さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 アンコール・トム その7

2010年04月04日 | 海外旅行
象のテラスとライ王のテラスの間を抜けていくと、王宮の外壁に出ます。



門をくぐって振り返ったところ。



門の脇には、池が設けてあります。これは男池で、奥に女池があります。ライ病の治療のために沐浴をしたと、ガイドが説明していました。



その奥に、ピラミッド型構造をしたピニアナカスがあります。11世紀に建てられた寺院で、「天上の宮殿」あるいは「空中楼閣」と呼ばれています。

クメール文化では、宗教施設は石造り、王宮は木造であったため、現在では王宮内の最も主要な構造物になっています。



ピニアナカスには伝説が残されており、三島由紀夫の「癩王のテラス」でも作品中にこの伝説は取り入れられています。

ピニアナカスの塔の中には9つの頭を持った蛇の精ナーギー神が宿っていた。そのヘビは毎晩美しい女性に姿を変えて王の前に現れ、王は妻と寝る前にまず彼女と交わらなければならなかった。もし、一夜でも怠ったら、王は早死にすると信じられ、ここには王のみが夜な夜な通う場所であったという。

現在では立ち入りは許されており、私も伝説を確かめたかったのですが、ツアーのために見るだけでした。



東の門から出ていきます。



王のテラスから、門を振り返ったところ。



王のテラスからは、隣のライ王のテラスも見えています。ひとだかりしているところが、ライ王の像のあるところです。



王のテラスから前庭を眺めたところ。閲兵を行ったことに納得のいく広さです。

奥に並んでいるのが、プラサット・スュル・プラット、別名「綱渡りの塔」です。



観客のために綱渡りを見せたとも言われていますが、真偽は不明です。王に捧げられた宝物を収納する建物であったともいわれています。

これにて、アンコール・トムの見学は終わり。午前中の観光としては、もうひと頑張りして、タ・プロームに向かいました。

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2 コメント

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広い (本読みと山歩き)
2010-04-05 03:01:06
テラスは見ごたえがありました。
それに、とっても巨大だということが良く分かりました。
それにしても熱そうですね。
12世紀、このあたりの気候はすこしは温暖だったのでしょうかね。
遺跡 (さすらい人)
2010-04-05 20:39:03
今晩は。
アンコール遺跡のうち、アンコール・ワットとアンコール・トムは、予想以上の大きさでした。歩くのも、ツアー全体では、登山なみの体力が必要でした。世界の気象も昔とは違ってきているようですが、現在はメコン川の水量の減少が問題になっているようです。

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