平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録11月13日(金)

2020-11-13 07:49:25 | アマチュア無線

本日午前7時快晴5.4℃

【晩秋】11月7日(土)は立冬で暦の上では冬ですが、11月も半ば「晩秋」言って良いでしょう。My Local平地(海抜117m)でも木々の葉が大分色づいて来ました。東京都青梅市と埼玉県飯能市の都県境を流れる「成木川(なりきがわ)」は入間川の支流、入間川は荒川となって東京湾に注いでいます。画像の川の水、東京湾まで流れて行きます。

【FM衛星昨日今日】Fox-1シリーズの衛星は、1 UnitのCubeSatながらFM衛星が4つだった訳ですが、現在動いているのは「AO-91」だけです。AO-92は故障ですから復旧は無理でしょう。AO-92AO-91と飛来バランスが良く適度な間隔で飛来していましたから使えなくなったのは誠に残念です。一番最初のAO-85も使い易かったですが、これも故障。そしてAO-95は最初から受信機が故障。現在DUVのTelemetryを送出しているのみです他のFM衛星は「SO-50」「AO-27」「PO-101」が使えます。PO-101は平日午後の2番パスでのみ使えます11月5日にISSから放出された3UnitのCubeSat「NEWTRON-1」はFM Transponderを積んでいた訳ですが、今のところ動作確認が出来ていないようです。残念。弱いながら信号を出しているとのレポートがありますから、何としてもコマンドが届いて稼働することを願っています。

【Meteor-M N2】08:02 最大仰角67.4°∠のパス 受信周波数137.100MHz ほぼ真北からAOS この方角には山があるので、仰角が11.6°∠になってからLockedになりました。

【7年前との比較】ST2/USB ここでJA3IKC東口さんが製作されたFOXDELTA社の「ST2/USB」は、7年前に当Blogが概観しておいた物より進化しているようです。筐体は同じ大きさですが、基板が作り直されています。USB/RS-232変換モジュールは小さくなって水晶発振子が追加されています。細かいことですが5Vのレギュレーターが縦置きに配置、ローテーター動作表示LEDは赤緑の2色、社のロゴマークの狐が印刷されたりしています東口さんのレポートでは、ターミナルソフトウエアを使わないで(ex. Hyper Terminal)ST2/USBの画面上で設定が出来たとのことです。また、PIC-NICの入力インピーダンスの関係で1対1のオペアンプを噛ませないと電圧を旨く渡せない問題があったのですが、これも解決されていてオペアンプを入れなくてもローテーターの位置表示は問題ないとのことでした改良されているということであれば、インドから取り寄せて使ってみる価値はあると思っています。

【AO-91】09:42 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA6EGM JA2NLT ■受信 サフィックスの「DKA」だけが取れて、プリフィックスが取れないのでさらにCQを出すのを待っていたが聞こえず。ターボハムログの「コールサインの部分文字列で検索」に「DKA」を入れると過去に衛星で交信したことのある「JE5DKA」が出て来ました。たぶんこの局だったと思われますPayloads:61

【AO-91】11:16 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA6PL JA6EGM JA4GVA JE0KBP JA8MKZ Payloads:45

【PO-101】「DIWATA-2」フィリピンズオスカーワンオーワン 14:11 U/V ■交信(FM:Tone141.3.0Hz)JA4GVA JA6PL JA0CAW JA6EGM JR5FGP

↑ 当局のロケーションでは、真北からAOSでしたので、360°∠から追尾、途中で逆転することはありませんでした。関東以西のロケーションではAOS後、天頂から北の子午線を横切るパスとなっていたようで、そのままでは途中でアンテナが反転します。JA6PLさんはもう一つのCALSAT32で追って反転を免れていたようです。

【AO-91】23:08 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JK2XXK JE9KBP 7L1ETP JR6DI JL1MZP ■受信 JA0FKM/1Payloads:90

コメント
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