さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ビエンチャン その4

2014年11月14日 | 海外旅行
ワット・ホーパケオの見学を終えて、続いてパトゥーサイに向かいました。ビエンチャンの中心部を貫くラーンサーン大通りを進むと、正面にパトゥーサイが見えてきました。



郊外側に回り込むと広場があり、観光客用の駐車場も設けてありました。予定では下車観光ということでしたが、パトゥーサイに入場させてもらえることになりました。



パトゥーサイはラオス語で「勝利の門」という意味で、アヌワーサリー「記念碑」とも呼ばれます。

1962年に、内戦の終結とラオスの共産主義革命勢力であるパテート・ラーオの勝利を記念して建造が開始されました。ラーンサーン通りをパリのシャンゼリゼ通りに見立て、パリのエトワール凱旋門を参考にして建設を行ったと言われていますが、ラオス様式も加えられています。フランスの植民地からようやく抜け出た時の記念碑が、フランスを思いださざるを得ない凱旋門であったことは少し矛盾するような気もします。資金難により工事が中断し、現在でも未完成のままになっています。



パトゥーサイの前には噴水も設けられていました。周囲には大勢の写真屋がおり、観光客の客引きを行っていました。



下に近づくと、かなりの高さです。45mの高さがあるということです。パリのエトワール凱旋門は、高さ50mなので、ひと回り小さいことになります。



さっそく階段を上っていくと、途中のガランとした階に土産物屋がありました。



下の回廊に出てから、土産物屋の中にある階段をひと登りすると屋上に出ました。

中心地に向かうラーンサーン大通りを見下ろしたところ。通りの突き当りには迎賓館(ホワイトハウス)があります。ビエンチャンには、高い建物がないことが判ります。



郊外側を見下ろしたところ。



パトゥーサイの階上に設けられた小塔を間近に眺めることができました。





一段下の回廊から見た小塔。



階下に下りて、改めて門の内側のドームを見上げました。門は四方向に開いているため、四面の絵が描かれています。



ラオス王朝のシンボルの象が描かれています。



ラーマーヤナや仏教に基づく絵が描かれているようです。







見学を終えてバスに戻る途中に振り返ると、噴水は停まっていました。



バスに戻って街を走っていくと、派手に飾られたかごを並べた店が目に留まりました。これは贈答品で、中身はインスタントコーヒーやお酒などのようです。
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