Go straight till the end!!

世界一周の旅の思い出を綴っています。
ブログタイトルは、出発前に旅日記の表紙に書いた言葉です。

(153)カサブランカ③(モロッコ)

2011-08-04 23:55:55 | モロッコ
 Casablanca (カサブランカ)滞在三日目の午後。

 宿(ユースホステル)の旅仲間達と楽しみしていたハッサン2世国王杯日本代表戦を観に行った。 

 会場に着くと、既に日本代表の面々がアップを始めていた。
 この時オーラを感じた選手は3人。
 個人的に注目していたからかもしれないが、人を惹きつける存在感がそこにはあった。

カズ(三浦知良)選手(現横浜FC)  キングの風格が漂っていた。「何があっても自分らしく」(旅日記の表紙に書いた言葉)の主を見ることが出来て感激した。

ゴン(中山雅史)選手(現コンサドーレ札幌)  代表には選ばれたものの、残念ながら今大会は怪我で出場機会が無かった。その形相はTVで見るイメージと全く違っていて(真剣で戦っている武士のようだった)、試合に出たいという気持ちが伝わって来た。

中田英寿氏  サッカー一筋の選手が多い中で、どこか達観しているというか、独特のオーラを感じた。



 この日のチケットは一番カテゴリーの高い席(約8000円)だったが、旅仲間達が見ている席(約2000円)とたいして離れていないし、柱が邪魔で却って良く見えなかった。仕方なく、仲間達のところに移ることにした(後で交渉してお金を返してもらうつもりだった)。

 フランス代表との試合は日本代表の善戦が光り、2-2の引き分けだった(PK戦は2-4でフランスの勝利)。
 この試合でゴールを決めた西澤明訓(あきのり)氏(現セレッソ大阪アンバサダー)は、このゴールをきっかけにリーガ・エスパニョーラ(スペインリーグ)の RCD エスパニョールへと移籍している。

トルシエジャパンの代名詞とも言えるフラット3の中心選手として相手の攻撃を防いでいたのは本日亡くなられた松田直樹さん(松本山雅 FC ( JFL ))だ。彼は今大会ゲームキャプテンを任されていた。ご冥福をお祈りします(松田さんの追悼記事はこちら)。

 (下記画像は大会ガイドブックをスキャンしたもの。左上の人物が松田さん。)





 第二試合は、モロッコ代表VSジャマイカ代表だった。
 楽しみにしていた【ロレーヌの真珠】ムスタファ・ハッジ選手(2010年まで CSフォーラ・エシュ (ルクセンブルクリーグ)に所属)は、怪我の為出場しなかった。
 試合結果は1-0でモロッコ代表の勝利。試合内容を考えると、第一試合の日本VSフランスの試合が事実上の決勝戦と言えた。

※ムスタファ・ハッジ選手のおまけ記事はこちら

※地図はこちら