黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 名西郡神山町の 「焼山寺」へ行く

2017年04月05日 16時04分32秒 | その他

 
        


 昨日、名西郡神山町の明王寺の「しだれ桜」を見に行った帰りの途中に有る四国12番霊場の「焼山寺」に行く事にした。私も若い頃は徳島市内を除く各市町村は担当して居たのでこの名西郡神山町は結構走り廻っていました。此の神山町は西日本第二高峰の「剣山」の麓から徳島市の西側に接する細長い形をした町だが其の面積は広大です。


 此の「焼山寺」は可成り奥まった山中にある為に私は今までに一度も訪れた事は無く全く知らなかったが県外のお四国を廻ったアマチュア局と交信した際に「山奥の細い道を登って行く大変な所でした。」との話は良く聞く事が有ったし偶々家内も訪れた事は無いとの事で今回は御参りに行く事にしました。


 私の家の近くの20番「鶴林寺」や先日にブログに登場した21番「大龍寺」も600mH位の山寺で歩いて行くなら何れも大変な難所ですが此処は其れ寄り少し高い700mH位の場所にあり其処までの距離も可成り遠く大変な場所です。然し最近の お四国廻りは皆さん車で廻られますので途中の道は細いのですが道路は良く整備されて居て意図も簡単に山頂の駐車場に行かれ私が行く前に想像して居た寄りも簡単に行く事が出来ました。


 此の日は天気が良かったので車内で居る時は暑い位で時折エアコンを入れて走行する状態でしたが山頂の駐車場で車から降りるとヒヤリとした冷気と聖地独特の静寂さの中での凛とした雰囲気で心が洗われた様な感覚に成りました。此の日は平日にも関わらず滞在中は人の波が途切れる事無く賑わった中に外国の中年の女性の姿も見られ驚いた事に其の方は一人歩きでの巡礼でした。如何なる事情や興味が有るのか?私等には知る由も有りませんが便利さに託けて安易に楽な自動車で廻る私達とは「得る物がきっと違うのだろうな!」と家内と話して一寸恥ずかしい気持にさせられました。