアマチュア無線の醍醐味

2017年08月21日 23時45分09秒 | アマチュア無線


 今朝も05時前起きでワッチを始めた。7MHz~10MHz帯は昨日よりも良く聞こえて居たが残念ながら其の大半の局は既に交信済みの局で呼掛けることは出来なかったがワッチする事は楽しい。此の3ヶ月近くは国内の安定した強い信号ばかりを聞いて居た性で安心して聞いていられるし呼掛ける前から交信の可否が解かり切って居るし其の点では余りハラハラ、ドキドキ感を味わう事は少ない。


 反面、現在の様に可也DXコンディションの悪い中では先ず相手の信号が聞こえるか如何かが?問題で其の信号のレベルたるや強い局でも国内QSOでは弱いレベルの局並みで(特にCWモード)其れ以外の大半の局は常にノイズレベルの谷間を彷徨う状態で可也受信に苦労し更に呼掛けても応答が有る確立は国内QSO寄りも可也歩が悪い。相手の信号が弱ければ弱いで受信する事に苦労し、相手の信号が強いと其れは其れで呼掛けをする競合が多くなり其れ等の信号が邪魔に成り相手の信号受信の妨げと成って苦労する。


 然しよく考えてみると此の交信が出来るか出来ないかの?不確実さにこそアマチュア無線の本当の面白さが有る様に思える。百発百中の展開も最初の内は面白いと思うだろうが其れが当たり前の状態が長く続くと「交信出来て当たり前」の感覚に成り段々と其処に魅力を感じなく成って仕舞う。現在の様に無線機の性能が格段にアップしパワーの方もアップすると時間さえ掛ければ国内に於いて交信出来ない局は殆ど無いので前記の様なハラハラドキドキ感を感じる事は少ないが私の場合此れが海外とのQSOと成ると確立が極端に下がるので交信出来ない場面の方が多くハラハラドキドキ感は常に付き纏う。


 沢山の局が交信して行く中で自分が交信出来ない場合や相手の信号さえまともに聞き取れない場合はショックも大きくガッカリもするが「今日は駄目だったが明日も聞いてみよう」と云う気持ちと受信する事が出来なければアンテナのグレードアップを図らねば等と色んな目標が出来て其の目標を達成する段階での取組みも苦労は有る物の後から思えば楽しい事でアマチュア無線活動に対するマンネリ化を軽減し其の取り組みに寄り未交信のエリアとの交信に成功すると其れは最高の喜びと成る。


 私は国内と海外交信の価値感に差が有るとは思わないが海外交信の方が遥かに難度は高く、寄り不確実要素や偶発性が付き纏う。全世界に対するコンディション(各方面に開けるパスや其の時間帯)は非常に電離層状態の微妙な影響を受け此れは人為的に如何する事も出来ない代物で其れ故に私が思うアマチュア無線の面白さの不確実要素が満載で大変だが夢中に成る要素と成って居る。




           今朝聞こえたDX局


  S01WS(7,CW) DL6SDI (7,CW) SV1DKD(7,CW)  

 

       SV2JAO(7,CW) S57V(10,CW) E77EA(10,CW)  

 

  TM8SRY(10,CW)  5E4E(10,CW)  PP5AX(10,CW) 

 

  HA7RY(7,CW)    




 


 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。