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嵐山 祐斎亭


写真は、川端康成の部屋。

嵐山 祐斎亭(ゆうさいてい)は、嵐山にある料理旅館の建物を使った染物の工房です。有料で建物内部の見学が出来ます。

アクセス
渡月橋北詰の交差点からひたすら大堰川沿いを歩きます。
途中の右手に、吉兆、翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル、嵐山公園への石段がありますが、通過します。
渡月橋から約660mの右手の石段の下に、「嵐山 祐斎亭」の案内があるので、この石段を石段を登ると祐斎亭があります。

見学はHPから事前予約を行います。
10:00〜18:00の間の30分枠。
見学料は2,000円(税込)お抹茶・お茶菓子付です。

建物は元料理旅館「千鳥」で、築150年明治期のものです。
玄関を入ると左右に長い廊下、正面奥にトイレがあります。
まずは左手へ。
左手には6畳+8畳と縁のある川端康成の部屋です。
こちらで川端康成が「山の音」を執筆したそうです。
部屋の窓から正面に大堰川が見え、置かれたテーブルに外の景色が反射しています。

玄関正面奥のトイレは非常に大きく、6畳ぐらいあります。
トイレや手洗いは陶器で、中国の山水図が描かれています。
また手洗いの横には水琴窟があります。

廊下の右手に進みます。
廊下を進んだ先の右手には、7.5畳+10畳のまる窓の間があります。
こちらには大き円窓が2つと、円が2つ交わった輪違紋のような丸窓があります。
丸窓の間の右手奥にはさらに8畳間が、左手には3畳ほどの茶室が連続しています。
茶室は床柱などほとんどの木材に節や曲がりがあり、非常に個性的な仕様です。

廊下をさらに奥に進むと突き当りに階段があり、これを登った先の左手に夢こうろ染ギャラリーがあります。
天皇陛下のお召し物である黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう) の染め方を現代に再現しておられます。
光の当たり方によって色調が変化し、さらに生地の裏から光を当てると何色の生地でも赤色に光るのが特徴です。
独自の染色技法である「夢こうろ染」の作品の展示販売もしています。
 

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2021 5/26の拝観報告3 最終(随心院)


写真は、鶴澤探索筆 故事人物図屏風。

14:30頃に嵐山を出て、京都市内を横断します。
15:00過ぎにやって来たのが、随心院です。

もうコロナ禍で特別公開が次々に中止になる中、こちらの春季非公開文化財特別展を決行されており、さらにアマ会員さんからも推薦頂いたので来てみました。
ちなみに今日まででしたね。

拝観料は通常の500円。
非公開の寺宝は、
大玄関に「竹蒔絵行厨」、と「牛皮華鬘」。
蒔絵の箱と、牛の皮を使った華鬘です。

表書院には写真のように「故事人物図屏風」が展示されていました。

本堂の本尊 如意輪観世音菩薩坐像は修復で京博に行っているそうです。
お厨子は閉まっていました。

奥書院では
仏教書の「覚禅抄」と「普賢菩薩法」が展示されていました。

コロナ禍の中で、通常拝観に通常非公開寺宝の付加価値があるのはありがたかったです。
平日の午後に1人で食事して、2か所拝観しただけですが、
これだけでも心にゆとりが出来てよかったです。

15:30頃にこちらを出て、帰宅しました。
 
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2021 5/26の拝観報告2(嵐山 祐斎亭)


写真は、まる窓の間。

嵐山よしむらを出て、13:50にやって来たのが嵐山 祐斎亭です。
以前、嵐山でのイベントと抱き合わせで予定していたのですが、それがコロナ禍で中止になってしまい、そのままになっていました。
その後、こちらのブログでも嵯峨の人さんや堀川通さんが紹介されたり、
そのそもこのコロナ禍で特別拝観もなく、行く当ても他になかったので、今回予約してみました。

見学料はお菓子と呈茶込みで2000円で、30分枠を事前にHPから予約します。
詳細は後日本編を掲載します。
お部屋は大きく2つ。
川端康成が「山の音」を執筆した部屋と、まる窓の間。
まる窓の間はさらに奥に8畳間と、反対には3畳ほどのお茶室も付属しています。
その辺りの仕様や窓からテーブルに反射する景色などが見どころです。
また廊下の突き当りには、夢こうろ染の工房もあります。

以前は市内中心部に工房があったそうで、その辺りを奥様に詳しく伺うと、やはり僕の実家の近く。
ここで結構話が盛り上がりましたw

この日は当然のように他にお客さんもいなかったので、貸し切り状態。
40分ほど長居させて頂きました。
また紅葉の頃に来てみたいですね。

14:30頃にこちらを出ました。
 
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2021 5/26の拝観報告1(嵐山 よしむら 手うちそば)


写真は、天ざる膳(2200円)。

この日は午後からお休みでした。
車で職場を出て、13:00過ぎに嵐山にやって来ました。
この時期は特別公開なども少なかったのですが、平日昼間の人が少ない時を狙って気分転換です。
嵐山はメインストリートの長辻通のお店が結構閉まっていて、閑散としていました。

さて食事がまだだったので、食事にしました。
昼食は嵐山よしむらのおそばにしました。
数日前から「どうしてもそばが食べたい感じ」だったので。

お店に入って正面の松ヶ枝の方は本編のリンクにもあるように、1度行っています。今回は右手のおそばの方。
2階の窓際の席に案内されました。
ここからは渡月橋がきれいに見えます。

注文は天ざる膳。
天ぷらは揚げたて、おそばの硬さも中ぐらい。
ごはんも付いていて、量的にもいい感じでした。
なにより「数日前からおそばの口になっていた」のが大きかったです。

最後にそば湯も美味しく頂いて、13:45頃にこちらを出ました。

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二条陣屋2 皆如庵 春日の間 2階(二条城散策7)


写真は、皆如庵。

廊下を進むと雪隠(トイレ)と湯殿(お風呂)があります。
お風呂は外部からお湯を流し入れるのですが、お風呂の脇に水槽のようなものが付属しています。
この中央には所謂”火鉢”があり、お湯がぬるくなると水槽のスリットを開けてお湯を回遊させることで“追い焚き”できるスグレものです。

さらに奥には皆如庵(かいにょあん)という1畳台目のお茶室です。
ここの水屋はかなり大きいです。というのも、いざという時はここに大名を匿います。
すると水屋の奥が開き、廊下に逃げられるのです。
またこの廊下の天井には釣階段があり、いざという時は2階に逃げられます。

皆如庵の奥には春日の間があります。
庭園には春日社がお祀りされており、床の間には三笠山、袋戸には大仏殿や三月堂が描かれています。

2階に登ります。
2階も迷路のようです。
蘇鉄の間は1段低くなっており、内装はあたかも屋形船の船内のようです。
この先の廊下の板が開き、その中が先程の武者隠しです。
床が30cm程高くなっており、1階の天井と隙間を作ることで武者隠しの足音を消すのです。

さらに奥には4畳半のお茶室 囲いの間ですが、ここの天井は網代張りで天井から吊ってあるそうです。

さらに手前に戻ってきた庭側には、赤壁の間があります。
手前が8畳間、奥が6畳間で、壁が紅殻で赤いです。
8畳間の方は床の間があり、天袋は三角形です。
6畳間の方は襖に見える方は開けても板があり廊下に出られず、隣に小さな戸棚のような扉の方が廊下に通じています。

また奥に進んだ階段は落とし階段です。
最上段に引き板があり、降りた後にこれを引くと階段の上の数段が見えなくなります。
追っては暗くて見えずにここに落ちる訳です。

最後のやや広い廊下の飛びの間で、配膳室の役割です。
ここの階段を降りると玄関に戻り、1時間で終了でした。



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二条陣屋1 最初に 大広間(二条城散策6)


写真は、大広間とお能の間。

江戸時代当初、朝廷との接近を避けるため大名の京都泊は禁止されていたため、大名の宿泊する本陣は京都にはありませんでした。
しかし京都所司代、二条城への用事などで大名を密かに泊めていたのが、この二条陣屋です。

アクセス
神泉苑の大鳥居を出た道が、御池通です。鳥居を出て左折します。
すぐにある最初の信号のある交差点で大宮通へ右折し、約120mの右手に”二條陣屋”があります(簡易地図)。

参観はHPから予約できます。

平成21年5月から改修を初め、平成25年1月から参観再開となりました。
特徴は、火事の多かった時代ですので防火設備と、宿泊した大名の安全を保証するための防御設備の充実です。

表門を入り右手の玄関から入ります。
参観料1000円を納め、入ってすぐの待合で時間まで待ちます。
案内の方の引率で団体行動です。

内部は迷路のような構造であり、間取りは全く不明です。
廊下は1人通るのがギリギリぐらいの細さです。もちろん抜刀出来ないようにするためです。
そしてその廊下が並行に複数設置され、一見無駄なようですが、これも逃走を容易にするための工夫です。

まず廊下を奥まで進み、15畳の”大広間”です。
趣向を凝らした床の間、付書院、違棚を有する数寄屋建築です。
ここの縁側から建物の外観を見ると、可能な限り土蔵のように漆喰で塗られています。
また窓は虫籠窓になっており、これもスライド式で閉められ防火対策がなされています。
大広間の天井の一部が吹き抜けており、一見採光口のようですが、実は2階の武者溜まりに連結しています。
大広間の横は”お能の間”で、畳を外すと能舞台になります。
向かって左手の廊下は”橋がかり”に見立ててあり、廊下壁面にはちゃんと3本の松が描かれています。
大広間の外には、広い庭園があります。




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神泉苑(二条城散策5)


写真は、神泉苑

平安遷都の際に、大内裏の南に造られた池が”神泉苑”です。
神泉苑には龍神が住むと云われており、祈雨が行われたり、祇園社から神輿をここに運んだのが“祇園祭”の始まりとも云われています。
また、御池通の名前も、神泉苑があったためという説もあります。
今は“平八”という料亭が境内にあります。
拝観料は無料です。

地下鉄二条城前駅で下車し、出入口3番から地上に出ます。
出て左折し、約200mの左手に、神泉苑の平八北門があります(簡易地図)。

中心に大きな法成就池があります。
池を左に見ながら進むと、右に平八の入口があります。
ここから飛び石の細い道を歩きます。
やがて視野が拡がり、右手に本堂、左手に池の中心の半島に渡る法成橋、左前方には正面にあたる大鳥居があります。
半島の先には善女龍王社があります。
大鳥居から入った右手には増運弁天堂や宝筐印塔があり、さらに奥には矢剱大明神社があります。
2023/3/3~3/5まで、本堂で秘仏の宇賀弁財天が増運弁天堂で増運弁財天が御開帳されました。
また当日は善女龍王社にも入ってお参り出来ました。

池の周囲には、さくら、ツツジやもみじもあり、四季折々にきれいな花が咲きます。
お堂に入ったりする訳ではなく、池と周囲の花々が見所です。

9月の中秋の名月の土曜日18:00から、観月会が行われます。
18:00から18:40頃まで本堂で法要。
それと並行して18:00頃から通常は繋留されている竜頭船が池を1周し、お茶とお茶菓子が700円で振舞われます。
ただしお茶券が必要で、先着150名です。
お茶券は当日の16:00~本堂前で販売されますが、16:00には行列で16:15分購入で96番でした。
しかしすぐに行列はなくなったので、100番まではすぐに売れて、最終的には17:00前には完売なのではないでしょうか。

18:00前から船着き場に再度並びます。
船は1周10分程度。
1回に20名弱の定員です。
如何せん時間がないので、お茶と月見団子はお盆に載せて置いて行かれます。
よってお作法などは関係なしです。

また当日は本堂も開放されます。
本堂の開放は、1/1、2/3の9:30~19:30、5/2~5/3の神泉苑祭の際など、年に数回行われています。
正面に本尊の聖観世音菩薩像、左手に弘法大師像と中興の祖である快我上人像、右手には重文の不動明王像がお祀りしてあります。

さらに通常は入れない池の北東部分も通行が出来ます。
平八北門の左手から入ると、左手奥に供養塚が3つ並びます。
手前から初代京都所司代の板倉勝重、片桐且元そして快我上人です。
さらに北東角には鐘楼があります。
そして池の外周に沿って進み、矢剱大明神社の脇に出てきて1周です。

神泉苑狂言
毎年11月の第1金曜日から日曜日までの3日間、無料で狂言があります。
セリフはありません。
3日間とも18:30~21:30、土日は13:00~17:30もあります。
境内の1番東、矢剱大明神社よりさらに東。いつもは駐車場になっている場所の奥に狂言堂があります。
当日はその狂言堂の前に、特設の観覧席が設けられます。
入場は無料で、下足して階段を登ると観覧席の後方。
正面に舞台があります。
席は横5席×縦6列=30人席が5つあるので150名ほど入れますが、大抵は立ち見までおられます。
200円で演じられる内容のしおりがあるので、それを読めばあらすじが分かるので大丈夫です。




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2021 5/23のランチ報告(Aman京都)


写真は、ザ リビング パヴィリオンへの石畳。

日曜日です。
この日は予約していたランチに出かけます。
11:20頃に妻と2人、車で自宅を出て、11:50頃にやって来たのが鷹峯にあるAman京都です。
僕は昨年の6月に庭園ピクニックで1度来ていますが、妻は初めてです。
今回はザ リビング パヴィリオンで食事を頂きました。

この週は雨がちでしたが、日曜日だけはきれいに晴れてくれました。
門を入って、巨石の石畳を歩いてザ リビング パヴィリオンへ。

黒を基調とした内装で、天井が高く、外には新緑がきれいなお庭がみえます。
下は食事の写真。
ーーーーーーーーー

1:蛤 ブロッコリー カリフラワー 新玉ねぎのスープ 
玉ねぎの甘みと蛤の旨味、そしてブロッコリーとカリフラワーの食感のバランスがよかったです。
2:牡丹海老と春野菜のサラダ ディルヨーグルト 大原の山野草
牡丹海老がプリプリ。下にパイ生地が敷かれており食感はいいのですが、ちょっと食べにくいのが難点w
3:パン
ふっかふかのパンに、無塩バターと岩塩を合わせながら頂くのがいいですね。
4: 上賀茂バジルのタリオリーニ アオリ烏賊 菜の花 長崎産唐墨
まずはパスタの食感が最高。そして全体の味付けは薄めですが、そこに唐墨の塩分がgood!
5:アマン京都 フィッシュ アンド チップス 蕪のピクルス
普通は肉か魚かなら肉を頼むことが多いのですが、今回はイチオシの魚に。
中は鯛で、外にはパリッパリのカダイフ(かな?)で覆われており、食感がいいです。下にはマッシュポテトが敷かれています。これはおすすめだけあって、よかったです。

ここまでは室内で頂きましたが、お店の方から「天気がいいので、デザートはデッキの方でもいいですよ」と声掛け頂いたので、デッキのソファーに移動しました。

6:黒糖と上賀茂苺のパリブレスト ラベンダー蜂蜜のアイスクリーム
 イチゴを基調にしたデザートで、はちみつのアイスは絶品でした。
7:オリジナル オーガニックコーヒー 
8:ザ リビング パヴィリオンの室内

さすがにAmanですので、サービスもいいです。
もちろん食事も美味しく、お会計はドリンク込みで、23,658円。
妻は食事もですが、山荘の別荘にでも来たかのような静かな環境が非常に気に入ったようです。
そんな環境でありながら、車で30分で行けますしね。

また紅葉のきれいな頃に来ようかと話しながら帰宅しました。

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日昇別荘


写真は、庭園。

日昇別荘(にっしょうべっそう)は三条通沿いにある江戸時代の豪商宅を改装した旅館です。

アクセス
三条通沿いで柳馬場通東入るなので、地下鉄東西線の烏丸御池駅と京都市役所前駅の中間ぐらいにあります。
三条通を歩き、三条柳馬場の角にあるYMCAの少し東にあります。

最初は古田織部に使えた糸割符商人の有来新兵衛の邸宅で、江戸時代に京の三大呉服商と言われた大黒屋の杉浦三郎兵衛の私邸になりました。
本館は天明期に上棟されたという棟木が残っているそうです。
戦後から現在の旅館 日昇別荘となっています。

通常は旅館としての営業のみですが、2021年5月の緊急事態宣言下にランチ営業された際に庭園を見ながら食事を出来ました。

石畳のアプローチを経て玄関から入ります。
右手にフロントがあり、さらに奥の廊下を進みます。
廊下の途中右手が広いロビーになっています。
廊下を最奥まで進むと右手と正面にそれぞれ広い宴会場の広間があり、
外には庭園があります。

食事はうどんのアレンジメニューで、温かいのが3種類、冷たいのが3種類あり、880円~1100円でした。

庭園は白砂の枯山水庭園で、池の部分には黒い石を使っています。
池の奥には植栽があり、さらに奥は露地庭園となりお茶室の松友亭(今は客室)があります。
庭園に出て右手に進むと露地庭園につながる門の残月があります。
残月を入ると露地庭園で、左手には鎌倉時代の宝篋印塔と室町時代の灯篭があります。


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2021 5/16の拝観報告(高台寺 新緑茶会)

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写真は、雲居庵の小間。

日曜日です。
webでの学会も前日で終わり、午前中は比較的ゆっくりしていました。

午後は久しぶりに拝観系です。
13:40頃に車で自宅を出て、14:00前にやって来たのが高台寺です。
さすがに途中の道もガラガラでした。
 
この週末は高台寺で定例の新緑茶会がありました。
もちろん例年はもっと参加者が多いそうですが、今年は1席3名までにしてソーシャルディスタンスを保っての開催だそうです。

高台寺拝観の最後に雲居庵というお茶室があります。
通常の呈茶はそちらの立礼席で振舞われますが、新緑茶会はその奥にある小間の茶室で行われます。
本来は濃茶と薄茶の2服ですが、今回は2服とも薄茶。
主菓子と干菓子も個々に取り分けた上で、同時に出てきました。

お正客をさせて頂きましたが、マスクをしてる段階で話すべきことはお話させて頂き、以降はうなずくのみで黙食しました。

いろいろ不自由はありますが、それでも久しぶりに小間の茶室でお茶をゆっくり頂けてよかったです。

30分で席は終わり、車で帰宅。
その後はまたまた相撲観戦でしたw

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2021 5/14のおやつ報告2 最終(フルーツパーラーヤオイソ)


写真は、フルーツケーキ(550円)。

朝、妻に四条大宮のとり伊にランチに行くというと、「ヤオイソにケーキが売ってるから、子供のおやつに買ってきてあげて」と頼まれました。

食後にヤオイソによって、フルーツケーキを3つ買いました。
僕の分もですw
妻は糖質制限しているので不要です。
1つ550円でした。
四条通沿いにあるパーラーでも頂けます。
 
結構大きめです。
ケーキの中にはイチゴやメロンも入っていますが、パイナップルが多めでした。
次男はパイナップル好きなので、ちょうど良かったです。

子供たちが帰宅後に一緒に美味しく頂き、そこからは相撲を観ましたw

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2021 5/14のランチ報告1(とり伊)


写真は、親子丼(700円)。

この日も自宅で朝から学会にweb参加です。
妻も朝から外来バイト。
お昼の用意にお手を煩わせないという名目で(笑)、お昼は食事に出かけます。
朝、妻に「今日はどこに食事に行くの?」と聞かれたので、「四条大宮~」と言うとしっかり用事を仰せつけられましたw

さて11:30着でやって来たのが、四条大宮と四条堀川の間にある、とり伊さんです。
平日は日替わりランチもありますが、やはり人気は親子丼です。

店内はそれほど広くはなく、20席もなかったでしょうか。
ほとんどがカウンター席。

親子丼が来ました。
写真のように卵は黄身が濃いです。
味ですが、シンプル。
まず甘味をほとんどつけてないですね。
お出汁の味がします。
最初は薄味な感じがしますが、だんだんその卵の甘みとお出汁の旨味を感じるようになってきます。
食べ進むほど美味しく感じますね。
素材や出汁に自信があるからでしょうか、ヘタな味付けはしないんでしょうね。
セットで付いてくる特製鶏ガラスープも、一切の味付けなし。
一応一緒に塩や七味などの調味料も持ってこられますが、そのままで十分楽しめます。

いやはや美味しかったです。
大人の味ですね。
大盛は800円ですが、700円で腹7分目ぐらい。
結局3時のおやつも食べることを加味すると、これぐらいで丁度ですw
 
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2021 5/13のおやつ報告2 最終(マールブランシュ JR京都伊勢丹店)


写真は、メロンのはちみつショートケーキ(1540円)。

午後からもまずはwebで学会参加しました。
14:00頃に、京都駅方面に外せない用事があったので、そちらへ。
そしてその帰りに平日だけ営業を再開したJR京都伊勢丹店にあるマールブランシュに行ってきました。

コロナ禍前は並ばないと入れないぐらいでしたが、今はやはり空いていました。
とはいえさすがに女性ばっかりで、男性は僕1人でしたが、そんなの気にしませんw
席もガラガラだったので、京都タワーが見える席にしました。

マールブランシュなのでモンブランが有名ですが、それはロマンの森で頂いているのと、
最近はパフェにハマっているので、メロンのはちみつショートケーキにしました。
ショートケーキという名前ですが、写真のように実質パフェですw

メロンってさわやかな果物でしょう。
そこに生クリームとかバニラアイスの濃厚な甘さを合わせるって、美味しくないハズないじゃないですか~~w
メッチャ美味しかったです!
最高www

メロンのボールの内側には生クリームとバニライス。
その下にはスポンジケーキもありました。
再度メロンの層があって、最後はやや酸味の強いゼリーの層でさっぱり終わらせようという意図なのでしょう。

これはヤラレましたね。
また頂きたいです。

47のオッサンが平日の昼間に、1人でパフェを黙食して帰りましたというお話でしたw

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2021 5/13のランチ報告1(日昇別荘)


写真は、庭園奥の露地庭園。

木曜日です。
この週の木曜日から土曜日までは本来学会でした。
医師の学会なので僕も含めてですがコロナワクチンの2回接種を終えている会員も多いため、一応現地開催もありました。
しかしやはり宿泊を伴う移動になり、僕は発症しなくてもキャリアになる可能性もあるので、自宅でのweb参加にしました。

朝からはwebで学会。
そしてお昼ぐらいはお出かけしますw

11:00にやって来たのが、三条通沿いで河原町と烏丸通の間にある日昇別荘という旅館です。
通常は旅館としての営業だけですが、緊急事態宣言中だけ手頃なランチ営業をされているとアマ会員さんから伺ったので、来てみました。

旅館1階の1番奥の宴会場の広間に、ソーシャルディスタンスを取って席が設けられており、外には庭園が見えました。

食事はいずれも1000円前後のうどんで、温かいのが3種類、冷たいのが3種類ありました。

僕が注文したのは、豚しゃぶサラダうどん(1100円)です。
ーーーーー
 
うどんはコシもしっかりしており美味しかったですし、ごはんも付いていたので量的にも十分でした。

食後は庭園の散策も出来ました。

旅館サイドもコロナ禍での宿泊減少対策としての苦肉の策なのかもしれませんが、京都市民にとっては普段は入るチャンスがないのでいい機会でした。

5月いっぱいはされるそうです。
11:30頃にはこちらを出て、一旦帰宅しました。

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二条城3 和楽庵 香雲亭 その他特別公開(二条城散策4)


写真は、和楽庵

和楽庵
清流園の和庭園にある和楽庵では、春と秋などに700円で呈茶が行われています。
柴折戸をくぐると手前に10畳と8畳の広間があり、こちらでお菓子とお薄を頂きます。
またこの広間の奥には庭園に着き出すように10畳と2畳の床の間のあるお茶室もあります。
こちらは表千家 残月亭の写しです。
その茶室の前には川が流れており、その向こうは大きな池に苔と松と石組みからなる大名庭園です。

市民大茶会
秋には10月末の日曜日、文化の日などの3日、三千家それぞれの主催で市民茶会が行われます。
お茶券は一般にも発売されており、10/1から前売券が70枚、当日券が30枚発売されます。
本席、副席と点心席(おそば)で2500円です。
実際には500名以上来られるので、残りは社中さんで出回るのでしょう。
9:30~15:00までで、14:00以降ならかなり空きます。
まずお茶券付属の入城券で入ります。
清流園に向かって受付をして、本席(和楽庵)の番号札を頂きます。
待合は清流園外の砂利の通路に用意されているテントです。
手前の10畳と8畳の広間で行うので、1席30名ぐらい入れます。
お作法に慣れておられない方もおられるのでその辺りは大丈夫ですが、懐紙と菓子切りの持参は必要です。
30分程度で終わると和楽庵を出て、庭園の川の飛び石を渡り、香雲亭に向かいます。

香雲亭は庭園中央の池に隣接するようにあります。
内部は15畳と12.5畳の広間に、3畳とさらに1段高くなった2畳の大きな床の間があります。
さらに縁側にもいす席がいくつかあります。
こちらでもお薄とお菓子を頂きます。
香雲亭が少し高くさらに広間が大きいので、ここからの庭園の眺めもいいです。
こちらの席も30分程度で終わります。

園路に沿って先に進むと、芝生の庭園の左手にテントがあり、そちらが点心席で河道屋のおそばが頂けます。これで終わりです。

二の丸御殿 の台所は通常は非公開ですが、展示などのイベントの会場になることがあります。
中は広い一間で、玄関を入ると砂利の土間の名残があります。
昔はここにおくどさんなどがあったそうです。
天井は高く、大きな梁がむき出しで、煙が籠らないようになっています。

下足して、2段ほど高くなった板の間に上がります。
ここに御膳を並べて盛り付けなどをしていたそうです。
また板の間の左手前には1段高くなった見晴台のような場所があります。
ここで全体の進行具合をみて差配する係がいたそうです。

台所にあがって左手奥にある御膳所を兼ねた料理所です。
重要文化財で通常は非公開ですが、2018年10/21の「徳川慶喜の日常を再現した茶の湯」のイベントで公開されました。
64畳の広間です。中央辺りに釜で炊く場所と天井に煙出しがありました。
また庭側には井戸がありました。

2016年11/13、11/20、11/27、12/4、12/11の午前午後の計10回、各定員10名事前予約制無料で、
修復中の東大手門と東南隅櫓(重文)の内部を見学できました。
工事の足場から東大手門の屋根の鬼瓦や鯱などを間近に観ることが出来ました。
2017年3/24~7/23まで別途400円で、東大手門の2階内部が公開されました。
東大手門の向かって左手の裏側に修復の際に使用した2階へのスロープが残されており、そこから入ります。
内部は大きな1部屋で、石落としや狭間の役割をした格子窓があります。
格子窓の格子には防御のため薄い鉄板が入っているそうです。
東南隅櫓は武器庫として使われていました。
内部は板張りで外周に鴨居と敷居があり、襖が入れられるようになっていました。
またその鴨居の横には木のフックのようなものがズラッと並んでいます。
火縄をそこに掛けていたそうです。
天井が高く、登れませんが2階への階段もありました。
また窓の下には石落としの扉がありました。

2017年の「そうだ 京都、行こう」のツアーで何度か公開されました。
また有料の公式ガイドツアー90分の方には、コースに入っています。
園路案内板の奥に進んだ左手の石垣の奥に西門があります。
石垣に嵌まり込んだような門(埋門)で、いつでも締めきれるようになっています。
向かって右手の下横の柱に、江戸時代の門番が彫ったのではないかと云われる落書きが複数あります。
大名行列の道具、船、お稲荷さんのキツネや秋元隼人など大名の名前などが彫られていました。

番所
2022/3/3、まいまい京都の「夜の二条城 一夜限り貸切潜入!建築技師&仕掛け人と、非公開エリアも拝見」で内部に入れました。
正面から右手にかけて16畳の一間、左手に8畳の1間があり左手の8畳間がより上級の役人の部屋だそうです。
内部は天井がなく屋根まで吹き抜けになっています。
天井裏に忍ばれないようにするためだそうです。
また柱には役人が矢じりの先で刺した跡がたくさん残っています。 




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