●本日午前7時曇り15.5℃ 10月も中旬に入りますが「これが秋晴れ」なし
【Meteor-M N2受信から画像作成まで②】『実例』本日9:03のパス
■【Meteor-M N2の信号復調】Meteor-M N2の信号を復調するには、専用のDemodulatorをSDRSharpにプラグインして復調します。その①「QPSK Demodulator v1.4*」当Blog今単体が行方不明になっていますが、入手見込みあり。その②「Meteor Demodulator*」AMIGOSサイトで紹介されていて、ロシア人が開発したプラグインですが、使わない方がいいとJH1OKLさんは言っています。プラグインを試みたが、動かなかったとのことです。「*」はSDRSharpへの後付けプラグインを表します。
■【受信環境】おさらいですが、基本的に次の三つのツールがPCにインストールしてあれば、受信可能です。
1 QPSK demodulator v1.4* がプラグインされているSDRSharp
Ver.1331ないしはVer.1361
2 LRPToffLine Decoder
3 LRPT Image Processor
■【Meteor-M N2復調余話】『キャリアーロック』Meteor-M N2は衛星ですから、送ってくる信号にはドップラーがあるはずです。ところが、SDRSharpの画面に表示されている周波数が中心周波数の「137.900MHz」のままでドップラー追尾していないのです。それでも信号はキチンと受信出来ています。ロシアのプラグインの解説を読むと「キャリアロック」という言葉が出ています。たぶん、周波数が動いても、QPSK Demodulatorに「Locked」と赤字が出た時点でドップラーを含めた周波数を捕捉しているのだと思います。簡単には理解出来ませんが、QPSKの位相のずれを周波数変化と見て、位相のずれをずれた方に直しながら受信するシステムなのかも知れません。