Look To The Sky

フルーティスト大久保はるかのブログです

母帰宅4日目

2021年04月17日 21時53分08秒 | 介護

母の介護状況のお見苦しい点ばかりを強調したかのような投稿が続き、皆様にはご心配等をおかけしてしまい、大変申し訳なく思っています。

以下、自身の心の平静さを保つための投稿です。快く思われない方は、どうぞスルーして下さい。

3日前、我が家に戻った母は、先日と違って、私の事も、父の事も、家のことも、ちゃんと理解していました。

寝かしつけて、しばらく経った後、再び目が覚めた母は、「おねえちゃんが来たから、起きようと思って。」など、うれしい言葉が出てくれたことで、よくぞ、思い出してくれた!と、泣きました。

なんだか、すっかり涙もろくなってしまった私。

母の毒出し作業は、順調に進んでいます。面白いのは、副反応で足をばたつかせ、苦しんでいるところにコンニャク温湿布のお手当てをすると、ピタリと大人しくなるところ。恐るべし、コンニャクパワー!教えてくれたヨガの先生に報告せねば、です。


明日のチャレンジ

2021年04月13日 23時02分32秒 | 介護

明日4月14日、午前中に母が帰ってきます。救急車で運ばれ、即入院となったのが3月16日なので、実に丸一か月ぶりの我が家。さて、母はどんな反応を示すのか?

介護用ベッドと簡易トイレを設置した母の部屋。今まで畳に布団を敷くスタイルから大きく異なるので、ヘタしたら自分の家だと思わないかも。

実は昨日、介護区分変更のための認定調査で、5日ぶりに母に会いました。以前と比べ、首は座っていたし、目も開いていました。役所の人の質問に答える場面もありましたので、以前の薬の副作用は消えてきたのかな、と思います。

ただし、私の事が分からなくなっていました。というより、空間認知力が恐ろしく低下しているようで、目の前で手を振っても、こちらをチラリとも見てくれません。遠くの方に視線を泳がせるばかり。

この一件で、昨日、今日と泣きはらし続けている私ですが、今日の夜になって、決めました。とりあえず、明日のチャレンジ。

『母に捧げる笛の音』

母が好きだといったアルトフルートで吹く『黒いオルフェ』。母にうるさい、と言われようが、けむたがられようが、音楽療法の押し売りをしようと思っています。

起死回生の美談でも生まれれば、またご報告いたします。


解毒、浄化

2021年04月11日 12時12分38秒 | 介護

『肝心要』は、『肝腎要』とも書く。人間、肝臓と腎臓が元気なら基本は元気、とヨガで習った。心臓はどうした?というウワサもあるが、多分五臓六腑の中でも、という次元の話なのだろう。

肝臓は、右胸の下にある。

腎臓は、背中側ズボンのベルトの上あたりに左右2つある。そして、

 

肝臓の働きは『解毒』

腎臓の働きは『浄化』

 

と覚える。分かりやすくてシンプルな言い方で、とても気に入っている。

ここ最近、まるで私が母になってしまったかのように夜眠れず、夜間頻尿も酷く、これでは母が帰ってくる前に自分が倒れてしまいそうだったので、どうせ眠れないのなら、と、自分なりのやり方(多分ヨガとアレクサンダーテクニークで習った内臓活性化ワークの融合)で母に祈りを捧げる。

自分の肝臓をナデナデしながら、「お母さんの肝臓、解毒!解毒!」

自分の腎臓をナデナデしながら、「お母さんの腎臓、浄化!浄化!」

以心伝心、テレパシーは誰でも多少なりとも持ち合わせているはず。思いは伝わるはずなのだ。

 

 

 


私の使命

2021年04月10日 11時42分53秒 | 介護

母は大変なことの連続ですが、誤薬投与については過去の話。今日の日、今を生きる母は、一生懸命、中毒症状と戦っています。

母は14日に帰宅予定ですが、薬の毒を抜くために何かアイデアがあるかどうかをヨガの先生(自然療法の大家、東城ゆり子先生の直弟子)に聞きました。

1.

肝臓と腎臓のこんにゃく温湿布で体と腸の大掃除。

2.

精神安定には、カルシウム分を摂ることが大事。ごま、海藻、根菜類、小魚を摂る。よく噛んで小食にして、毒素がどんどん流されて出ていくようにする。

3.

じっとしていないでつとめて手足を動かし、無理のない程度の軽い運動をする。

4.

今の施設で浣腸してもらえたらありがたい。腸をきれいにしておきたいので。

14日からの私の使命がきまりました。

『母の身体から毒を抜く!』


お気を付けください

2021年04月10日 00時12分17秒 | 介護

先日は、母と私を迎えに来た介護タクシーの運転手さんの前で大きく取り乱してしまいました。その後、かかりつけ医の病院に向かう道すがら、「睡眠薬の副作用っていうのもあるみたいですよ」と言われて、「多分そうかもしれないと思います」と答えました。

受診が終り、再びタクシーに乗り込むと、

運転手「どうでしたか?」

私「仰る通り、睡眠薬の副作用だ、という診断で、別の薬に変えられました。」

運転手「やっぱり!とても(私大久保が)動揺されていたので、よっぽど(の変貌ぶり)だったんだと思いましたよ。」

そりゃそうです。首が座らず、常時下にうなだれてる(ついに私が目にしている間では一度も首が座る瞬間がなかった)、目が開かない、呼びかけに対する返答もうつらうつら。30秒に一度位、パッと目を開くが、左の眼球が動かない。当然視点が定まらない。これを薬中毒と言わず何という?

運転手「実は、私も、以前、夜眠れなくて、医者に「強い薬を下さい」と言ったことがあるんです。それで飲んだら、次の日の朝、簡単な計算が出来なくなっちゃったんです。それでマズイ!と思って、それ以降は一錠たりとも飲んでません。よくあるみたいですよ。」

皆様、睡眠導入剤にはくれぐれもお気を付け下さい。

 

 


あまりの

2021年04月08日 23時39分47秒 | 介護

急きょ、認知症のかかりつけ医への受診が決まったので、昨日は5日ぶりに母に会いました。

約束の2時に施設に行って、車いすを押され出てきた母を見た瞬間、あまりの変貌ぶりに絶叫して取り乱してしまいました。

病院から預かり施設に渡した睡眠薬の副作用が酷かったからです。

かかりつけ医の判断で、違う薬に変えてもらいましたが、以前の薬が完全に身体から抜けるまでには、あと1週間から10日かかるらしいです。

家に帰ったら、まるで自分も母のようになってしまったかのように、身体がおかしなことになり、夜中に何度も起きてしまって、散々な一日でした。

 


18日ぶり

2021年04月03日 18時00分30秒 | 介護

18日ぶりに母に会いました。巷では緊急事態宣言が解除されましたが、病院は相変わらず面会不可だったので、母の病状についてこの目で確かめることが許されず、本当に歯がゆい思いをしてきました。

車いすに乗せられた母は、「お母さん!はるかだよ!わかる?」の問いかけに一瞬、「?(そして、ふーん、といった感じの表情)」だったので、これは、やばいな、と。その後すぐに私は看護師に呼び出され母の元を去り、代わって父が母の相手をして、何か会話をしているらしき様子を遠目で確認。

私の方は、すべての退院事務手続きを終え、介護タクシーに乗り込むと、車いす母の隣が私の席でした。なので施設への移動中15分位は、ずっと母に話しかけました。

先ほどは「あなた、どなたですか?」的な対応だった母ですが、車中では思い出してきてくれたようです。

私「今ね、恐い病気が流行っているから、なかなかお母さんに会わせてもらえなかったんだよ。お母さん、寂しかった?」

母「いや、別に。」

・・・別に、かよ(苦笑)・・・

私「お母さんはさー、家に帰りたい?」

母「いや、すぐに帰りたいってほどでもないけど。」

私「だったらね、これから、お母さんのことを手助けしてくれるプロが大勢いるところに行くんだよ。そこで、立ったり座ったり歩いたりトイレとか、しっかり練習して、そうしてから家に帰るからね。」

・・・うん、と頷く母に、さほど認知症は進んでないかも、と、胸をなでおろす・・・

私「それでね、またこれから2週間会えなくなるんだよ。だけど、がんばってひとりで歩く練習してね!」

そして、車いすの足台の上で、片足ずつ足の上げ下げ運動の即席リハビリを試みた。

私「1、2、1、2、1、2…」

最初は私が手で持ち上げていた足が、途中から、母自らの力で上げ下げを開始。

私「できるじゃん!大丈夫だよお母さん。あのね、足が折れてるわけでもないし、身体はどこも悪くないんだってさ!だからがんばって一人で歩けるようにリハビリしてね!」

そして、施設に到着。病院の車いすから施設の車いすに乗り換える瞬間があり、ここを見逃してはならん、と、しっかり母の状態を観察。

母は、以前のように自立的に立つことは出来ず、向かい合わせになった職員さんの首につかまり立ちをするような形で車いすを乗り換え。

立ち際は、職員さんが、右手を母の背中側に回し、後ろズボンのゴムのあたりをつかみ、お尻ごと上に引っ張り上げるような形で立ち上がらせる。

そうか、こうやってやるんだ・・・勉強になります・・・が、これ、私に出来るの?無理無理・・・

そうして母は、自分の部屋へと連れ去れていってしまいました。

ふーーー、ここからまた面会禁止期間ですわ。

しかし、退所日14日までにやることいっぱい。まずは母の部屋に介護用ベッド、簡易トイレの設置から。来週も忙しくなりそうです。

 

 

 


拍手喝采

2021年04月01日 22時08分43秒 | ヨガ

私、この2週間で2キロ瘦せました(エイプリルフールのウソではありません)。

その分身体が軽く、今日のヨガレッスンでは、クラスでただひとりブリッジが出来て、拍手喝采を頂きました。

ブリッジなんて、小学生以来ですわ・・・この身体のしなやかさがあれば、親の介護を乗り切れるかも、と、自信が湧いてきました。