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2024 3/23のランチ報告2 最終(京料理 畑かく)

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写真は、数寄屋の客室。

11:45頃にやって来たのが、烏丸上御霊前西入にある京料理 畑かくです。
ぼたん鍋が有名な料亭です。
今回はアマ会のfrippertronicsさんと至誠館さんが企画された会に、僕とKさんが乗っからせて頂き、4人で参りました。

お店は細い路地の奥に玄関があります。
お店は数寄屋で玄関の正面に中庭があります。
その中庭を取り囲むようにお部屋があります。
お庭の正面奥は1段高くなったお茶室のようでした。

今回の我々のお部屋は右手の1番奥の囲炉裏があるお部屋。
この囲炉裏でぼたん鍋を作ってくださいます。
そしてお部屋は上の写真。
特に天井の中央部分は矢の羽のように木が組んであるのが特徴的でした。

       


お食事はまずウェルカムのお薄と羊羹。
そして一品が出たのち、2回に分けてぼたん鍋をお店の方で作って下さいます。
お肉が全然クセがなくてアッサリ系。
スープも一見すると天一のような色ですが(笑)、これは白みそ。
そうですね、まさに意外とアッサリしていつつコクがありました。
生麩やお餅も1つずつあり、最後はおじやに。
ドリンクも1つ注文して、僕は14,822円でした。

13:50頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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満き(山野邸)

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写真は、1階の広間。

満き(みつき)は烏丸丸太町付近にある築100年の町屋を改装した簡易宿泊所、バーやイベントスペースとして使われています。

アクセス
地下鉄烏丸線の丸太町駅で下車し、出口4から地上に出ます。
地上に出て烏丸通を右へ進みます。
約60m先の竹屋町通へ右折します。
約70m先の左手に満きがあります。

20年ほど前までは築100年の町屋を町屋を使った「魚常」という料亭でした。
そちらが閉店されたのち改装して、通りに向かって左手の元の調理場だけが独立して料理屋の実伶に、それ以外が満きになりました。

今回は2024/2/25開催の「京町家まちづくりファンド チャリティーイベント 第1回 竹屋町編 ファンドカフェ」で内部にお邪魔しました。
参加者は14名で、参加費はドリンク付きで1,000円でした。

玄関を入ると左手に玄関間があり、正面が元8畳間を改装したバーカウンターになっています。
こちらは週末を中心にバーを営業しておられます。
この玄関スペースの天井は竹を弧状に細工しカーブした天井になっています。
左手の玄関から廊下にあがると、左手に小さな待合、右手は奥への廊下になっています。
この待合と廊下の天井は船底天井になっています。

廊下を進んだ右手の襖を開けると、12畳の本間です。
こちらには床の間、床脇があり、中でも特徴的なので天井です。
12畳間と8畳間の天井はつながっており、内部中央が網代天井。
外周を垂れ壁が長方形に囲い、その外周が化粧屋根になっています。
こちらは離れの宿泊所の朝食スペースとしてや、イベントスペースとして使われています。

廊下をさらに奥に進みます。
廊下は左右の小さな庭を通る外廊下になり、離れへとつながります。
左の庭には灯篭、右の庭には手水鉢があり、右の庭は先の12畳の本間の奥庭になります。
離れは簡易宿泊所になっており、2間あります。
1階に水回りの間を介して奥にシンプルな6畳間が1つ。
廊下の突き当りの階段を上ると船底天井の階段間があり、左手が水回り、右手が細長い12畳間になっています。
12畳間は長い化粧屋根が窓際にあり、奥には床の間、床脇に自然木を手斧でなぐった長押のあるお茶室のような空間になっていました。

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2024 3/16のランチ報告2(大傳梅梅)

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写真は、2階の個室。

松原橋から木屋町通に戻り、少し北上します。
12:00にやって来たのが大傳梅梅です。
この日のまいまい京都がこの辺りで終わるので、予約していました。

予約していると2階の奥の席になります。

        
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写真は、梅梅點心膳セット壱のふかひれあんかけ麺 2,880円。

注文は上記のセット。
今回は北京ダックはなしの方。
でもふかひれあんかけ麺は是非ものなので付けました。
この日はお客さんが多めでしたね。
結構埋まってました。
なので食事が出てくるのもちょっと遅めでしたね。
しょうがないかw

13:10頃に食事を終えて、こちらを出ました。

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2024 3/16の拝観報告1(怪談史研究家と摩訶不思議な路地裏めぐり!松原通に潜むウラの顔と民間信仰 まいまい京都)

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写真は、鉄輪ノ井。

土曜日です。
この日は相撲があるので、昼過ぎまで出かけます。
9:20頃に自宅を出て、地下鉄で四条駅へ。

10:00からまいまい京都の「怪談史研究家と摩訶不思議な路地裏めぐり!松原通に潜むウラの顔と民間信仰」がありました。
参加者は18名で、参加費は4,000円です。

簡単に言うと松原通の怪談話に関わるようなスポットの街歩きです。

地下鉄四条駅から、元の実家の前を通過して(笑)、因幡薬師(平等寺)へ。
不明門通を南下し、万寿寺通へ。
この辺りが万寿寺跡。
東洞院通を北上し、松原通に戻ります。
この松原通辺りが牡丹燈籠の舞台になった場所です。

さらに松原通を東へ進み、堺町通を南下。
この辺りの路地の奥に鉄輪ノ井と稲荷社があります。
謡曲鉄輪の女性が住んでいたとか、身を投げたといわれる井戸があります。

次は堺町通を北上し、松原通も越えます。
すると夕顔塚の石碑があります。
源氏物語ですね。

再び松原通に戻り、明王院不動寺へ。
こちらの本堂の右手には霊符神がお祀りされており、かつてはフリーの陰陽師がこの辺りにたくさんいた証拠なんですね。
その陰陽師は暦や計算が出来るので、豊臣秀吉の太閤検地の際に駆り出されて全国に散っちゃったそうです。

松原橋に来ますが、これが本当の五条大橋ですね。
また松原通にこのような怪談系の話が多いのは、取りも直さずこの先に六道の辻、果ては鳥辺野に続く道だからだろうということでした。

11:55頃に、松原橋で離脱しました。

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萬亀楼


写真は、奥庭。

萬亀楼(まんかめろう)は、生間流(いかまりゅう)の式包丁で有名な京料理屋です。

アクセス
堀川下立売のバス停が最寄りです。
堀川下立の交差点を西へ進みます(フレスコと鳴海の間)。
2つ目の交差点(猪熊通)を右折します。
出水通との交差点を越えて、さらに約100m先の左手に萬亀楼の玄関があります。
2024/2/23、2/24、2/25と開催された「有職料理 萬亀楼 式包丁と京料理のおもてなし 京懐石」

江戸中期(1722年)に造り酒屋の萬屋として営みを始められました。
御所ゆかりの生間流式庖丁・有職料理を正式に継承しています。
式庖丁は食材に直に触れずに、包丁刀とまな箸を使ってめでたい形に切り分ける技です。
平安中期の摂関政治の頃に宮家へ、そして八条宮家(後陽成天皇の弟)から京極家、そして有栖川宮家と伝わり、現在は萬亀楼に伝わっています。

食事はお昼なら10000円の竹籠弁当や19000円からの京料理などがあり、夜だともう少し高いです。
式庖丁は個人でも頼めますが、88,000円します。

今回は2024/2/23、2/24、2/25と3日間設定された京の冬旅のイベント「有職料理 萬亀楼 式包丁と京料理のおもてなし」でお邪魔した時の模様です。
定員は25名、会費は18,500円でした。

玄関を入ると蹲踞やお茶の石臼が埋め込まれた石の玄関庭があり、右手が玄関間です。
玄関間の左手には苔が非常にきれいな中庭があります。
この中庭の右手に個室が1つあります。
中庭の左手の廊下を進むと途中の左手に待合があり、さらに真っすぐに廊下が伸びています。
左手には2階への階段があり、これを上ると30畳の格天井の広間があります。
当日はこちらで式包丁を拝見しました。
式包丁にもいろいろな技があり、当日は鯉を夫婦岩に見立てた仕上がりでした。

1階の長い廊下の右手には18畳間と24畳間が並んでおり、こちらでお食事を戴きました。
長い廊下の左手には池があり、苔がきれいな大きな奥庭がありました。
長い廊下は右クランクになり、廊下最奥には円窓のある10畳間がありました。

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竹内家(旧丹定米穀店)

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写真は、主屋の座敷。

竹田家は江戸時代末期に創業した米穀商の丹定(たんさだ)の京町屋を受け継いでおり、京都を彩る建物や庭園に選定されています。

アクセス
地下鉄烏丸線の丸太町駅で下車し、南改札6番出口から地上に出ます。
地上に出て右に進み、最初の夷川通へ右折します。
約50m進んだ両替町通との交差点の左手前の角に竹内家があります。

通常は公開しておられませんが、2021/11/26と11/27、2022/11/26の17:00~20:00まで内部を公開されました。

竹内家の正面は夷川通沿いですが、公開時は両替町通側から入ります。
蔵の右手に入口があり、入ると土間になっています。
ここは元は坪庭があったそうです。
正面に玄関、左手には衣装蔵があります。
衣装蔵は2階にも上がれます。

正面の玄関を入ると右手に廊下がまっすぐにあり、右手には6畳と10畳の座敷が、正面には2階への階段が、左手には洋間のリビングと台所があります。

6畳と10畳間の間の欄間は、竹の意匠。
10畳間には床の間、付書院などがあります。
10畳間の縁は鴬張りで、歩くと音が鳴ります。

奥には苔のきれいなお庭があります。
2基の灯篭や鞍馬石の飛び石もあります。
また庭園背後には木賊張りの竹垣で仕切られています。

2023年には主屋の2階にも上がれました。
階段を上がると6畳ほどの板の間があり、庭側に縁があります。
縁を右手に進むと10畳ほどの板の間があり、床の間は改修されていますが床脇の違い棚などはきれいに残っていました。


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喫茶 築地

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写真は、外観。

喫茶 築地は四条河原町にある昭和4年に創業した喫茶店で、ウインナー珈琲を京都で初めて出したお店です。

アクセス
阪急で電車の京都河原町駅で下車し、3Aの出口から地上に出ます。
四条通に出るので、右へ進みます。
すぐに四条河原町交差点になるので、これを河原町通へ右へ進みます。
約30mで細い路地を横断するので、これを右へ入ります。
約25m先の左手に喫茶 築地があります。

喫茶 築地の名前は初代が好きだった築地小劇場にちなんでいるそうです。
木造2階建で、窓枠の下、側壁下方や床にはカラフルな泰山タイルが使用されています。
中に入ります。
1階の店内の床はレンガ張り。
側面の半分や天井には木が見えており、チューダー様式 のようです。
細か装飾がたくさん施され、イスの座面は臙脂色と中世ヨーロッパの邸宅のようです。

お客さんが少ないと1階だけしか使われませんが、土日の午後などお客さんが多くなると2階も使われます。
2階の奥側の床は寄木になっています。
右手奥に小さなカウンターがあり、ステンドグラスがあります。
店内は1階と同じ雰囲気で、フロアは倍ぐらいあります。

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京都鉄道博物館2 特別公開


写真は、旧二条駅舎。

旧二条駅舎 貴賓室
2019/6/8~7/15の土日祝限定11:00~15:00に旧二条駅舎貴賓室が公開されました。
貴賓室は旧二条駅舎の裏側右手奥にある一室です。
二条駅は大宮御所の最寄り駅だったため、天皇や皇族一家が山陰出かけられる際に利用されたことから貴賓室が設けられました。
木を組んだ折り上げ格天井など明治建築を感じることが出来ます。
同時に昭和40年に広島駅の貴賓室で使用されていたソファーなどが展示されていました。

収蔵庫
本館1階の最奥にある収蔵庫が2021/8/19と9/18のバックヤードツアーで公開されました。 
・1番初期のMARS(マルス)
みどりの窓口でみるチケット発券のシステム
・ブルートレイン食堂車(ナシ20形)の冷蔵庫
ナシ20形の食堂車に初めて電子レンジと冷蔵庫が内蔵されたそうで、その冷蔵庫。
・D51の投炭練習機
機関車に石炭を入れる画を見たことがあると思いますが、アレってちゃんと効率よく燃焼させるためにはエリア順に石炭を放り込む必要があるそうです。
そのためにそれを練習する道具。
・みずほとさくらのシート
こういう新しいのも開発ポイントがあると、最初から保存しておくそうです。
・柱として再利用された双頭レール
双頭レールはヨーロッパから輸入されていたそうです。
しかも結構高価だったので、すり減って使えなくなっても捨てずに、立てて駅舎の柱として使いまわしていたそうです。
福知山駅で柱として使われていたものが残されていました。
・奈良ホテルの初代の鴟尾(しび)
奈良ホテルって最初は鉄道省の直営であったため、こちらに保存されています。
・初代のATCシステム
1番最初のATCはメチャデカいです。調べたら1964年のものらしい。

SL第2検修庫
通常は階段上の通路にある窓から見られますが、こちらも上記バックヤードツアーでスタッフエリアの1階に入って見せてくださいました。
こちらの線路は本線につながっています。
SLだけなら2tのクレーンで用をなすのですが、通常の車両もつり上げらるように60tまで対応できるクレーンなんだそうです。


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京都鉄道博物館1 通常公開


写真は、プロムナードのC26蒸気機関車、クハ86、0系新幹線。

京都鉄道博物館は2016年にグランドオープンした鉄道の博物館です。

アクセス
京都駅から嵯峨野線に乗り、1つ目の梅小路京都西駅で下車します。
改札を出て右前方に進むと古い旧二条駅舎が見えます。
これは鉄道博物館の出口なので、このさらに右手にエントランスホールがあります。
入場料は大人1200円、小中学生500円、幼児200円です。

敷地の概要は、正面右手のプロムナードに古い車両が展示されており、
左手の旧二条駅舎は出口です。
右手の長いプロムナードの奥に本館の展示室があり、
その本館と出口の旧二条駅舎の間、プロムナードの左手に扇状車庫があります。

まずはエントランスからプロムナードへ。
こちらには0系新幹線などの古い車両が展示されています。
運転席に入ったりも出来ます。
またブルートレインの食堂車だったナシ20形は、食堂になっています。

プロムナードの端が本館への入口です。
本館は1階から3階まであります。
1階に入ると、500系新幹線、クハネ581(月光)、クハ489(雷鳥)が出迎えてくれます。
グラウンドレベルから間近で見れるので、車両の大きさを実感出来ます。
奥に進むと、鉄度の歴史、車両のしくみ、鉄道の施設などの展示があり、
いずれも動いたりするので子供も大人も楽しめます。
1番奥には車両工場があり、最奥には公開はしていませんが収蔵庫があります。

2階は巨大な鉄道ジオラマ、人気の運転シュミレーター、改札の機械や企画展示があり、最奥にはレストランもあります。
運転シュミレーターは時間予約制で、応募数が多いと抽選になります。

3階はスカイテラスになっており、JR本線が一望できます。

2階から連絡デッキがあり、扇状車庫に出られます。
連絡デッキはSL第二検修庫の横を通るので、上から内部が見えます。
そして階段を下りた正面に扇状車庫があります。

扇形車庫は大正3年に建設された鉄筋コンクリート造の車庫で、重要文化財です。
扇形車庫1番から7番までは動態保存車を、8番から20番までは静態保存車を収蔵しています。
SL乗り場があり、定時で運行するSLに有料で乗れます。
このSLも毎朝この扇状車庫から線路に出てきます。

扇状車庫を抜けた奥には、旧二条駅舎があります。
明治37年に建設されたもので、京都市指定有形文化財です。
今はミュージアムショップになっており、ここが出口になっています。


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2024 3/9の拝観報告5(西橋詰町の長屋・もみじの小路 オープンハウス)

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写真は、西橋詰町の長屋の1階。

藏や 千本三条を出て、自転車でさらに南へ。
河原町高辻周辺のポートにシェアサイクルを返します。
そこから徒歩で14:40頃にやって来たのが、西橋詰町の長屋のオープンハウス。

路地の奥にあるので分かりにくいのですが、その辺りも事前にgoogle mapで確認していました。
路地奥の4軒長屋のうちの1軒を改修して、大学の先生がセミナーなどで利用されているそうです。

1階の半分は土間のまま。
そして畳のある奥側の2階は天井がなく吹き抜けのまま。
一見、改修途中かと思いますが、これで完成のようですw

写真左手の通り庭の部分も仕切りを取ってそのまま使用。
天井が抜けて雨漏りし、木が生えた部分はそのまま中庭風に。
そして写真の真上、土間の上は2階があるんですが、階段箪笥を登ったら2階の床が1段分まだ高いんですよ。
なので階段の上まで上がったら、先に1段高い2階の床に腰かけて最後に足を上げて入ります。
落ちそうでコワイw
なんか面白い仕様でしたね。

そして徒歩で近くのもみじの小路のオープンハウスへ。
こちらは1階がカフェで、2階が設計事務所。
1階正面の壁のような部分が実は開いて、その奥に2階への階段があります。
2階は仕切りはほぼすべて取り払ってワンフロア状態のところに、机や事務機器を並べておられます。
階段は付け替えておられ、もとの階段部分の床は吹き抜けにして、天窓から採光出来るようにしておられました。
また2階の天井をすべて取り払い、屋根裏と一体の空間にして広く開放感のある空間にしておられました。

今回のイベントで気づきましたが、町家再利用の事務所って建築事務所が多いですね。
まあ改修も自分でできるし、元の建築の価値への理解もあるからなんでしょうね。

16:00に妻と高島屋で合流予定だったので、15:05頃にこちらを出て高島屋へと向かいました。

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2024 3/9の拝観報告4(藏や 千本三条 オープンハウス)

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写真は、1階の広間。

おおきに迎賓館 黒門中立賣邸を出て、自転車で南へ。
14:00頃にやって来たのが、千本三条にある藏や 千本三条のオープンハウスです。
空き家になっていた築80年程の町家をフルリノベーションした一棟貸の町家旅館として利用されています。
1階の店の間は土間にして、大きな玄関に。
奥の座敷はリビングになっています。
通り庭は床を上げて座敷と同じ高さにして、廊下に。
その廊下の奥に洗面とお風呂がありました。

土間の脇に2階への階段があります。
通常の町屋では奥の座敷の脇に階段があると思われるので、付け替えたのでしょうか(傾斜も緩やかですし)。
2階は階段間を挟んで左右に寝室があります。
5んぐらいは泊まれそうなので、ファミリーユースを想定しているかな。

内部は非常にきれいに改修されつつも、床の間などは残されており、インバウンドはもちろん日本人でも楽しめそうですね。
町屋に泊まるってなかなかないですもんね。

この藏やのパンフレットが現地にあったのでみると、結構京都のあちこちに同様の町屋旅館があるんですね。
今後の町屋の日のイベントで順次公開して欲しいですねw

14:20頃にこちらを出て、次へと向かいました。

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2024 3/2の拝観報告2 最終(喫茶 築地)

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写真は、2階。

高台寺 和久傳を出て、祇園へ。
四条通を妻とお話しながら西へ。
高島屋に少し用事があったので立ち寄り、15:20頃にやって来たのが喫茶 築地です。

玄関の泰山タイルが印象的なこちらのお店。
過去に2回来ていますが、お客さんが少ないと1階しか使われません。
2階に来たことがなかったので、土曜日午後のこの時間に敢えてきました。

まあほぼ満席なので人が居ない写真とはいきませんが、2階の店内は分かりました。
こちらで妻はカフェオレ、僕はウィンナーコーヒーを戴き休憩しました。
やはり問題は喫煙可なところでしょうか。
20分ぐらい休憩して、15:40頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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旧伴家住宅(カンデオホテルズ 京都烏丸六角)

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写真は、主室。

旧伴家住宅は烏丸六角にある元呉服屋の町屋で、今はカンデオホテルズ 京都烏丸六角というホテルです。
町屋の建物がホテルの共有スペースとして保存れされています。

アクセス
地下鉄烏丸線の烏丸御池駅で下車します。
南側の出口6から地上に出ます。
烏丸通を右折して約240m進み、2つ目の交差点の六角通へ右折します。
約40m先の左手にカンデオホテルズ 京都烏丸六角があります。

伴家は近江八幡町の出身の呉服問屋で、明治29年にこちらに来たそうです。
住居は道側の店舗棟と奥の居住棟があり、その間を玄関棟でつなぐ表屋造(おもてやづくり)です。
これら部分は改修はされていますが、ホテルの共有スペースになっています。
居住棟の奥の庭園を縮小し、その奥に近代的なホテルのお部屋を作っています。
今回は2023/9/9開催の「百年前の宝探し」のイベントが店舗棟2階のライブラリーで開催された際に、共有スペース全体を見学しました。

玄関を入ると店舗棟です。
本来は左手の通り庭から入って店の間ですが、店の間の一部を削ってエントランスと4畳の玄関間を作っています。
そしてここを左に進んで通り庭から奥のチェックインカウンターに進む動線になっています。
玄関間の右手には10畳の表の間があります。
今はソファーが置いてあり、休憩所です。
この奥に2階への階段があります。
店舗棟の2階はライブラリー。
本やフリードリンクが設置されています。
屋根裏や太い梁がむき出しになっており、窓は虫小窓です。

玄関間の奥は玄関棟。
正面は8畳の渡りの間で、右手は坪庭になっています。

さらに奥は居住棟。
渡りの間の正面は8畳の鴻りの間。
この右手は8畳の次の間で、元茶室です。
天井の一部は掛込み天井です。
このさらに奥に10畳の主室です。
床の間、違い棚や付書院があり、天袋と地袋の奥には池大雅の墨絵を貼っています。
この奥に炭素にした奥庭があり客室です。
客室へは通り庭から入ります。

次の間から居住棟の2階への階段があります。
2階も次の間と主室があり、今はテーブルと椅子が置かれBar座敷や朝食の会場になっています。
もちろん主室には違い棚や床の間があります。
また通り庭の2階に張り出す形でBarがありました。

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料理旅館 天ぷら吉川


写真は、1階の広間。

料理旅館 天ぷら吉川は、京都市役所周辺にある天ぷら専門の料理旅館です。

アクセス
地下鉄東西線 京都市役所前駅で下車します。
改札を出て左手に進み、地下街のゼスト御池をまっすぐに突き当りまで進みます。
左手の8番出口から地上に出ます。
右手に御池通、目の前の信号が麩屋町通です。
これを直進した次の富小路通の交差点を左折して、約30m先の右手に料理旅館 天ぷら吉川があります。
この少し先の左手に駐車場が3台分あり、事前に予約しておくと使用できます。

料理旅館 天ぷら吉川は1952年に創業しました。
数寄屋造の建物はそれ以前の大正初期、本庭 退去園はさらに前の江戸時代のもので、小堀遠州の作庭と云われています。
江戸時代ここは立命館大学の創立にも関与した漢詩人、江馬天江の邸宅でした。

食事は天ぷらカウンターと座敷での天ぷら会席があります。
天ぷらカウンターは、
昼 朱鷺3,000円、水薙4,000円、白鷺5,000円
夜 千鳥8,000円、雁10,000円、結雁12,000円
があり、
座敷での天ぷら会席は、
昼夜とも 12,000円、15,000円、20,000円、25,000円があり、昼だけ10,000円の設定もあります。

入口が左右に2つありますが、右手は天ぷらカウンター、左手は座敷と宿泊の玄関になります。

天ぷらカウンター
右手に入ると左手奥に路地のようなアプローチがあり、そのままカウンター席に入れます。なので1番富小路通側のお部屋になります。
8畳ぐらいの元茶室を1964年の東京五輪の際にカウンター席に造り直されたそうです。
8席あり、窓の外には小さな露地庭園を挟んでお茶室が見えます。
朱鷺だと8種類の天ぷら(訪問時は海老、いちじく、伏見唐辛子、鱧、賀茂茄子、とうもろこし、かぼちゃ、しいたけ)を目の前で揚げて順に出してくださいます。追加が必要かも聞いて下さいます。最後にご飯、赤出汁、香の物が出てます。約40分ぐらいでした。

座敷
左手に入ると正面に玄関があり、靴を脱いで上がります。
左手に進むとロビーがあります。
右手の背後に坪庭があり、この右手を奥に進むと雲雀の間があります。
右手に坪庭に面した4畳半の茶室。
左手には洗面台と浴室。
一間を経て、右手奥に10畳のお部屋がありました。

ロビーをまっすぐ奥に進むと広間と広間に面してL字に本庭があります。
手前に小さな池があり、一面きれいな苔が生えています。
園路もきれいに手入れされており、庭園の中央に十三重塔、大きなもみじがあります。
広間に入る手前の左手には、お庭に面し床一面が手斧削りで水屋のような喫煙所、さらに奥の右手には茶室で6畳の鶯の間がありました。


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2024 2/17のランチ報告(膳處漢)

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写真は、洋館2階の広間。

真葛さん宅を出て、まずは某所に予約のTEL。
これが後ほど出てきますw

そしてシェアサイクルで五条通→室町通→錦小路通と進みます。
11:25頃にやって来たのが、膳處漢です。
この日のランチはこちらを予約していました。

        
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写真は、四川麻婆豆腐膳 1,430円。

予約した1番の理由は「麻婆豆腐を思い出した」からですw
こちらの麻婆豆腐膳を2022年の12月に戴いたのですが、またどうしても食べたくなってw
以前にも書きましたが、四川なんでちょっと辛めなんですよ。
僕はCOCO一番館のカレーは辛さ普通を普通に感じるレベルなんで、決して得意な方ではないでしょう。
こちらの麻婆豆腐は最初は少し辛く感じるのですが、食べ進めるごとに旨味が勝ってくるんですよね~~
ちょっと中毒性がありますねw
しかも1430円だし。

美味しく戴いて11:50頃にこちらを出ました。
ちなみに事前に席の予約をしていると席は奥の和室をリノベした広間
予約なしだと表の洋館の広間になります。

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