Amritsar (アムリトサル)から夜行列車で10時間かかり、Delhi (デリー)の街に着いた。
約2年振りのデリーだ。
デリーに1週間滞在したが、この時はほとんど観光せず、事務的な用事を済ませる以外、もっぱら休養に努めた。
到着してすぐにニューデリーのメインバザールにある Golden Cafe というレストランに向かった。
店員に2年振りだと言うと、お前のことを覚えていると言う。調子いい奴だ。
さっそくお腹にやさしいパスタを注文した。しかし料理が出て来たのは1時間近く待たされてから。
いつものことだが、定番料理以外を注文すると、材料を買いに行くことから始めるので随分と待たされる。
その他にも贅沢をしてコンノート・プレイスにあるマクドナルドに食べに行ったりした。
日本と変わらない値段設定なので、外国人以外はお金に余裕のあるインド人しか食べに来ない。
それでも結構賑わっていたのを覚えている(現在ではもっとポピュラーになっていると思う)。
デリーに来た一番の目的は、イランビザを取得することだった。
まず日本大使館に向かいレターを発行してもらう。
(余談になるが、日本大使館にある日本情報センター(図書館)では、多くのインド人が日本語の勉強をしていた。どこの国の日本大使館でもよく見かけた光景だが、その必死な姿は生きる姿勢そのものだ。)
日本大使館のレターを持ってイラン大使館に赴き、ようやくトランジットビザ(1週間有効)の申請が可能になる(4日後発行)(現在の状況は不明)。
他にも日本へ荷物を送ったり、喀什(カシュガル)で購入したウォークマンを売り払って新しいものを購入したりした(この後旅先でその国のミュージックテープを購入するようになった)。
11月のデリーは思った以上に寒かった。
そんな中お祭りがあったのを覚えている。確か Diwali (ディーワーリー)というヒンドゥー教の新年を祝うお祭りだ。
10月末から11月初めのインド歴の第七番目の月の初めの日(新月と重なる)に行われ、女神ラクシュミを祝う【光のフェスティバル】と呼ばれる。
この日は朝から爆竹の音が響いていたのを覚えている。
余談になるが、ここで同じような服装をした日本人旅行者を何人か見かけた。
白いTシャツにGパン、そして茶色い皮のコート。
当時、沢木耕太郎氏の『深夜特急』(新潮文庫)が大沢たかおさん主演でTVドラマ化されていた(『劇的紀行 深夜特急』)。その影響ではないかと思う。
※『劇的紀行 深夜特急』のおまけ記事はこちら
30年近い月日が過ぎてもなお、人を旅へと誘(いざな)う魅力がこの本にはあるのだろう。
ドラマ化されたことで、よりリアルに旅を夢見ることができるようになった。
そして夢見るだけではなく、実際に旅に出てしまう旅人もいる。
自分も多くの人達から旅の種をもらった。
その種が大きく成長したからこそ旅に出たのだと思う。
※地図はこちら
約2年振りのデリーだ。
デリーに1週間滞在したが、この時はほとんど観光せず、事務的な用事を済ませる以外、もっぱら休養に努めた。
到着してすぐにニューデリーのメインバザールにある Golden Cafe というレストランに向かった。
店員に2年振りだと言うと、お前のことを覚えていると言う。調子いい奴だ。
さっそくお腹にやさしいパスタを注文した。しかし料理が出て来たのは1時間近く待たされてから。
いつものことだが、定番料理以外を注文すると、材料を買いに行くことから始めるので随分と待たされる。
その他にも贅沢をしてコンノート・プレイスにあるマクドナルドに食べに行ったりした。
日本と変わらない値段設定なので、外国人以外はお金に余裕のあるインド人しか食べに来ない。
それでも結構賑わっていたのを覚えている(現在ではもっとポピュラーになっていると思う)。
デリーに来た一番の目的は、イランビザを取得することだった。
まず日本大使館に向かいレターを発行してもらう。
(余談になるが、日本大使館にある日本情報センター(図書館)では、多くのインド人が日本語の勉強をしていた。どこの国の日本大使館でもよく見かけた光景だが、その必死な姿は生きる姿勢そのものだ。)
日本大使館のレターを持ってイラン大使館に赴き、ようやくトランジットビザ(1週間有効)の申請が可能になる(4日後発行)(現在の状況は不明)。
他にも日本へ荷物を送ったり、喀什(カシュガル)で購入したウォークマンを売り払って新しいものを購入したりした(この後旅先でその国のミュージックテープを購入するようになった)。
11月のデリーは思った以上に寒かった。
そんな中お祭りがあったのを覚えている。確か Diwali (ディーワーリー)というヒンドゥー教の新年を祝うお祭りだ。
10月末から11月初めのインド歴の第七番目の月の初めの日(新月と重なる)に行われ、女神ラクシュミを祝う【光のフェスティバル】と呼ばれる。
この日は朝から爆竹の音が響いていたのを覚えている。
余談になるが、ここで同じような服装をした日本人旅行者を何人か見かけた。
白いTシャツにGパン、そして茶色い皮のコート。
当時、沢木耕太郎氏の『深夜特急』(新潮文庫)が大沢たかおさん主演でTVドラマ化されていた(『劇的紀行 深夜特急』)。その影響ではないかと思う。
※『劇的紀行 深夜特急』のおまけ記事はこちら
30年近い月日が過ぎてもなお、人を旅へと誘(いざな)う魅力がこの本にはあるのだろう。
ドラマ化されたことで、よりリアルに旅を夢見ることができるようになった。
そして夢見るだけではなく、実際に旅に出てしまう旅人もいる。
自分も多くの人達から旅の種をもらった。
その種が大きく成長したからこそ旅に出たのだと思う。
※地図はこちら