ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

久しぶりに、城陽の「金ちゃんラーメン」に行く。

2020-05-31 20:00:00 | うまいもん
いつ以来か思い出せないほど久しぶりに、城陽市の「金ちゃんラーメン」に行った。

金ちゃんラーメンには、栄枯盛衰がある。
私が育ち盛りの頃、父が夜に
「腹が減ってたら、行かへんか?」
とクルマで連れてってくれたのが、大徳寺近くの金ちゃんラーメンだ。
屋台のような店で、その時のラーメンの味はあまり覚えていないが骨付き唐揚げがやたらウマかったのと、トッピングのおろしニンニクが巨大な壺に入っていたのを覚えている。

そんな地元の人気店・金ちゃんが、20年ほど前何を思ったかチェーンを拡大し始めた。
地下鉄北山駅の地上や、大阪の堺市新金岡にも進出した。
KBS京都で
「♪心うきうき〜 元気もりもり〜」
の曲のTVCMも放映され、勢いがあった。

それからしばらくして、チェーンはバタバタと閉め始め、ついに大徳寺の本店まで閉めてしまったのだがこの城陽店は首の皮一枚残っている。

私もその存在を忘れかけたほどにしばらく行けていなかったのだが、ふと思い出して顔を出した。

相変わらず風情ある店内。

そう、ここは屋台風のラーメンがウリだった。
メニュウを見やる。



定食にも惹かれたが、久しぶりなのでこのはノーマルの醤油ラーメン大盛りだ。

醤油ラーメン大盛り、着丼。

実に久しぶりの対面だ。
具は焼豚、メンマ、もやし、ネギと至ってオーソドックス。
背脂たっぷりなのが、いかにも屋台風だ。

箸を上げてみる。

中太ストレート麺だ。

おもむろにすする。

う、ウマいっ!
なんてまろやか、なんてまったりとしたスープ…
食べやすいが、背脂もあって食べごたえもしっかりある。
まさに、京都の学生に愛された味だ。

少し食べたところで、ヤンニョムを入れて味変。

いい感じで脂が飛び、パンチの効いた味になる。

金ちゃんラーメンとの再会は、大満足だった。
このところコロナのせいで、自宅に近い店で外食する事もご無沙汰だったが宣言も解除された事だしこのように地道に頑張る地元の店から少しずつカネを落とし、経済を回していこうと思った次第である…




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「炊き込みふわトロオムライス」を作る。

2020-05-30 20:00:00 | 男の料理
休日の朝食で遊ぶシリーズ。
オムライスを炊き込みで作り、好きな時間に起きて好きなだけよそって自分で勝手に卵を焼いて載せる、という試みである。

まず、前夜のうちに米は仕掛ける。
玉ねぎとベーコンを刻む。


コンソメを湯で溶き、そこにたっぷりのケチャップと少しのマヨネーズ。

タレと具材を、炊飯器に仕掛ける。


朝起きたら炊きあがっているので、バターを落としてよく混ぜる。

卵を焼く。
イメージは「ふわトロ」なので、卵に牛乳を入れてバターで焼き、耐熱のシリコンベラで形を整える。


ごはんに載せ、ケチャップとパセリをかけて完成。

材料もアリモノばかりなのに贅沢な気分が味わえてしかも楽チン、といい事ずくめなのである…

さて明日は競馬の祭典・日本ダービー。
栄光をつかむのはコントレイルだろう。
ここまで無敗、死角らしい死角は見当たらない。
相手筆頭はもちろん皐月賞2着のサリオス、そして今年から弥生賞が「ディープインパクト記念」と改称されたのでここの1・2着であるサトノフラッグ、ワーケアは要注意だ。
大穴候補は京都新聞杯2着のマンオブスピリット。
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通年でやってくれ。特急の通勤利用割引。

2020-05-29 20:00:00 | 鉄分の多い話


JR西日本は6月限定で、近畿を走る一部の在来線特急の特急を300円で売り出す。対象区間であれば一律料金で、最大で2000円を超える値引きとなる区間もあるそうな。

私が30年言い続けてきた事が、今回のコロナによってようやく聞き入れられた(笑)。
朝夕の通勤ラッシュで、混んでいる新快速に並んでいると横を走るガラガラの「サンダーバード」や「はるか」が、とにかく恨めしい。
かと言って特急券をまともに買うと、昼からメシ1食抜かねばならないほどのコストがかかる(どんな安いメシやねん笑)。
間合使用の「びわこライナー」などもあるにはあるが、本数が少なすぎる。

しかしこのコロナ禍で、国策として「3密」を避けねばならず、国交省としても全国の鉄道会社に混雑緩和策を講じるよう指示したのではないか、と察する。

公共の交通機関の中で、料金体系だけで言えば鉄道は最も時代の波に乗り遅れた。
特にLCCと夜行バスのおかげで、全国の旅情あふれる夜行列車が駆逐されてしまった。
しかしコロナを機に、ようやくJR西日本も重い腰を上げて特急の空席有効利用を始める事になったのは、まことに喜ばしい限りだ。

大阪→京都の通常600円以上する特急券が定期券プラス300円で乗れるとすれば、差額で新ジャンルの缶ビールを2本買ってリクライニングシートで飲めるではないか(飲むんかいっ!笑)…
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セブンイレブン限定・大盛りカップ焼そばを食す。

2020-05-27 19:31:00 | うまいもん
また、こげなもんを見つけてしまった。


マルちゃんでおなじみ東洋水産がセブンイレブンとコラボして作った、大盛りソース焼そばだ。
本当に、大盛りなのか?

一応「当社比」と書いてある(笑)。


この焼そばは、なんと1分で麺がもどるというのもウリのようである。
開封してみる。

小袋はソース&青のり、かやく、それに特製油の3つ。

湯を入れ1分で切り、混ぜたところがこちら。

香りは、そこそこ良い。

いただいてみる。
ソースは、あの大ベストセラーの3玉入り「マルちゃん焼そば」に近い、甘い味でそこそこウマい。
しかし麺は、1分でもどさねばならない事情があったのだろうか?
私のカップ焼そばの基準はどうしても日清の「UFO」になるが、UFOはあれだけ太く食べごたえのある麺をキッチリ3分でもどしてくれる。
長浜ラーメンでもないのに、わざわざ焼そばの麺を細くする必要はあったのだろうか?

またこの焼そば、大盛りとある割には全然多くない。
コレ単体なら、2つは食べないと落ち着かない(→私だけか?)。
「ペヤングソースやきそば超大盛」は別格として、日清UFOや明星「一平ちゃん」などは200円近くするがコレはOEMだけに150円ほどで買える。
安いのはありがたいが、ボリウム不足というのは「安かろう悪かろう」になってしまかねない。
ま、個人差のものではあるのだが…


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「サントリーレッド」の、存在価値って…?

2020-05-26 20:00:00 | 人生、飲んでナンボ
先日、こんなウイスキーを買ってしまった。

言わずと知れた定番、サントリーレッドである。
むかーしからある商品で、サントリーウイスキーのラインナップの中では下から2番目、すなわちトリス→レッド→ホワイト→角→オールド→リザーブ→ローヤルと続く下から2番目だ。
(山崎、白州、響などがどのへんに位置するのか、飲まないから知らない笑)

もうこの10年近く、空前のハイボールブームである。
プリン体を気にする殿方が多いのか、ビールで乾杯したあとは昔は焼酎が多かったが今や2杯目以降はハイボールの天下になってしまった。
角瓶のハイボール、いわゆる角ハイの売り込み戦略の上手さに加え朝ドラ「マッサン」が拍車をかけ、日本中の原酒が飲み尽くされてしまった。 
マッサンのモデルとなったニッカウイスキーの父・竹鶴政孝の名を冠した「竹鶴」などは、何年ものと名乗るのをやめてしまった。

ハイボールがブームになると、サントリー最下層のトリスがどういうワケか息を吹き返してしまった。
今やハイボール用国産ウイスキーの人気といえば角・ブラックニッカクリアブレンド、そしてトリスとなってしまっている。

そんなわけでレッドは、味はおろかその存在すらも忘れかけていた。
しかし、ヒマに任せてYouTubeで大原麗子のCMを観てしまったのが、いけなかった。
「少し愛して。ながーく愛して」
大原麗子の美しさもさる事ながら、どうしてこう昔からサントリーのCMはカッコいいのか?

「ウマくはなかった」というのだけは覚えていたのだが、ここらでひとつシャレで買ってみようと思ったのである。
なんせ近所の量販店で、税別770円なのだ(笑)。

一体いつ以来だろうという、レッドとのご対面。
開封し、香りを確かめる。

…香りがない(笑)。

水割りにしてみる。

…味がない(笑)。

普通の水割りではとても味がしないので、1:1ぐらいで割ってやっとそれらしい味がした。
しかし味がしたと言っても、「ウマい」と思えるそれではない。

歴史を繙くと、レッドは大ヒットしたハイニッカの向こうを張って発売されたらしいが、ハイニッカはものすごくウマい(個人の感想です)のに対しレッドは申し訳ないが比べたらハイニッカに失礼なレベルだ。

これほど見劣りする商品が、なぜロングセラーであり続けるのか理解に苦しむ。
同じ1本千円未満でも、海のものとも山のものともわからない舶来ウイスキーはみなそれなりに味も香りもある。

うがった見方をすれば、レッドとはサントリーが敢えて上位ランクのウイスキーに客を誘導するためにわざわざ残しているのかもしれない。
私のように昔のCMを覚えていてラベルにノスタルジーを覚える人以外は、まず手に取らないと思うのだが…?

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