近鉄八尾駅から西へ5分ほど歩くと、こんな店が。
「カフェ&オムライス ライラック」と云う。
メニュウを見ると、やはりオムライス専門店のようだ。
街中には「北極星」などの老舗、比較的新しいチェーン「ポムの樹」などのオムライス店があるが、このような単独の店の方が俄然興味が湧く。
街中には「北極星」などの老舗、比較的新しいチェーン「ポムの樹」などのオムライス店があるが、このような単独の店の方が俄然興味が湧く。
店内は、もう昔の純喫茶のまんま。
この店は、なんとランチはサラダとスープが取り放題。
しかもビュッフェ形式ではなく、サラダはこのように皿に盛られたものが大量に冷やしてある。
カレーやオムライスなどのひと皿ものは、とかく野菜不足になりがちなだけにコレは大変ありがたい。
スープは日替わりで、今日は味噌汁だったがキャベツ、じゃがいもなど具だくさんで手作り感満載であり実に嬉しい。
さて私のオーダーは、オムライスのドミグラスソースかけ770円。
いかにも洋食の、いい感じだ。
さて私のオーダーは、オムライスのドミグラスソースかけ770円。
いかにも洋食の、いい感じだ。
中を確認してみる。
ちゃんとベーコンもあり、ごはんは色付けされている。
ちゃんとベーコンもあり、ごはんは色付けされている。
おそらく原価的にもサフランではなく、ターメリックかと思うが…
さてそのオムライス、予想を裏切ってドミグラスソースが甘い。
ケチャップソースと変わらない甘さだが、逆にそれがお高く止まった感じではなく「業務用のハインツの缶です」みたいなのでもない、地元に長年愛された人懐っこさを感じる。
極端かもしれないが、甘い味が高級品のように思われた時代の名残りかもしれず、それがまた旺盛なサービス精神を感じさせてくれる。
庶民の街・八尾で、古めかしい造りの店で「栄養のバランスも考えて、お腹いっぱい食べさせてくれるお母ちゃんのオムライス」に出逢ったような思いになり、八尾の街がさらに好きになったのであった…