平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録11月13日(火)

2018-11-13 08:35:55 | アマチュア無線

本日午前7時曇り12.1℃

 【Es'hail-2 ①】Eutelsat 25B や Badr5と同じ軌道に打ち上げられるということなので、当局から見える方向を表示 Foot Print外 注:Locationは郵便番号なので当該地区の中央を表示。当局の位置、山の中ではありません。

【Es'hail-2 ②】イーズファイルツー」とでも発音しておきましょうか(JE9PELさんの紹介によると「エスへイル」)昨日のBlogで触れましたが、カタールが打ち上げる商用静止衛星の一角にアマチュア無線の中継器を載せてもらう。アマチュア静止衛星の誕生です。衛星本体は三菱電機製ということですから、日本にはこのような静止衛星を作る技術は当然のことながらあることになります。軌道は東経26度の赤道上なので日本からアクセスは出来ないのが誠に残念です。JAMSATはタイのマチュア無線連盟にこの静止衛星にアクセス出来る無線設備を提供して関わりを持つようです。それから南極の昭和基地からはこの衛星が見えるので運用を検討しているようです静止衛星の軌道はご存知のとおり赤道上3万6000㎞、軌道到達は3段ロケットでもまだ足りず、最後は衛星自力で軌道に到達する必要があるようです。

  【Fox 1 Telemetry Analysis Tool】そうこうしているうちに、Fox-1シリーズ衛星4番目の衛星「fox-1Cliff」が日本時間20日(火)03:32に打ち上げられる予定となっています。AO-92と同じようにLバンドのアップがありますので、L/Vモードの運用が楽しめます◆この衛星弱点が一つあってアップバンドの受信機に「AFC」が装備されていないということです。AFCは「自動周波数調整装置」簡単に言えば「地上からのアップ周波数が多少ずれていても衛星側で調整して受信する」ということだと思うのですが、この装置がないとなるとアップが難しくなることが懸念されます本題のAnalysis Toolですが、Cliffも他のFox-1衛星と同様200HzのDUV(データアンダーボイス)でHK(Housekeeping:健康状態)データを降ろします。その計算にこのツールを使います。自動で受信開始出来る様子を確認しました。自動ということは衛星のTLEを内蔵している必要があり「nasabare.txt」というTLEを参照しているようです。Cliffが打ち上った直後参照する名前はそのままで良いでしょうが、オスカーナンバーが付いた場合はその名前でTLEが表記されるからそのように対応する必要がると解説されています。

【AO-92】「Fox-1D」09:21 ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA6EGM JF1EUY JA4GVA Payloads:18 Analysis Tool優れものです。自動でデコードスタート、LOSしたら止まっていました。受信状態の時赤字表示。最初デコードしないのでこのバージョン駄目かと思いましたが、何のことはないサウンドカードの選択が間違っていて、途中で気が付いた始末。夕べFCDでIQ受信テストした時からの切り替え間違いでした。

【Meteor-M N2】08:22 & 10:03 2回のパスの合成画像、日本列島天気冴えず。

【AO-91】「RadFxSat」10:45 ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA6EGM ★JR7WXR ■受信 JJ1CHU UA0〇〇 ◆Payloads:35

 【AO-92】「Fox-1D」10:55 ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA6EGM JR6DI Payloads:25

【AO-92】「Fox-1D」21:29 ■交信(FM:Tone67.0Hz)JR6DI JH2AMN JP3IVD JH9AUB JA8KGG JR8LWY ■受信(Call) JE9BGB/1 ■受信 JA3FWT Payloads:76

 

コメント (4)
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