今回の「北海道への旅」は釧路から襟裳岬間の太平洋側の海岸線を走破して過去の旅行の行程と併せて北海道の外周を一周する事が一番の目標であった。初年度の2009年には福井県の敦賀から苫小牧港に行き占冠村~富良野町(南、中、上)~美瑛町~旭川市~層雲峡~阿寒湖~釧路市~浜中町(霧多布岬)~根室市(納沙布岬)~別海町(野付半島)~標津町~羅臼町~知床峠~斜里町(ウトロ)~小清水町~清里町~弟子屈町(摩周湖~川湯温泉~和琴温泉~美幌峠)~中標津町~美幌町~大空町~網走市~野取半島~北見市~佐呂間町~湧別町~紋別市~西興部村~音威子府村~中頓別町~浜頓別町~猿払村~宗谷岬まで進み、来た道を中頓別町まで引き返し美深町~小平町~留萌市~滝川市~砂川市~新篠津村~札幌市~小樽市~積丹町~赤井川村~泊村~寿都町~島牧村~瀬棚町~今金町~函館市~留寿都町~洞爺湖町~伊達市~千歳市~苫小牧市~厚真町~むかわ町~平取町~日高町~新冠町~新日高町~浦河町~様似町~えりも町(襟裳岬)と進み来た道を引き返し苫小牧港から敦賀港に帰るコースを辿った。此の時のコースで北海道の外周で廻っていないのは函館市から時計回りの松前半島経由のせたな町までのコースと、札幌市を越えた日本海沿岸のオロロン街道を通る稚内市経由の宗谷岬につながるコースと、釧路市から襟裳岬に通じる3コースと成った。
続く2010年には本州を長野県経由のコースを進み新潟県~山形県~秋田県~青森県の下北半島の大間からフェリーで函館市に渡り松前半島を時計回りで北斗市~木古内町~知内町~福島町~松前町~上之国~江差町~乙部町~八雲町~せたな町と進み厚沢部町~島牧村~共和町~泊村~古平町~余市町~増毛町~天塩町~稚内市に至るオロロン街道を走破した。そして稚内市から宗谷岬を経由して猿払村~浜頓別~枝幸町~雄武町~網走市~小清水町~弟子屈町~美幌町~訓子府町~置戸町~石北峠~上川町~愛別町~当麻町~旭川市~妹背牛町~秩父別町~千歳市~苫小牧市~厚真町~白老町~登別市~室蘭市から函館に至る海岸線を走り函館港から大間港に渡り東北を廻りながら帰ったが道東の太平洋岸(釧路市)を廻る事は出来ずに其の後の課題として残った。
其の後の3年間は西日本への移動運用(沖縄、離島、九州、近畿、北陸)が中心と成り北海道方面はご無沙汰状態で有ったが残った課題を達成する為に今回は「北海道行き」を決め「礼文、利尻島行き」と釧路市~えりも町間の太平洋側を走り「北海道の外周部を走破する事」は大きな目標と成った。
2014年の今回は家の都合で出発が2週間程遅れの6月の17日に徳島を出発し京都府の舞鶴港~小樽港への新日本海フェリーで北海道に向かい小樽市~札幌市~稚内市(2010年と同じオロロン街道を北上して)幌延町~稚内市~礼文町(礼文島)~利尻富士町~利尻町~稚内市に戻り~宗谷岬~オホーツク海岸を東に向かい枝幸町~オホーツク西端の斜里町~知床峠を通り羅臼町(2回目の運用)~弟子屈町(3回目)~鶴居村~釧路市~えりも町~様似町(2回目)~苫小牧市~夕張市~占冠村(2日目)~南富良野町~富良野市~中富良野町~上富良野町~美瑛町~そして来た道を占冠村~日高町~平取町と太平洋岸に再び出て苫小牧~支笏湖~伊達市~喜茂別町~留寿都町~真狩村~ニセコ町~蘭越町~黒松内町~今金町~長万部町~函館市へと進んだ事によって6年越し3回目の訪問で念願の北海道の外周を走破することが出来た。
上段の写真は完成場所と成った襟裳岬の周辺の写真、岬の先端部はガスって居て視界が悪かった。岬の手前の駐車場には土産物店が有り賑々しい感じがするが此の駐車場を出ると周囲に家らしき物も無く可也寂しい場所で今回も「強い風と霧」の岬であった。
文面のカラー文字の町村は過去に移動運用した場所、今年は重複運用が多いが北海道内では比較的運用の少ない町村