黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 久し振りの外での仕事

2015年11月24日 20時41分34秒 | その他


 今日は久し振りの仕事、何時もだとアマチュア無線を聞き始める時間帯に実家に向かい其れから作業現場へと向かった。実家の会社の手伝いは1年振り、其の時は那賀奥の水力発電所の仕事であったが今回は火力発電所内の仕事で過去に何回も行った現場であった。仕事は気心の知れた4~6人のチームで毎回行うので今日は1年振りに元気そうな顔ぶれと再会した。しかし今回は今まで陣頭指揮をして居た兄の姿が無く本当に寂しい。しかし兄の居ない現在、一番歳の若い甥が自信を持って全てを仕切り二代目社長として陣頭指揮している姿を見て凄く眩しく思えた。


 私は其の道のプロでは無く全くの門外漢なのだが兄が健在の時、「退職してブラブラ遊んで居るなら一寸手伝え」と声を掛けてくれ手間が必要な時だけ道具持ち程度の役割で参加しアルバイトしている内に現在のチーム・メンバーと知り合い。約10年位前から一緒に仕事をする様に成った。メンバーは兄を除けば全員が年下でしかも大半が私の子供と同世代だが雰囲気は頗る良く長い時は1週間程度の泊り込みの県外出張も多く四国四県の水力発電所は結構回って仕事をした。今回は長老の兄が居ないので年齢だけは一番年上に成ってしまったが仕事の上では全くの素人だし仕事上の安全面から作業はしては成らぬ年齢制限を越えたので昨年の暮の仕事を最後に完全引退をして居たのだが先日の兄の「お十夜法要」に実家に行った時に「内規で荷物を持ったり作業をさせる事は出来ないが安全監視員なら可能なので如何だろうか?」と話が有って折角の話だし家に毎日閉じ篭り無線三昧も如何なものか?と思い 今回は有難く話を受ける事にした。しかし本心はリニア・アンプ製作の家内に知れては不味い資金調達が目的、ハッキリ言って全ては無線の為である。


 今日の仕事は皆が作業してる状態を離れた場所で確り見ながら作業者が気付き難い他からの危険を知らせたり、作業中の危険な行為があった時に指摘したり注意する事が仕事内容なのだが作業者は全て私より専門職なので其の様な問題は無く、特に今日は海面に突き出た構造物の海面近くに検査用の足場を組む作業で有ったので近くを航行する船の引き波の有無を作業者に知らせる事が大半の仕事で早く言えば道路工事中によく見掛ける旗振りの仕事に近いもので廻りは確り見なければ成らないが難しい仕事では無い。しかし今回の現場は海辺なので風の吹きさらしの中で単調な仕事だが長時間立ちぱなしは日々、自堕落な生活を送って居た私には結構厳しいもので有った。其れに安全監視員の仕事振りを含め作業員全体の仕事振りをチェックするお偉い方の目も光って居るので気を抜く事も出来ず其れ成りのプレッシャーは感じた。今回は久し振りの仕事で正直、此れが後5日続くと成ると一寸キツイ感じもするが「無線の為ならエンヤ~コリャ~」で乗り切るしか無い。