さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ミュンヘン その1

2009年03月26日 | 海外旅行
ミュンヘンはドイツ南部のバイエルン州の州都です。ベルリン、ハンブルクに次ぐドイツ第三位の都市で、商工業も盛んですが、ヴィッテルスバッハ家の宮廷都市として栄え、ヨーロッパ文化の中心地の一つになっています。

ミュンヘン中央駅を出てカールス門をくぐると、ミュンヘンの中心部になります。



フラウエン教会の、たまねぎ型の屋根をつけた二つの塔が頭上に覆い被さってきます。



フラウエン教会は、1468年~1488年にかけて作られた後期ゴシック様式で、ミュンヘンのシンボル的存在になっています。



中は、意外にシンプルなつくりになっています。



フラウエン教会と並んでシンブル的存在なのが、新市庁舎



1867年~1909年に建てられたネオゴシック式の建物です。



新市庁舎の建つマリエン広場には、ある時間がくると人が集まってきます。



塔にはからくり時計が設けられて、一日数回10分間に渡って動き出します。



上段は、馬上試合のものです。騎士がぶつかり、一方は落馬。



下段は、ペスト流行からの復興を祝う踊り。高いところにあって大きさが判りにくいですが、実物大あるそうです。



マリエン広場では、マリア様が見守るなか、人々がビール片手にのんびりとすごしています。



17世紀前半の三十年戦争の際に、ミュンヘンはスウェーデン人に占領されますが、解放後にマクシミリアン一世が感謝の印に立てたのが、このマリア像です。バイエルンの守護女神になっています。



旧市庁舎



1470年~80年にかけて建てられました。第二次大戦で破壊されて再建されたため、建物自体は新市庁舎よりも新しくなっています。



これは裁判所。古めかしい建物も沢山あります。



ところで、ミュンヘンの名前の由来ですが、僧院をあらわす「メンヒ」が由来です。市庁舎にあった市章ですが、中央に修道僧が描かれているのもそのためです。

このように書いていて気が付いたのですが、スイス観光でお馴染みのアイガー、ユングフラウともにオーバーラント三山と呼ばれるメンヒも、修道僧に由来しているんですね。
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