たとえば、自転車に乗ったり、逆上がりをしたり
文字を覚えたり、掛け算ができるようになったりなど
文武両道から考えると、子供時代にやっといた方が良いものがあります。
もちろん子供には個々の能力の違いで
若干、進み具合は違ってきますが
普通の健常者なら、だいたい3~10歳ぐらいの間にできることですね。
昭和30年代ぐらいまでは親が教えるというより
地域社会の中で自然と学べたものが
テクノロジーの発達と、地域社会の在り方や、家族の在り方の変化により
親の援助やサポートの有無が大きくなってきました。
平成に入ってバブル経済崩壊以後の社会の構造改革は
地域社会や家族の在り方をも一段と変えて行きました。
虐待や育児拒否は増加の一途をたどっているようです。
一方で働けず、社会人になれない子供も増えているようです。
ある意味こちらは精神の問題で、道や徳の欠如なのですが
親のサポートでは如何ともし難いものがあります。
社会人として働く心構えは
20代で身に付けておく必要があるように思います。
子供時代に自転車に乗れなかったり、逆上がりが出来ないと
かなりの確率で、一生出来ない場合が少なくありません。
20代で社会人に成れない場合も
30・40代と成れない確率も上がってきます。
親のサポートのさじ加減は何とも言えないですが
過保護過ぎるのも、無関心過ぎるのも問題ですね。
親が道を学び、徳を積み、精神成長して
感性を磨くことが大切なことかも知れません。
オープンマインドになって
信頼できる他人様にもサポートしてもらうことも
大切なのではないでしょうか。
「愛の反対は憎しみではなく、無関心」ですが
愛情だけでなく、「愛と調和」が道ですものね。