![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/7c/70e8cd1876cb5c4d9c0c7d34cd36a9ae.jpg)
ンコール・ワットの中央詞堂は、現在立ち入り禁止になっているため、一旦外に出て、第一回廊の他のレリーフを見物することになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/6a/a139138c374651830c98e025097eabad.jpg)
塔も近くなっていますが、小さな仏像が一面に飾られているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/58/cf38aa039f015470d1f3c865e7172754.jpg)
第一回廊の南面東側には、「天国と地獄」のレリーフが飾られています。
上中下の三段に分かれており、極楽界、裁定を待つ者の世界、地獄がそれぞれ描かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/7e/2fba3da532c78fae5396dc2f98baed62.jpg)
王様が輿に乗って整然と行進していきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/a9/8ef045c148e4dd4aefc19f15d4caff19.jpg)
その下の地獄では、獄卒に亡者が打ちのめされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b4/a435b1cfe05a454504a2221869e7b32a.jpg)
閻魔大王が、剣を突き付けて裁きを行っているところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/e1/63b00a196d94724b2e7633254a6240d1.jpg)
地獄への転落
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/2f/1188bd6564eb06c6c60f241d8a670cda.jpg)
亡者は、石の重りで押しつぶされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/f9/de66c58e4d5a9419f97e72e8c91739fa.jpg)
ここでは、亡者がばらばらに刻まれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/e7/fbab7bc8d284304e1416d66b2a079628.jpg)
これは、はりつけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/21/553b780ef1d116ea5642ebaa10a2034c.jpg)
一方、天国では、やすらかな生活を行っています。
地獄図の方が、想像力たくましく生き生きと描かれていますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/a4/1104ea773417aaacd39d0283e0fc5cd0.jpg)
デバター像は、ここにもありました。薄物をまとった姿が美しいですね。
脇のアラベスク模様も制裁で見事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b7/4d87046436ac3a7edc598e9b19815461.jpg)
第一回廊の北側には、アンコール・ワットでも最も有名な「乳海撹拌」のレリーフが飾られています。長さは50mありますが、修復工事のため、半分だけが公開されていました。
「乳海撹拌」は、ヒンドゥー教における天地創造神話です。昔、神々の主インドラが、シヴァ神の化身の聖者を侮辱したため呪いを受けて、活力を失ってしまい、その隙をついて阿修羅が地獄から侵攻してきます。
神々は、困り果て、知恵の神ブラフマーから、神薬の作り方を聞き出す。乳海に薬草を投じ、マンダラ山を撹拌の棒とし、大蛇ナーガを引き綱とし引き会えばよい。神々だけでは手が足りないので、阿修羅と和睦して撹拌を行いなさい。阿修羅には、ただ働きをさせ、神薬ができても分け与える必要はない。
両者が左右に分かれての綱引きが始まりました。阿修羅はナーガの頭の方を掴んだため、ナーガの吐き出す炎に焼かれての作業になりました。
千年の撹拌の後に、希望を与える雄牛スラビブ、酒の女神ヴァルニー、楽園の樹バリジャ、さらに愛くるしいアプサラも生まれて天を舞い始めました。月や猛毒も生まれ、これらはシヴァ神のものになりました。女神が、待望の命の露を捧げて飛び出してきました。ヴィシュヌ神の妃ラクシュミーも出現しました。
結局、神々は命の露を飲んで活力を取り戻し、阿修羅には何も与えずに地獄に追い返しました。
この「乳海撹拌」のモチーフは、他の遺跡やホテルの飾りなど、いたるところで見ることになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/bc/e71b9bf996468554bd852cd368ddf2dd.jpg)
阿修羅側の末端には、ナーガの頭も描かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/a4/4a22456e89a89c143236eaa43311d73d.jpg)
列になって綱引きをする阿修羅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/d3/a35ea6e9883a99e507c77ffca1ceb927.jpg)
途中には、阿修羅の親玉も描かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/28/80301644ada569c03154d1340dd21e7b.jpg)
踊るアプサラたち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/ac/ef0f7130f2d83712b8f59fad4c870edf.jpg)
海の中では魚たちがバラバラになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/a1/7e185fe9f4ebe014f66613c20830d67b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/bc/5fe4585cfedeaaee9ed2e92130bd07b3.jpg)
「乳海撹拌」の見学を終えて、アンコール・ワットを後にしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/6a/a139138c374651830c98e025097eabad.jpg)
塔も近くなっていますが、小さな仏像が一面に飾られているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/58/cf38aa039f015470d1f3c865e7172754.jpg)
第一回廊の南面東側には、「天国と地獄」のレリーフが飾られています。
上中下の三段に分かれており、極楽界、裁定を待つ者の世界、地獄がそれぞれ描かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/7e/2fba3da532c78fae5396dc2f98baed62.jpg)
王様が輿に乗って整然と行進していきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/a9/8ef045c148e4dd4aefc19f15d4caff19.jpg)
その下の地獄では、獄卒に亡者が打ちのめされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b4/a435b1cfe05a454504a2221869e7b32a.jpg)
閻魔大王が、剣を突き付けて裁きを行っているところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/e1/63b00a196d94724b2e7633254a6240d1.jpg)
地獄への転落
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/2f/1188bd6564eb06c6c60f241d8a670cda.jpg)
亡者は、石の重りで押しつぶされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/f9/de66c58e4d5a9419f97e72e8c91739fa.jpg)
ここでは、亡者がばらばらに刻まれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/e7/fbab7bc8d284304e1416d66b2a079628.jpg)
これは、はりつけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/21/553b780ef1d116ea5642ebaa10a2034c.jpg)
一方、天国では、やすらかな生活を行っています。
地獄図の方が、想像力たくましく生き生きと描かれていますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/a4/1104ea773417aaacd39d0283e0fc5cd0.jpg)
デバター像は、ここにもありました。薄物をまとった姿が美しいですね。
脇のアラベスク模様も制裁で見事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b7/4d87046436ac3a7edc598e9b19815461.jpg)
第一回廊の北側には、アンコール・ワットでも最も有名な「乳海撹拌」のレリーフが飾られています。長さは50mありますが、修復工事のため、半分だけが公開されていました。
「乳海撹拌」は、ヒンドゥー教における天地創造神話です。昔、神々の主インドラが、シヴァ神の化身の聖者を侮辱したため呪いを受けて、活力を失ってしまい、その隙をついて阿修羅が地獄から侵攻してきます。
神々は、困り果て、知恵の神ブラフマーから、神薬の作り方を聞き出す。乳海に薬草を投じ、マンダラ山を撹拌の棒とし、大蛇ナーガを引き綱とし引き会えばよい。神々だけでは手が足りないので、阿修羅と和睦して撹拌を行いなさい。阿修羅には、ただ働きをさせ、神薬ができても分け与える必要はない。
両者が左右に分かれての綱引きが始まりました。阿修羅はナーガの頭の方を掴んだため、ナーガの吐き出す炎に焼かれての作業になりました。
千年の撹拌の後に、希望を与える雄牛スラビブ、酒の女神ヴァルニー、楽園の樹バリジャ、さらに愛くるしいアプサラも生まれて天を舞い始めました。月や猛毒も生まれ、これらはシヴァ神のものになりました。女神が、待望の命の露を捧げて飛び出してきました。ヴィシュヌ神の妃ラクシュミーも出現しました。
結局、神々は命の露を飲んで活力を取り戻し、阿修羅には何も与えずに地獄に追い返しました。
この「乳海撹拌」のモチーフは、他の遺跡やホテルの飾りなど、いたるところで見ることになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/bc/e71b9bf996468554bd852cd368ddf2dd.jpg)
阿修羅側の末端には、ナーガの頭も描かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/a4/4a22456e89a89c143236eaa43311d73d.jpg)
列になって綱引きをする阿修羅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/d3/a35ea6e9883a99e507c77ffca1ceb927.jpg)
途中には、阿修羅の親玉も描かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/28/80301644ada569c03154d1340dd21e7b.jpg)
踊るアプサラたち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/ac/ef0f7130f2d83712b8f59fad4c870edf.jpg)
海の中では魚たちがバラバラになっています。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/bc/5fe4585cfedeaaee9ed2e92130bd07b3.jpg)
「乳海撹拌」の見学を終えて、アンコール・ワットを後にしました。