さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ウィーン その2

2010年03月03日 | 海外旅行
聖シュテファン大聖堂は、ウィーン中心部にあるゴシック様式の大聖堂です。

教会の塔としては世界で3番目になる107メートルの高さの塔を持ち、世界遺産「ウィーン歴史地区」のシンボル的な建物になっています。

ハプスブルク家の歴代君主の墓所であり、ガイドツアーで地下のカタコンベに進むと、ハプスブルク家の遺体の心臓以外の内臓を入れた容器と、ペストで死んだ人々約2,000体の遺骨が並ぶのを見ることができます。一般観光客は、階上の見学だけで十分でしょう。

なお、モーツァルトのコンスタンツェとの結婚式、さらに葬式はこの聖堂で行われました。



聖堂の屋根は、美しいモザイク模様で覆われています。



同じようなモザイク模様の屋根は、リンク沿いにあるファティーク教会でも見ることができます。



ペスト記念柱または三位一体像柱

1679年にウィーンでペストが猛威を振るったため、当時の皇帝レオポルド一世がペストの終息を願って制作させたものです。



カールス教会

バロック建築の傑作のひとつに数えられ、大きなドームとローマのトラヤヌス帝記念柱にヒントを得たという両端に2つ巨大な円柱を持つ教会です。



プラター・大観覧車

プラターは、ドナウ河とドナウ運河に挟まれた広大な緑地帯にある遊園地です。もとは、貴族の狩場であったものが、ヨゼフ2世によって一般に開放され、市民階級の散策の場として賑わうようになって、自然に露天や屋台が並ぶようになったのが、遊園地のはじまりとのことです。

ここの大観覧車は、キャロル・リード監督の映画「第三の男」に撮影に使われて知られるようになっていますが、100年の歴史を持っています。



大観覧車の径は、60.96mは、高さ64.75mですので、2008年現在、世界最大の観覧車のシンガポール「シンガポール・フライヤー(165m)」に比べれば小さいですが、歴史と映画「第三の男」によって、知名度はトップクラスになっています。



アントン・カラス演奏のツィターの音色とともに、オーソン・ウェルズの演ずるハリー・ライムの、「スイスの同胞愛、そして500年の平和と民主主義はいったい何をもたらした? 鳩時計だよ」という台詞が浮かんできます。

ローマでの映画「ローマの休日」と同じように、ウィーンではこの「第三の男」あるいは「アマデウス」を思い浮かべながら街歩きをすることになります。
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2 コメント

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Unknown (本読みと山歩き)
2010-03-06 04:58:55
ブリューゲルは見に行きたいです。
フランドルの画家ですから。
この観覧車は、あの「第3の男」ですか。
テンポのよい映画でしたね。

ウイーンか!?
これは、一度、行かねばなりません。
ハオウスブルク家 (さすらい人)
2010-03-07 19:23:24
今晩は。
オーストリアは、同じハプスブルク家のスペインと婚姻関係があるため、スペインの配下にあったフランドルの絵も、オーストリアに贈られたのでしょうね。フランドル絵画は、マドリッドのプラド美術館にも多数おさめられているので、スペーンにも是非おでかけください。

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