さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 バンビエン その2

2014年11月21日 | 海外旅行
バンビエンでバスを降りた広場は、不思議に思うほどの広さでした。飛行場跡ということでしたが、調べていくと重い歴史を持っていました。

ベトナム戦争当時、北ベトナムから南ベトナムのベトコンへの陸上補給路としてホーチミン・ルートが設けられましたが、このルートはラオスとカンボジア国内を通過していました。このホーチミンルートを破壊するため、アメリカのCIAは、山岳民族のモン族(ミャオ族)を手なずけ、若者に軍事訓練を施して戦闘に当たらせました。さらにアメリカ国民には知らせぬまま、ラオス国内で共産軍への空爆を行いました。この空爆は、1日800回にも及び、1969年には北ベトナムおよびナチ占領下の欧州戦線で投下された爆弾量を上回る猛爆になったといいます。バンビエンの飛行場は、「Lima site 6」と呼ばれ、空爆を行う基地の一つになっていました。1975年のサイゴン陥落後には、ラオス王国軍も共産勢力に敗北し、ラオスは共産党支配下になりました。アメリカ軍も撤退することになりましたが、この際アメリカ軍に加担し取り残されたモン族には虐殺の運命が訪れました。

水溜りができたデコボコの空き地に航空基地であった面影は全く残されていません。ベトナム戦争も過去の話になりつつありますが、思いがけないところで、その黒い影に出会うことがあります。



バンビエンの市場を見学してから出発することになりました。



野菜や魚を通路で店開きして売っていました。個人的に調達した商品のようで、品物の量も僅かです。





唐辛子を干しているところをバス移動中に見ましたが、ラオス料理は唐辛子をはじめスパイス類はあまり使わないようでした。



串焼きした魚を売っていました。



こちらは小魚の串焼き。



生きた魚も売っていました。髭があるので、ナマズの仲間でしょうか。



肉類は鶏肉が主なようです。



腸詰のようなものも売っていました。





これはスペアリブといったところかな。



揚げ物。



餅米のちまき。



大きなリスのような動物が売られていました。



袋の中をのぞくと、大蛇が入っていました。首は切り離されており死んでいるのですが、痛む前に買い手がつくのですかね。



通常、市場では買い食いしたくなるような物も売っているのですが、ここではさすがにその気にはなれませんでした。



竹製品が多く売られていましたが、これはもち米を入れるおひつです。



市場の見学を終えてバンビエンを後にしました。



少し走った所で、岩山を眺めるために下車しました。



この一帯の山は、石灰岩からなるため、奇岩といった風景が広がっています。



雨は上がったものの雲が漂って、展望が十分に開けていないのは残念でした。
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