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2020 7/26の拝観報告2 最終(ホテルエミオン京都 オープン記念 呈茶)

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写真は、1階フロアにある茶室。

坐禅会から帰宅して、ちょっと次男の勉強をみます。
そして10:00に再び外出。
車で向かったのは、七条壬生川の西、梅小路公園の北側にあるホテルエミオン京都です。
こちらのホテルが7/23にオープンとなり、その記念に連休中は内部にあるお茶室で呈茶があるのをアマ会の桜さんから伺いました。

1階のフロアには笹屋伊織のカフェやおみやげもの屋さんがあり、広々しています。
2階には天ぷら、お寿司などの飲食店がありました。

そしてその1階の一角に、お茶室がbuiit inされていますw

こちらは淡交会が茶道体験などをこれからしようという目的で造られたお茶室だそうです。

10:15頃に来ましたが、4人家族が入られたばかりで1席分待つことになりました。
まあその間、館内を探索出来ましたがw

11:00前からお席へ。
本当に1階フロアにお茶室が。
それなりに露地もありますが、苔はさすがにイミテーションです。
4畳半のお茶室で、躙口もあります。

お菓子はわらびもち。
もう1人男性と同席でした。
この方もお茶室好きだそうで、メッチャ気合い入れて撮影されていましたw
この前の旧三井家下鴨別邸もそうですが、久しぶりのお茶席、いいですね。
お茶会は三密気味なので、このご時世なかなか行きにくいですが、時折は頂きたいものです。

今のところ、あた9月ぐらいから呈茶を出来れば・・・とおっしゃっておられました。

11:30過ぎまでゆっくりして、帰宅しました。

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2020 7/26の拝観報告1(妙心寺 春浦院 坐禅会)

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写真は、方丈内部。

4連休最終日です。
いつものように6:00起床。
朝ご飯をさっさと頂き、6:35頃に車で自宅を出ます。
丸太町通を西に進み、6:50頃にやって来たのが、妙心寺の境外塔頭の春浦院です。
妙心寺本山の南側、丸太町通沿いにあります。

この日はこちらで7:00から坐禅会がありました。
アマ会員のTさんからメールで教えて頂きました。

詳細は今後の本編にも掲載しますが、毎月2回日曜日に開催されています。
詳細はHPを参照して下さい。
6:00開始の日もあります。

7:00から坐禅ですが、最終的に10名ぐらい来ておられました。
30分、1本。
事前に要領を知らなかったので、開始15分辺りで「1回休憩入るのかな?」とか雑念が入りましたがw、その後はもう時間を忘れていました。
坐禅はこの1回だけ。
般若心経をお参りし、お茶をして7:40頃にはおしまいです。

和尚さんも「坐禅は心を整えるもの」とおっしゃられ、座り方などに細かいことは言われません。
気軽に参加できると思います。
なお門前にきれいな由緒書きがありますw

8:00前には帰宅しました。

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2020 7/25の拝観報告(下京区 福田寺 写経会)

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写真は、本堂内陣。

4連休の2日目は妻と買い物に行ったぐらい。
3日目です。
毎日次男の夏期講習が14:30からあるので、この日も14:20ぐらいに車で四条烏丸に送ります。
そしてそのまま烏丸通を南下。
六条通を東へ。
14:30頃にやって来たのが、福田寺です。
いわゆる本塩竃エリアの南側、渉成園の北側にあります。

時宗のこちらの寺院が今年の7月から写経会を始められたので来てみました。
今回が1回目です。

詳細は今後の本編に記載しますが、14:00から17:00の間に行けばOKです。
14:00からはお参りがあります。
写経料は1000円で、般若心経だけでなく四誓偈など4つの中から1つを選べます。
またもれなく御朱印も頂けます。
なので御朱印帳を持っておられる方は、持参されるといいでしょう。
なければ書き置きを頂けます。

今回は初回でしたが、6名ぐらいおられました。
本堂には本尊の阿弥陀如来像と、乳房地蔵尊がお祀りされていました。

ゆっくり写経して、15:15頃にこちらを出て帰宅しました。

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2020 7/23の拝観報告2 最終(黒主山の粽)

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写真は、黒主山の販売所と粽。

旧三井家下鴨別邸を出て、10:35頃に自転車で向かったのが室町通の御池下がるの辺りです。
祇園祭の粽を買いに来ました。

例年後祭の鯉山の粽を買っていますが、今年は新型コロナの影響で先祭も後祭も、巡行や宵山はなし。
その影響で粽を授与する山鉾も、半分ぐらいでした。
鯉山は授与がなかったので、後祭の山鉾で授与のあるところを探しました。
すると役行者山が1番近い。
他には新しく復活する鷹山もありましたが、西武ライオンズファンの次男から「”鯉”はまだしも、”鷹”はヤメてくれ」との要望がw
さらに粽は7/21から7/23の授与でしたが、毎年当然のように「僕のお仕事」ですので、最終日で休日の7/23に頂に参りました。

室町の三条通を下がった役行者山に行くと、「粽は既に売り切れ」と。
やっぱりそういうことになるのか~~~と思い、気を取り直してさらにもう1筋南の黒主山へ。
こちらは午前中はまだ粽がありました(800円)が、午後に通りかかった際にはもう売り切れていましたね。

黒主山の粽は初めて頂きましたが、これも何かの縁。
今年はこちらに守って頂こうと思い、玄関に飾らせて頂きました。

11:00頃に帰宅しました。

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2020 7/23の拝観報告1(旧三井家下鴨別邸 非公開の茶室で老松の京菓子と抹茶を楽しむ)

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写真は、茶室内部。

本来ならばオリンピックが開幕するハズであった4連休です。
さらに本来ならば、祇園祭の後祭の宵山でもありましたが、それも今年はありません。
我が家も次男の夏期講習ががっちりある以外は、特に予定もないありさまです。

さてその初日です。
あまりにも予定がないので7/19辺りにネットを調べていると、旧三井家下鴨別邸でのイベントを発見しました。
本来なら7/19で終わりのハズでしたが、7/23、7/24、7/25にも企画が延長されていました。

旧三井家下鴨別邸の通常非公開の茶室アマ会で借りてお茶会をした際に入りましたが、こういう機会があるなら行ってみようと思いました。
1日25席限定で、1席最大5名までと書いてあったのですが、席の開始時間が決まっているのかなど開催方法のがはっきり分かりませんでした。
そこで主催者に確認したところ、
・来た順に入れていくこと
・三密を避けるため、茶室内は最大5名
・25人終わればおしまい
ということでした。

それなら午後におちおち行っても、もうないかもしないということで、用事がてら10:00過ぎに自転車で向かいました。
参観料は500円で、お茶席は別途1200円。
ネットでは10:00からと書いていましたが、到着すると既に3名程おられました。
後で分かったことですが、三井家別邸が9:00会場で、9:30頃かは既に始められていたようです。
さらに翌日以降に行かれたアマ会員によると、やはり日によっては10:45頃には25名分完売だったそうです。

お菓子は薯蕷饅頭 で点出し。
あとは1畳台目のお茶室も含めて、ゆっくり見学。

結構早めに1人になったので、ゆっくり撮影もさせて頂きましたし、お茶室内部の説明書きも今回頂きました。

500円でこれは、なかなか満足な企画でしたw

10:20頃にこちらを出て、次の用事に向かいました。

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櫻谷文庫 木島櫻谷旧宅2(北野散策11)

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写真は、和館(右)と洋館(左)

和館の裏手(西側)には洋館があります。
こちらは100平方メートルの2階建てですので、和館の半分ぐらいの大きさです。
1階は主に収蔵庫で、2階が展示室になっているので、すぐに螺旋階段で2階へ上がります。
和様折衷の仕様になっており、天井は折上天井、床の間の床柱は視野を広げるようにでしょう途中で切れており、本来の柱の役割を果たしていません(笑)。

また腰板には竹があしらわれ、奥の棚戸には蕨の絵が描かれています。
これらは共に櫻谷の意匠だそうです。

展示されていた絵画は、櫻谷の渓谷の絵や獅子の絵が展示されていました。
非常に写実的で、獅子は今にも動き出しそうでした。

2013 秋にも特別公開があり、この時は上記に加えて画室も公開されました。
洋館の右手を進むとテニスコートがあります。
このテニスコートを左手から回り込むと画室があります。
昔の写真と比較すると、このテニスコートの場所に池泉式の庭園があったんでしょうね。

画室の前には大きな楓があります。
これは櫻谷の作品”角とぐ鹿”に描かれた木そのものだそうです。

画室は190平方メートルの平屋ですので、和館ぐらいの大きさがあります。
内部は天井の高い80畳の広々とした部屋に展示がいくつかありました。

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櫻谷文庫 木島櫻谷旧宅1(北野散策10)

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写真は、邸宅全景

明治から大正昭和にかけて活躍した日本画家の木島櫻谷の邸宅です。
大正2年に三条室町からここ衣笠村の郊外邸宅に転居してきました。

通常は非公開ですが、2012年の京の夏の旅で内部が公開されました。

アクセス
最寄は嵐電の北野白梅町駅か、市バスの北野白梅町です。
今出川通をさらに西へと進みます。
すぐに右手にグランドが見えます。これは洛星中学、高等学校のグランドです。
これが終わると交差点になります。この南北の道が馬代通で、ここへ右折します。
やがて右手に洛星の校舎が見え、左手の左折路の角に「木島櫻谷旧宅」があります。

表門の正面に和館があります。
これは住居部分で200平方メートルの2階建てです。
和館の内部は玄関から入り、仏間や客間があります。昔の日本家屋なので比較的細かく仕切られています。
2階に上がると逆にあまり仕切られておらず、広々としています。
さらに4方向に広く窓が設けられているのも広さをさらに感じさせるのでしょう。
今でこそ周囲の建物に視界を遮られていますが、当時は東には東山36峰、北には左大文字が近くに見えたそうです。

和館を出て左手には台所の棟も隣接しており、内部には井戸やおくどさんがありました。

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西方尼寺・本光院門跡2 お茶席(北野散策9)

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写真は、前庭の”利休の井”

表門で券を渡すと、整理番号券をくださいます。
右手前に編笠門、右手に庫裏、正面に本堂、左手に地蔵堂があります。

本堂は西方尼寺の本堂で、本尊の腰掛阿弥陀如来がお祀りされています。
地蔵堂は合併された本光院門跡の本堂で、中には織田信長の念持物といわれる地蔵菩薩像がお祀りされています。

石畳は左手の庫裏へと続きます。
庫裏から入ると6畳の玄関。

まずはここで待ちます。
次に左手の12畳の待合へ。
ここには茶会記もありますが、前庭が見えます。
先の編笠門の奥に当たります。
一面が苔で、左手端に編笠門、その脇と庭園の中央に大きな松が計2本あります。
この中央の松の下に“利休の井”があります。
北野の大茶会で利休が用いた水と云われています。

そしてこの12畳の待合の奥に2間をつないだ大広間でお茶席がありますが、45名ぐらいを詰め込みます。
かなり広いので上座と下座は別世界です。
下座では耳を澄ますぐらいでないと、上座のお話は聞こえません。
逆に言うと下座ならそのぐらい気楽です。
この日の床の間には、近衛信尹の軸が掛けられていました。
お茶席は通常通り、約30分です。

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西方尼寺・本光院門跡1 北野天満宮献茶祭(北野散策8)

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写真は、本堂(左)と地蔵堂(右)

上七軒にある白い築地塀が印象的なお寺です。
通常は非公開ですが、12/1の北野天満宮献茶祭の際に9:00~15:00まで副席があり、その際に中に入れます。

アクセス
上七軒の交差点から北西に伸びる花街への道を進みます。
約200m先の左手に長い築地塀が見えてきます。
この手前の角を左手曲がってすぐ右手に西方尼寺・本光院門跡の表門があります。

北野天満宮献茶祭
まずは北野天満宮献茶祭ですが、11月から北野天満宮の社務所でお茶券が発売されます。
1綴り5,000円です。
1綴りには、10:30から本殿での献茶祭参列、社務所広間の拝服券、副席が5か所(社務所奥の間、明月舎、松向軒、上七軒歌舞練場、西方尼寺)、絵馬所での御茶菓子券、もみじ苑入場券、宝物館入場券、お土産(干菓子)が付いています。

これだけの内容で5,000円ですので結構お得ですが、全部回ると1日仕事です。
午後からのお茶席待ちの時間が長くなる(1時間~1時間30分)ようです。
15:00にはお茶席の受付も終了です。

また北野天満宮のもみじ苑は色づきがやや遅めですので、この頃でもきれいです。

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上七軒歌舞練場(北野散策7)

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写真は、上七軒歌舞練場の中庭

北野天満宮の右手に続く道が御前通(おんまえどおり)です。
ここを150mほど進んだ右手に上七軒歌舞練場があります。
春は“北野をどり”、秋は“寿会”が催されます。

上七軒ビアガーデン
夏の7/1~9月初旬(8/14~8/16はお盆休み)までは、ここが“上七軒ビアガーデン”になります。

最大の特徴は、途中で芸舞妓さんがテーブルにお話に来てくれることです。

時間は17:30~22:00ですが、平日でも満席になったりするので予約することをおすすめします。
しかし入店の分散化を図るためか、19:00台の予約は出来ません。

玄関を入って、池の上の橋を渡ります。右手が歌舞練場で、左手が庭園です。
この庭園と歌舞練場の廊下に沿って席が作られます。

最初は、ビール中ジョッキ1杯と枝豆、冷奴のセット1800円が必須になっています。
それに追加する形で様々なメニューを注文していきます。
食事は1皿900円で、から揚げ、たこ焼き、生麩田楽などそれ程手がかからないものが中心で30種類ぐらいありました。
飲みのものもビール、日本酒、ハイボール、梅酒など一揃いはありました。

途中で舞妓さんや芸妓さんが1人ずつ訪ねて来られ、5分ずつぐらいお話をされていかれます。舞妓さんはピンクの浴衣、芸妓さんは水色の浴衣です。
芸舞妓さんとお話をしたことがない方々には非常に喜ばれます。

結局2時間いて、1人9000円ぐらいでしたが、我々は20代半ばの若者をつれて散々飲み食いしたので、普通なら1人7000円ぐらいなのではないでしょうか。

ちょっとした接待や、お話のネタにはいいです。

北野献茶会 副席
12/1の北野献茶会では副席で立礼のお茶会が行われます。
お茶券は本席、副席(4~5席)、もみじ苑、宝物館拝観、お蕎麦などすべてセットで5000円。
11月から北野天満宮の社務所で発売されます。

裏の門から入ります。
左手に茶室の絃好庵、正面に歌舞練場、右手の建物に入ります。
1階が待合。
呼ばれたら2階に上がります。
2階は立礼席で、上七軒の芸妓、舞妓さんがお点前をして下さいます。
最初の1人以外は奥からの点出しですが、舞妓さんが6人ぐらい揃って持って来られた時は非常に華やかな空気になります。

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2020 7/19の拝観報告2 最終(二条城 黒書院 三の間公開)

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写真は、番所。

自転車でいったん帰宅し、12:00頃に徒歩でやって来たのが二条城です。

こちらでは7/15から8/24まで、黒書院 三の間の特別入室を行っています。
先日アジサイ苑で来たところですが、また各部屋の特別入室も企画してきました。
またこれからもこういうことが続くであろうと判断し、とうとう京都市民の年パスを買いましたw
2090円なので2回ぐらい行けば元は取れますが、まあ行かなくても自宅のすぐそばにある国宝にして世界遺産に寄付してもいいかなぐらいのつもりです。

さて今回も二の丸御殿の黒書院直行ですw
ちなみにこちらもガラガラでした。
本編内にも追記しましたが、部屋の手前側に描かれたりんどうの花などは廊下からでは死角になるので、そういうところまで観られるのがいいです。
それにこういうイベントではその部屋の説明書きもありますし。
2018年7/4~8/6まで、虎の間
2019年1/4~1/27まで式台
そして今回の2020/7/18~8/24が、黒書院 三の間。

ちゃっかり大広間が飛んでいるのが気になりますが(笑)、この分だとまた冬にどこかに入れるのではないでしょうか。

現在本丸御殿も工事中で、再来年には公開になるよう。

そしてその後は二の丸御殿も修復されるようで、その完成は2034年!
僕ももう還暦ですね。

家から近し、年パスも買ったので、せいぜい行こうと思いしたw

12:30頃にこちらを出て帰宅しました。

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2020 7/19の拝観報告1(京都御所 高御座公開)

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写真は、紫宸殿の高御座と御帳台。

日曜日です。
1週間ぐらい長い梅雨空が続いていましたが、この日は快晴でした。
午前中少し時間が出来たので、11:00過ぎに自転車で自宅を出ました。
11:15頃にやって来たのが、京都御苑内にある京都御所です。

春先に予定されていた高御座と御帳台の一般参観が新型コロナの影響で延期になっていました。
それがやっと7/18~8/27まで公開となりました。

清所門前で整理券を頂きますが、もう5人ぐらいしか並んでいません。
緊急事態宣言以降、2週間ぐらいの時点では「観光客が増えてきたな」と実感しましたが、また減ってきていますね。
門では検温をして、いつもの荷物検査。

内容はほぼ一般公開と同じですが、
・紫宸殿で、高御座と御帳台
・小御所で威儀物(太刀、弓、桙や楯など)
・御学問所で衣装
などの即位礼正殿の儀に関わるものの公開がありました。

肝心の高御座と御帳台ですが、予想通り紫宸殿の中にあるのを下から覗く格好になるので、写真のようにしっかりは見えないです。
しかし「高御座と御帳台」というカラーの説明書きが頂けたので、これは良かったです。

11:45頃にこちらを出ました。

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東向観音寺(北野散策6)

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写真は、表門と本堂

東向観音寺(ひがしむかいかんのんじ)は北野天満宮の参道沿いにある寺院で、洛陽33観音巡礼の31番札所として有名です。

アクセス
北野天満宮の一ノ鳥居をくぐります。
石畳の参道を約100m進んだ左手に、東向観音寺の表門があります。

右手前に白衣観音堂、右手に寺務所、正面に本堂、左手前に岩雲弁天堂、左手奥に伴氏廟と土蜘蛛塚があります。

本堂には天満宮本地仏で菅公御作と云われる十一面観世音菩薩像がお祀りされていますが秘仏です。
25年に1度の菅公御年祭で公開され、次回は令和9年です。

白衣観音堂には、高王白衣観世音菩薩像がお祀りされています。
通常とは異なり子供を抱いているのが珍しいそうです。

伴氏廟は菅原道真公の母の御廟と云われる石の五輪塔です。
その左脇に源頼光が退治したとされる土蜘蛛の塚が覆屋に入っています。

鎮守社である岩雲弁天堂には、岩雲弁財天像がお祀りされています。
豊臣秀頼が本堂再建の際に寄進したそうです。
12/1の柴燈大護摩供で御開帳されます。
昼前ぐらいからご開帳されており、14:00~門前で護摩が焚かれます。

本堂内部
2022年8月~9月の「ガイドと歩く夏の旅 天満宮と京の魔界 名刀と蜘蛛塚」で、本堂外陣まで入ることが出来ました。
本堂の内々陣から内陣の途中までが1607年に造られた本堂で、内陣途中から外陣までは1694年に増設された礼堂がくっついています。
本堂内々陣中央には本尊 十一面観世音菩薩像のお厨子があり閉まっています。その前にお前立がお祀りされています。
内々陣の左手には菅原道真公像、右手には中興開山の無人如導宗師像がお祀りされています。
また外陣の左手には吉祥天像、弘法大師像と毘沙門天像が、右手には愛染明王像、不動明王像と地蔵菩薩像がお祀りされていました。




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北野天満宮4 御手洗川足つけ燈明神事 御本殿石の間通り抜け神事(北野散策5)

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写真は、御手洗川

2016年から足つけ神事と御本殿の石の間通り抜け神事が始まりました。
期間は共に8/12~8/14。
時間は、御手洗川足つけ燈明神事が9:00~20:00、御本殿石の間通り抜け神事は16:00~20:00でした。
御手洗川足つけ燈明神事は300円、御本殿石の間通り抜け神事は御手洗川足つけ燈明神事もセットとなり1000円です。

楼門を入って左斜めに進むと中門の三光門があります。
その参道の左手に御手洗川が新設されました。

参道手前左手のゑんま堂で受付をします。
拝観券、水みくじ、ろうそくを下さいます。
ゑんま堂の奥で靴を脱ぎ裸足になります(靴は持参)。
裏を回ると御手洗川です。
御手洗川に入って歩いていきます。下鴨神社の足つけ神事と同じです。
川の途中か、最後に川から上がったところで、ろうそくに火をつけます。
また川の最後で水みくじを川に浸してよく馴染ませます。
すると占いが紙に浮かんできます。

川を上がり、敷かれた白いシートの上を素足で歩きます。
中門をくぐり、本殿前の紅梅の前で左へ。
ここにろうそく立てがあるので、ろうそくはこちらに立てます。

左手から本殿の回廊を出て、奥へ。
奥には靴の預かり所のテントがあるので、ここに靴を預けます。
そして右手の本殿と拝殿のつなぎ目から“石の間”に入ります。
本殿の直前でお参り出来ますし、さらに通常は見えない拝殿の本殿側も拝見出来ます。

石の間を抜けると、また敷かれた白いシートの上を素足で歩き、本殿の外周を反時計回りに半周し、先の靴の預かり所のテントで靴を頂きます。
その先の椅子で靴を履いて終了です。

2022年から御本殿石の間通り抜け神事が独立して1,000円となり、拝観ルートが変わりました。
本殿正面の左手で受付し、1,000円を納めます。
廻廊を出て、本殿左手に並び靴を脱いで並びます。
祝詞の後、本殿への階段を登り外廊下から正面に回ります。
前拝殿を経て拝殿の中へ。
こちらで説明を受けながら、前拝殿の手挟や拝殿の蟇股が近くで観れます。
拝殿の奥には1段下がった中殿があり、さらに本殿との間に1番低い石の間があります。
拝殿を右へ抜けて東廻廊の檜皮葺の屋根の説明。
さらに拝殿右の外廊下へ出て、右手から石の間に入ります。
本殿には多数の掛鏡があり、本殿中央左右にある大きな釣燈籠は豊臣秀吉と秀頼の寄進です。
本殿の正面でお参りをします。
本殿の左手には重文の木造鬼神像13躯がお祀りされていました。
石の間を左から出て、終了です。




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北野天満宮3 特別公開2 宝物殿 松向軒 明月舎(北野散策4)

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写真は、松向軒の外観

楼門を入った右手奥にあります。
通常から開いている訳ではないです。
天神さんのある毎月25日、1/1、梅のシーズン、4/10~5/30、紅葉シーズン、12/1は開いています。拝観料は300円です。

内部は蔵のようで、それ程大きくはないです。
宝物は古文書、刀剣(重文 鬼切丸など)や絵画など多岐に渡ります。
中でも“北野天神縁起(承久本、光信本、弘安本)”は有名です。
国宝の承久本はレプリカですが、重要文化財の光信本は、ホンモノがある時もあります。
海北友松の雲龍図屏風なども目を引きます。
2017年11/1~11/12の秋の非公開文化財特別公開では、15年ぶりに北野天神縁起 承久本(国宝)が公開されました。
道真の怨念が清涼殿に落雷しようとする「清涼殿霹靂の段」と、「海路西下の段」が公開されていました。

松向軒
通常は非公開ですが、2012秋の非公開文化財特別公開で公開されました。
正面の大鳥居を入ってすぐの左手にあります。
通常は非公開ですが、2012 秋の非公開文化財特別公開で宝物殿と御土居との3つセットで公開されました。
参道沿いの受付で参観料800円を納めます。
松向軒は北野大茶会で、細川忠興が造った茶室の復刻です。
参道を挟んだ大きな“影向(ようごう)の松”に向かっているため、“松向”軒と名付けられました。
なおホンモノは細川忠興が造った大徳寺 高桐院に移築されています。

さて、門を入って右手の露地庭園を進むとすぐ左手に松向軒の貴人口があります。
内部は7畳半の広間で結構シンプルです。
露地庭園を北側に抜けて終了でした。

明月舎
毎月1日、15日に月釜が行われてており(1/1、8/15、12月休会)、12/1は北野献茶会のお茶席の1つです。
東門を入ってすぐ右手に柴折戸があります。
ここから入り石畳を進むと左手に玄関があります。
玄関を入って左手に8畳の待合。
この待合の奥に8畳2間の広間の茶室があり、こちらへは露地庭園の縁伝いに入りました。
帰りは露地庭園を経て、竃社の左脇から出てきます。



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