goo

2024 3/31のおやつ報告5(中村軒)

-
写真は、改修した店内。

大枝山古墳群を出て車で桂離宮に戻ってきます。
駐車場に到着して14:20頃。
15:00までまだ時間あります。
どのみち14:40までは中に入れないので、行っちゃいますw
もちろん中村軒w
もうこの辺りは場所はもちろん距離感も分かっているので、決断が早いですw
中村軒は最近内部を改修されたばかりで、改修後に来たことがありませんでした。
来てみると、昔の雰囲気はそのままにきれいになっていましたね。
もっと現代的な感じにガラッと変わっているのかと思っていたので、逆に良かったです。

        
-
写真は、期間限定 焼きよもぎだんご 420円。

さて一服の注文ですが、生菓子とかぜんざいとかいろいろありますが、
焼よもぎだんごが期間限定で店内のみ。
そりゃ焼くので持って帰ると固くなりますからね。
そう言われると「ここでしか戴けないもの」に惹かれちゃいますw

外のカリカリ感、中のふんわり感。
よもぎの風味。
本日2つ目の中村軒でした。

14:45頃にこちらを出て、桂離宮に戻りました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

通圓

-
写真は、外観。

通圓(つうえん)は平安末期に創業した宇治橋の橋守をしつつ、旅人にお茶を提供するお店でした。
今もお茶の販売や、甘味や抹茶ソフトなどのイートインスペースを併設したお店になっています。
また狂言の演目「通円」としても名が知られています。

アクセス
京阪宇治線の終点、宇治駅で下車します。
改札を出て真っ直ぐに進んでロータリーに出ます。
右手に進み府道7号線に出て、信号を直進します。
信号を渡った正面の宇治橋東詰に通圓があります。

平安末期、源頼政の家臣古川右内が隠居し、「太敬庵通圓政久」と名乗り、宇治橋東詰に庵を結びました。
初代通圓は後に源頼政が起こした平家討伐の宇治川の合戦に出陣し、討ち死にしています。
その後も庵は「通圓」として宇治橋の橋守をしつつ、旅人に茶を差し上げてまきました。

今の建物は1672年に建てられたもので、江戸時代の町屋遺構を残しています。
正面の庇は深いわりに柱が少なく、間口を広くしています。
これは南禅寺別荘群の同じように庇のはね木を太い梁で押さえることで、往来の人々が出入りしやすいようにしています。
お店の左手はお茶や茶団子などのお土産物の店舗。
正面の店の間には400~500年前の茶壷がならび、
一休和尚から頂いた「初代通円」の木像、
宇治川の水を組むための釣瓶、
創業当時にお店の土間で使われていたらしい茶釜、
伏見城(指月城)の瓦などが置かれています。

またお店の右手はイートインスペースになっており、抹茶の甘味、抹茶ソフトや茶そばなども頂けます。

狂言 通円
旅の僧が宇治平等院に参詣します。
無人の茶屋に茶湯が手向けてあるのでいわれを聞くと、昔通円という茶屋坊主が、大勢の客に茶を点てて、ついに点て死にした。
今日がその命日に当たると。
すると通円の亡霊が現われ、自分の最期のありさまを語ります。
「都からの修行者が三百人もおしよせてきた時、通円は一人残さず茶を飲まそうと奮闘したが、ついに頼みの茶碗、柄杓も打ち割れてしまった。もはやこれまでと平等院の縁の下に団扇を敷き、辞世の和歌を詠んで死んだのだ」。
そう語り終えた通円の亡霊は、僧に跡の供養を頼んで消えてしまいます。

本来は通圓が宇治川合戦で刀折れ矢尽きて、扇を下に引き切腹したのを
「茶化」しているという意味があるそうです。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2024 3/31の拝観報告4(大枝山古墳群 春の特別公開)

-
写真は、21号墳。

下桂御霊神社に来るにあたり3/10に考えました。
・せっかく桂に来る
・どうやら3/31頃には近衛邸の桜が満開になりそうだ
と気づき、この時点で桂離宮のキャンセル待ちを毎日見て、14:00からの回が確保出来ました。
一方で大枝山古墳群 春の特別公開もこの日。
こちらも春と秋だけ1日ずつ公開がありますが、ずっとスルーになっていました。
「両方この日に行きたい」。
しかし大枝山古墳群の見学受付は15:30まで。
桂離宮が15:00までだと、移動を考えるとちょっと時間的にギリギリかなと思っていました。
そして桂離宮に行ってみると、当日受付の15:00~が空いているじゃないですか。
予約の14:00~を15:00~に交換してもらえましたw

ということで、万難を排して先に大枝山古墳群に向かいました。
ただし大枝山古墳群は桂坂の住宅地の中にあり、周囲に公営の駐車場やコインパーキングはありません。
でもバス移動では遅い。
なので事前にakippaで近くの貸し出しされている民家の駐車場を予約しておきました。
普通に予約すると1日で1500円ぐらいするところもありますが、年間会員になると、
・2週間前の0:00受付開始の3時間前から予約可能
・割引クーポンが結構来る
ので、意外といいです。
今回も幅を持たせて12:00~16:30で予約して650円でした。

さて13:30頃に大枝山古墳群へ。
Google mapで見ているとかなり広いのかと思いましたが、思っていたよりはコンパクトで周りやすかったです。
谷筋の斜面に古墳があるので、いわゆる円墳とかよりは洞窟の方がイメージが近いでしょうか。
古墳自体は20個ほどありますが、3つは石室内に入れます。

じっくり拝見して、14:00頃にこちらを出ました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

大應寺

-
写真は、方丈の前庭。

大應寺(だいおうじ)は水火天満宮の北側にある臨済宗寺院です。
江戸時代までは孤児や身寄りのない老人を収容する施設である悲田院はここにありました。

アクセス
市バス9系統や12系統で、天神公園前で下車します。
正面にある扇町公園に入ります。
左手前に水火天満宮があり、その左手奥に表門があります。
これが大應寺です。

通常は非公開の寺院ですが、2022/11/12のNHK文化センターの「11/12京の舞妓さんを写そう」で中に入りました。

表門を入ると、苔と白砂のきれいな前庭があります。
石畳の参道の左手に織部稲荷社があります。
古田織部が伏見稲荷から勧請したものといわれています。

参道の正面には庫裏の玄関があり、左手に勝手口があるのでそこから上がります。
庫裏に上がると玄関間を経て、木の廊下になります。
右手に玄関、さらに先が方丈になります。

庫裏と方丈の間の左手には白砂の枯山水庭園があり、突き当りが蔵になっています。
方丈は6間構造で、右手には苔と白砂のきれいな前庭があります。
内陣には本尊の釈迦如来像、左右には迦葉尊者と阿難尊者がお祀りされています。
また左手の後方には達磨大師像、右手の後方には大権修理菩薩像がお祀りされています。
方丈の後方には開山堂が隣接しており、内陣中央には虚應禅師像がお祀りされていました。

また寺の北側には後花園天皇の火葬塚があり、当寺には御花園天皇肖像もあるそうです。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2024 3/31の拝観報告3(下桂御霊神社 桜祭り お茶会)

-
写真は、社務所の書院。

金戒光明寺を出て、丸太町通→堀川通→五条通と進み、
12:30頃にやって来たのが、下桂御霊神社です。
サラッと下桂御霊神社と書きましたが、「それどこ?」ってなりますよねw
桂離宮に行ったことがある方は1度は見ていると思います。
桂離宮の北側にある御霊神社です。

この日はこちらで桜祭りがあり、そのお祭りの催しでお茶席があるのを同行の桜さんがかなり早くから教えてくださっていました。
こちらの茶席のお世話をしておられる方と桜さんがお友達で、僕もあるお席でご一緒したことがある方でした。

境内に行くと社務所があり、その庭先の毛氈か社務所内のお茶席かのどちらかで戴けます。
お茶券は現地で500円。
我々はもちろん社務所内へ。
社務所内も基本は点出しでしたが、お茶席をしておられる桜さんのお友達が「時間ある?大丈夫?」と聞いて下さり、我々にはお点前してくださいました。
お菓子は中村軒の桜餅で、お点前までして頂いて500円は申し訳ないな~~って大笑いになりましたw

お茶席のあとは本殿にもお参りし、境内散策も。
13:10頃には次へと向かいました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

権十郎cafe(藤田家家屋 主屋)

-
写真は、外観。

権十郎cafeは2022年12月に国登録有形文化財の藤田権十郎旧邸を改装したカフェです。

アクセス
電車の駅からは遠いので、車が必須でしょう。
国道1号線を南下して、京都南インターも超えます。
大手筋の交差点で右斜め前の府道13号線に進みます。
約200m先の最初の信号を右折。
そのまま直進し約450mでT字路に突き当たるので、ここを左折。
約150m先、橋の下をくぐる手前の、右手に権十郎cafeがあります。
建物に向かって右隣が広い駐車場になっています。

藤田家は権十郎を名乗り、横大路村の庄屋をつとめる一方、運送業を生業とした家でした。
主屋は明治9年建築の木造平屋建です。
玄関を入ると今はレジとお土産を販売している1間があります。
かつては外と奥の台所をつなぐ土間だったのでしょう。
さらに奥の扉をくぐると、正面がかつての土間で左手がキッチン、右手から主屋に上がれます。
この土間の天井の梁が非常に立派です。

主屋に上がります。
6畳の縁のような玄関を経て、1段高くなった正面に6.5畳、右隣に6畳間があります。
いずれも壁は紅殻のように赤くなっています。
さらに奥には左手に8畳間、右手に10畳間が並んでいます。
8畳間には床の間10畳間には床の間と違い棚があり、2部屋の間の欄間は松の透かし彫です。

10畳間の外には小さないお庭があり、8畳間の外には鎮守社を中心にお祀りしたお庭があります。
この庭の右手には茶室のような建物がありますが、今はお手洗いになっています。

朝は8:00~10:30までモーニングを、10:30からはランチメニュー。
もちろんカフェやケーキもあり、18:00まで営業しておられます。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2024 3/31ランチ報告2(金戒光明寺 瑞泉院 桜弁当)

-
写真は、食事会場の書院。

渉成園を出て、烏丸通を北上。
丸太町通を東に進み11:10にやって来たのが、金戒光明寺
この日から塔頭の瑞泉院で桜弁当が戴ける企画がありました。
塔頭探索は大好きなので、こういうのには引き寄せられますw
開催日は3/31(日)、4/2(火)~4/5(金)。
4/6と4/7は桜の状況次第ということでしたが、もう恐らく開催されるでしょうね。
でも当初の予定では土日は3/31しかありませんでしたので、行くしかない訳ですw

玄関から入って正面の書院で戴きます。
書院には四季の花鳥図の襖絵や、三門借景のお庭があります。

        
-
写真は、桜弁当 2,500円。

お弁当はこんな感じ。
デザートも付いていました。
ヘルシーな感じで、サラッと戴けました。
美味しかったです。

そして食後にお願いしたら、奥の本堂にお参りも出来ました。
内陣が面白くて、阿弥陀如来像が三躯お祀りされてますが、それぞれ半跏像、坐像、立像なんですよね。

お参りもさせて頂き、12:00頃にこちらを出ました。
ここまでは後から決まった日程でした。
これから本来予定していたエリアに向かいます。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

東観荘

-
写真は、大広間。

東観荘は円山公園の奥 長楽寺の隣にある料亭で、円山の六坊のひとつ「也阿弥」の歴史を継承するお店です。

アクセス
四条通を東に進むと、八坂神社の西楼門に突き当たります。
この前で東大路通へ右折します。
約100m進んだ最初の交差点を左折します。
緩やかな坂を登り八坂神社の南楼門を過ぎて220m程進むと、円山公園からの道と交差します。
これをさらに直進します。
やがて突き当りに長楽寺が見えてきますが、この前で道なりに左折してすぐ右手に東観荘の表門があります。

建物は「コ」の字型になっており、地図上もそのままの方向です。
コの開いている西側が表門です。
そのまま石畳のアプローチを進みますが、左右に松や十三重塔などが配されています。
突き当り東側に唐破風門の玄関があります。
玄関を入ると格天井、蟇股、木鼻がある和風の玄関です。
玄関奥はロビーで、右手には大きな掘りごたつのようなテーブルがあり、その中央には小さな石庭があります。
ロビーの左手は2階への階段ですが、手すりは洋館風です。

コの字の下、南棟に進みます。
廊下の右手にまず7.5畳の個室があり、中央の1.5畳が掘りごたつです。
床の間があり、外は玄関へのアプローチの庭が見えています。
さらに廊下を進むと、側面が竹垣になります。
廊下の右手には中央の7.5畳があります。
この部屋にはバーカウンターのようなスペースがあります。
さらに最奥の間には、床の間の横が階段のようになっており、そこには各種日本酒の瓶が展示されていました。
またこの3間は庭側の縁でつながっています。

玄関に戻り、コの字の上側、北の棟に進みます。
ロビー側は洋館風、北棟の廊下は駆け込み天井。
廊下を進んだ右手には、手前に16.5畳、14畳、14畳の3間が並んでおり、大広間になっています。
部屋の側面正面にも床の間や付書院があり、非常に多いです。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2024 3/31の拝観報告1(渉成園 僧侶がご案内「名勝渉成園 ”おもてなしの舟旅” 特別ツアー」)

-
写真は、池に浮かぶ船からの漱枕居。

日曜日です。
なかなかハードスケジュールな1日が始まりますw
9:00過ぎに車で自宅を出て向かったのが、渉成園です。
10:00からの予約でしたが、早めに来たのは渉成園近くのコインパーキングが埋まる前に来たかったからです。

9:30頃に到着。
この日は僧侶がご案内「名勝渉成園 ”おもてなしの舟旅” 特別ツアー」に予約していました。
舟待合の漱枕居(そうちんきょ)に入って、船に乗れますよというツアー。
予約開始と同時に申し込んでいます。
参加費は5,500円でした。
1回6名でしたが、アマ会は桜さん、Tさんと僕の3名で、もう1人は桜さんのお茶友で僕もかつてご一緒したことがある方。
もう2人はご夫婦でした。
9:30頃に漱枕居に着いたら、「ご参加の方ですね。もう入れますが時間が早いので、お庭を観に行かれますか?」と。
もうこっちとしては「いやいやいやいや、中に入ります!」って感じw
内部の無人写真、メッチャ撮りましたw

10:00になり、最初の10分程度はイントロのお話。
そして閬風亭の前あたりから船に乗ります。
船は漱枕居の前まで行ってターン。
そして縮遠亭の島に向かい、その奥の島にある十三重塔を回り込み、元に戻ってくるコース。
これが思っていた以上に楽しかったです。

そして徒歩で臨池亭へ。
こちらで呈茶があり、10:45頃に終了。
次があるので桜さんと速やかに退出しました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

太子堂白毫寺

-
写真は、本堂。

太子堂白毫寺(たいしどうびゃくごうじ)は、五条富小路を下がった「本塩竈」に密集している寺院の一つで、天台宗系の単立寺院です。

アクセス
河原町五条の交差点の1本西の富小路通を南に進みます。
途中の右手に“世継地蔵”の上徳寺を通過し、五条通から約150mの右手に太子堂白毫寺があります。左手に見える極楽寺の少し先です。

鎌倉時代の1260年頃に太子堂が創建されたらしいです。
場所は粟田口、今の知恩院の前辺りでした。
当初は真言律宗で、京都の布教拠点だったそうです。
応仁の乱などで焼失し、江戸初期には知恩院拡張に伴い現地に移転したそうです。
以降は天明の大火や蛤御門の変などで何度も焼失しています。

通常は非公開の寺院ですが、2022/10/16のそうだ 京都、行こうツアー「聖徳太子1400年大遠忌!京都ゆかりの地めぐり」で内部にお参りしました。

表門は東寺の西門を移築したと云われています。
前庭が拡がり、中央の石畳の先に本堂があります。
また本石畳の右手には太子堂があります。

本堂は太秦広隆寺の護摩堂を移築したと云われており、床などは煤のためか黒いです。
本堂の内陣中央には本尊の如意輪観音像が、その背後には四天王像がお祀りされていました。
また左手の脇壇には弘法大師像が、右手の脇壇には聖徳太子立像がお祀りされています。
お厨子の前にお前立があり、この際はお厨子も開けて下さいました。
太子自刻とも云われる太子2歳の像で、像高40㎝ほど.
下衣は真っ赤、上半身は無衣で真っ白でした。
HPに写真が掲載されています。
また本堂手前の左手には地蔵菩薩像がお祀りされていました。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2024 3/30の拝観報告3 最終(本隆寺 本堂大改修 落慶法要)

-
写真は、本堂内陣。

祇園のポートからシェアサイクルを借りて、東大路通を北上。
丸太町通→堀川通→今出川通→智恵光院通と進み、14:20頃にやって来たのが本隆寺です。
この週末は本堂改修落慶法要を開催しておられました。
重文に指定された本堂を結構長期間かけて改修されていたのが、やっと終わりました。
ただし隣の祖師堂は目下改修中ですが。

13時から法要だったのでもう終わっているかと思いきや、まだ法要中だったのには驚きました。
それともう1つ驚いたのが、メッチャ人多い。
本堂前にたくさんテントを立てて、その下のパイプ椅子も満席。
もちろん本堂内も満席でした。
本堂もスムーズに入れるように、正面から外陣までは土足で入れるようにシートが敷かれていました。

法要が終わるまで待ちますが、各塔頭もこの日は全開。
しかし檀家さんの休憩所の様でしたので、遠慮してます。
本堂前から南門までのスペースにはキッチンカーが6台ほど出ていました。

法要終わりで外陣までお邪魔しましたw
本堂もきれいになっていましたね。
14:55頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

九品寺

-
写真は、表門。

九品寺(くほんじ)は地下鉄九条駅近くにある浄土宗寺院です。

アクセス
地下鉄九条駅の1番出口から地上に出て、左に進みます。
すぐに九条駅との交差点になるので、ここを左折します。
大石橋の交差点を直進し、約100m先の2つ目の角を左折します。
約60m先の左手前の角に九品寺があります。

平安時代、鳥羽上皇が鳥羽離宮内に建てた成菩提院が起源と云われています。
一時衰退するものの、鎌倉時代に法然高弟 覚明坊長西が住し、北野天満宮の西辺りに再建します。
鎌倉時代中期に九条兼実邸跡の現地に移転したそうです。
江戸時初期に袋中により中興され、米沢藩野村家の外護を受けます。
江戸時代中期に知恩院末にとなり、1807年には尼寺になっています。

通常は非公開の寺院ですが、2022/10/15の9:00~12:00に浄土宗特別大公開で本堂が公開されました。

表門を入ると右手に前庭が拡がり、左手には庫裏、右手奥に本堂がありました。
本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来像がお祀りされており、白河法皇が造立した九体阿弥陀如来像の一体とも云われています。
また左手の脇壇には長西坐像がお祀りされています。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2024 3/30のランチ報告2(京大和)

-
写真は、紅葉の間。

10:40にシェアサイクルに乗り、鹿ヶ谷通→丸太町通→東大路通と進み、八坂神社周辺のポートに返却します。
春や秋の紅葉シーズンは特に自転車が便利ですね。
しかもシェアだと乗り捨ても出来るので。

八坂神社から徒歩でやって来たのが、京大和です。
個人的には何度も来ていますが、美食会の何名かから強烈な開催リクエストがあったので、桜の時期に早い段階から予約していました。
今回の参加者はYさん、MZさん、frippertronicsさん、Kさんと僕の5名。
実はアマ会での開催は2回目。
前回が2020/8/9と、コロナ騒動での会食禁止が発出される直前でした。
他の方々はことごとくキャンセルされたのかお客さんは我々だけだったので非常にラッキーなことに全館見せて下さいました。
今回は桜の時期と忙しそうでしたので諦めていましたが、MZさんが交渉して下さり、11:30前に翠紅館広間と紅葉の間は見せて下さいました。
しかしさすがアマ会、皆さん11:10ぐらいに着いていたのはさすがですw

そして今回の我々の部屋は葵の間でした。

       
-
写真は、お弁当 込々で2万円弱。

お弁当のコースで額面16,500円はさすがです。
諸々だと2万円はします。
ただしいろいろ戴いてきた我々の中でも、お料理は評価高めでした。
それに幸か不幸かお弁当コースの方が、量的にはよかったですね。
懐石のフルコースは、量が多いですよねw

ゆっくり戴き、13:50頃にこちらを出ました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

鷹峯 京都わび茶会

-
写真は、地下茶室のフロア。

かつて旅館だった建物を整備した「京都わび茶会」の茶室が鷹峯にあります。

アクセス
西大路通を北上し、金閣寺道を通過します。
道なりに右にカーブして北大路通に移行する角を側道へ直進します。
約650mで鏡石通と合流し、さらに直進します。
右手のしょうざんを通過し、鏡石通をさらに約800km進んだ吟松寺の手前にある鉄筋コンクリートの建物にあります。

WABUNKAの体験「京都の奥座敷・鷹峯の茶室 京都わび茶会で瞑想体験 −季節の京菓子と薄茶付き−」で内部に入りました。
日付はリクエストで、時間は13:00~15:00 or 19:00~21:00。
1人10,000円です。

この建物の玄関左手の階段を下ります。
階段を降りると建物の地下スペースで、そこには元露天風呂が池のようになり、お部屋を数寄屋風にきれいに改修してあります。
柴折れ戸をくぐると、正面に天神川に降りる階段があり、その右手にお茶室があります。

まずは手水鉢で手と口を清めます。
そしてお茶室へ。
お茶室は10畳で、船底天井。
窓の外、眼下には天神川が流れており、屋形船に乗っているようです。

こちらで席主さんのご挨拶があり、少しお話をして交流を図ります。
御神水で体を清め、座禅のような呼吸法で15分間瞑想します。

その後は中京区ご出身の席主さんから、季節の行事や風習などをお話ししてくださいます。
そしてお薄とお茶菓子も出して下さいます。

また時間と希望があれば、天神川沿いの散策路も歩くことができます。

席主さんがたくさんお話して下さるのと、道からの外観からは予想外の静寂な空間でゆっくり楽しめる体験になっています。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2024 3/30の拝観報告1(白沙村荘 倚翠亭 華包 & 観桜茶会 ajappa)

-
写真は、憩寂庵、倚翠亭と存古楼(右)。 

早咲きの桜が咲き始めた3月最終週末です。

シェアサイクルに乗り、9:30頃に銀閣寺周辺に到着。
9:40にやって来たのが、白沙村荘です。
10:00オープンですが、9:40頃には開門されます。
この日はこちらの茶室でajappaの観桜茶会がありました。
昨年の観桜茶会にも参加しています。
受付をしてちょっと待ち、10:10から1席目が始まりました。
こちらは池に臨む8畳の茶室で、やや小高くなっているので眺めもいい。
天気も良くて、もう寒くもありませんでした。
さらにこちらのお茶会ですが、それほどたくさん人が来ませんw
たぶん会員外だと5,000円するのも原因の1つかな。
今回の1席目も4人。
なので、結構ゆったり戴けるのがいいところです。
ただ我々が出た次の席は10人ほど待っておられました。

10:40頃にこちらを出て、次へと向かいました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 前ページ 次ページ »