中小企業の「うつ病」対策ー人、資金、時間、情報に余裕がない

企業の労働安全衛生、特にメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
拙著「中小企業のうつ病対策」をお読みください。

暴言や無視、部下3人休職

2019年01月30日 | 情報

パワハラで部下が3人も休職したのに、新聞報道によると、
当事者は「(暴言や侮辱など)そういう認識での発言ではない」と弁明しています。
ヒトは、なぜハラスメントをするのか?このl根源的な問いに対して、識者の回答が聞きたいものです。

嵐山町課長、パワハラで停職
2019年01月22日 読売

暴言や無視、部下3人休職
部下3人に暴言を浴びせたり、あいさつや業務の報告を無視したりするパワーハラスメントを繰り返したとして、
嵐山町は21日、50歳代の男性課長を停職3か月の懲戒処分にした。
部下3人はいずれも医師に3か月の自宅療養を要すると診断され、病気休暇となっている。
発表によると、課長は昨年6月頃から12月下旬にかけ、課内の20~40歳代の男性職員3人に対し、
「バカですか」などと暴言を浴びせ、にらみ付ける、あいさつや業務上の報告を無視する、などの行為を繰り返した。
報告を受けたことについて、後日、「聞いてない」と怒ることもあったという。
職員3人は人事担当などに相談。安藤実・副町長が数回、課長に注意したが、状況は改善されなかったという。
課には、課長と部下の3人と臨時職員1人しかおらず、3人の病気休暇で実質、課長1人で業務に対応していた。
課長の停職に伴って、正規職員は不在となり、他の課の職員がカバーする事態になった。
内部調査に対し、課長は「(暴言や侮辱など)そういう認識での発言ではない」と弁明したという。
指揮監督が不十分だったとして、安藤副町長は給与の10%を1か月、自主返納する。
岩沢勝町長は「誠に遺憾。早急に再発防止策に取り組みたい」とコメントしている。

パワハラで課長を停職3カ月 被害の部下3カ月休職 埼玉・嵐山町
毎日新聞2019年1月21日

埼玉県嵐山町は21日、部下3人に暴言を吐くなどのパワハラ行為をしたとして、
50代の男性課長を停職3カ月の懲戒処分にした。部下はいずれもストレスで3カ月の休職に追い込まれた。
町によると、課長は昨年6~12月、同じ課の20~40代の男性職員3人に、
他の自治体の職員の前で「こいつは仕事ができない」などと侮辱する言葉を浴びせたり、
威圧的な態度を示したりするなどのパワハラ行為を繰り返した。
町は、被害を受けた職員からの申告で6月に事態を把握し、課長を指導したが改善されなかった。
課長は「パワハラをしているつもりはなかった」と話しているという。
部下3人はいずれもストレスで体調を崩し、医師の指示により昨年12月以降、相次いで3カ月の休職となった。
この課は課長と部下3人の職場で、昨年12月下旬には出勤している職員は課長だけになった。
今回、課長も停職処分になり職員不在となったため、今月21日からは他部署の職員らが応援で業務にあたっている。
同町の岩沢勝町長は「誠に遺憾。再発防止に取り組む」などとするコメントを出した。

 

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