さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 テヘラン その3

2013年12月27日 | 海外旅行
バザール見学後に昼食をとり、午後の観光としてまず宝石博物館を訪れました。

宝石博物館は、イラン国立銀行の地下にあり、人が集まっている所が入り口になります。見た感じはここが博物館かと思う地味な入り口です。チェックは厳重で、カメラやバックなどの持ち込みは禁止されており、手ぶらで入場する必要があります。



カメラの持ち込みは禁止のため、撮影した写真はありませんが、日本語のガイドブック(10000リアル)と48枚セットの絵葉書(50000リアル)が販売されているので、その画像をアップすることにしましょう。日本語ガイドブックと絵葉書合わせて60000リアルですが、これは日本円で300円以下の激安価格です。国立銀行ならではの太っ腹です。あるいはインフレによる市場価格の高上に合わせないで、昔の価格のままで販売しているのかもしれません。

イラン到着時に現地ガイドから20ドルをリアルに代えてもらいましたが、リアルが必要だったのは、ここのガイドブックと絵葉書代に、スーパーでの配り用のお菓子の買い物くらいで、後はドルを使うことができました。



エメラルド小冠

宝石博物館では、エメラルド、ルビー、ダイヤモンドなど、宝石の種類ごとにまとめて展示されていました。



ナーデルの帽子飾り 18世紀 イラン製



トルコ石がちりばめられた水パイプ

なお、トルコ石はペルシャで産出され、これがトルコ経由でヨーロッパに運ばれたためトルコ石と呼ばれるようになったといいます。



金製のエナメル細工の水差し



孔雀の玉座

王座の先端に曙光をイメージしたデザインに宝石が取り付けられているので、太陽の玉座とも呼ばれます。孔雀の玉座は、ゴレスタン宮殿に置かれていましたが、1981年に宝石博物館に移管されました。



ナーデルの玉座 1798~1834年製作

この玉座は、26733個の宝石がちりばめられて、離宮への移動のために12の部分に分かれるようになっています。



宝石地球儀

1869年に、保管されていた粗い宝石類を用いて作成されました。34kgの金と3656gの宝石が使われています。大洋はエメラルド、陸地はルビー、イランや英国はダイヤモンドで現されています。



アッパース・ミルザの帽子 イラン製 19世紀初頭



キイアニ王冠 イラン製 1797年

カジャール朝の王たちによって使われました。



パーレヴィー王冠

レザー・ハーンやモハマッド・レザー・パーレヴィー王によって使われました。王冠の総重量は2080g。



ファラー王冠

ファラー・パーレヴィー王妃が用いるため、収蔵された宝石のうちから未使用のものを使って1967年に造られました。プラチナ台に1469個のダイヤモンドやエマラルドなどがはめ込まれ、総重量は約1.5kgあります。

被っていると首が凝るでしょうね。



ルビーカップ インド製 17世紀



エメラルド製かぎ煙草入れ イラン製 19世紀後半



燭台 1800年製作

ゴレスタン宮殿の孔雀の玉座の脇に置かれていました。



ダリヤー・イェ・ヌール

この宝石博物館を代表する宝石です。世界最大きなピンクダイヤモンドで、「光の海」と名づけられています。182カラットもあり、1739年にナーデル・シャーとの戦争に敗れたムガール皇帝ムハンマドから贈呈されたものです。

ダイヤモンドというには巨大で、ガラスの塊のように見えてしまいます。



真珠のブローチ

あひるは黒真珠、白鳥は白真珠で作られています。スワロフスキー製でありそうですが、素材が違いますね。



エメラルドと真珠のネックレス 1967年製作



宝石で飾られたデキャンタ 19世紀中旬製作



帽子飾り

宝石でネコの顔を作っています。



ルビーのネックレス



トルコ石とダイヤモンドのネックレス



ダイヤモンドのネックレス



ルビーの王冠



ダイヤモンドの王冠



ルビーの王冠

これまでにも、イスタンブールのトプカプ宮殿宝物館やロシア・クレムリンのダイヤモンド庫で大量の宝石コレクションを見てきましたが、この宝石博物館はさらに上をいくものでした。
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2 コメント

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今年も感謝です (本読みと山歩き)
2013-12-30 13:56:37
う~ん どの宝飾品も見事ですね。
ディーテールにまで、見事な造りです。
このペルシャ編 たのしみにしております。

本年もたくさん楽しませていただきありがとうございました。
来年も楽しみにしております。
大晦日 (さすらい人)
2013-12-31 20:44:15
今年一年ブログにおつきあい頂き、コメントありがとうございました。
来年もイランの報告を続け、さらに新たな旅をと思っています。
良い年をお迎えください。

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