Look To The Sky

フルーティスト大久保はるかのブログです

横!

2016年11月17日 22時42分16秒 | ヨガ&フルート
今日のヨガレッスンで、先生に指摘されてしまった。
 
「呼吸が浅いですよ」
 
ギクッ
 
サヴァ・アーサナ(しかばねのポーズ)をとっている時のこと。ただ仰向けに横たわるこのポーズ、ヒマなんだよねえ・・・・で、色々雑念がわくわけです。次回のレッスン日は丁度父の手術日にあたるため、変更のお願いをした直後だったこともあり、ボーッと雑多な不安事項が頭をよぎったりしていた時のご指摘。
 
わたし、考え事してる時って呼吸が浅くなる、もしくは止めてる時が多いことはなんとはなしに気づいていた。しかし改めて人に指摘されると、
 
あー、あー、やっぱり、やっぱりねーって感じ。
 
そして先生は私のわきの下あたりを触る。
 
「!!」
 
そうか、横か!
 
びびびっと気づきが生まれた。
 
腹式呼吸だの胸式呼吸だの、巷では言いますが、「おなかや胸」など表、「背中」の裏、と、意識が身体の「表」「裏」の2つしかない。
 
プラス「横」の意識を加えると良いのか!
 
息をすう時、真横に太る!!(笑)イメージを持ったら、たくさん息が吸えた!!
 
しかし、管楽器奏者としてはお恥ずかしい限りの今さら感・・・・

兆し

2014年03月07日 21時29分40秒 | ヨガ&フルート
1年程前から、月に2回のペースでヨガ教室に通っている。入会当初から特に苦手なポーズがある。

4つんばいになり手をつく時に、普通は指先を前にしてつくが、指先を逆に自分側に向けて4つんばいになる、というもの。

本番前などで楽器練習時間が長いような時、特にキツい。そして、この状態で自分の体重をかけるようなヨガのポーズをとるのはすごく恐ろしい。

「ちょーっと、これだけは・・・堪忍して・・・っつーか、早くこの時間が終わってくれ!」と願いつつ、いつも死ぬ思いでやって、、、、いるフリをしつつ実は手を抜いてごまかしてた(笑)。

だってさー腕が変な風にねじれて神経痛になりそうなんだもん・・・・

そんな不真面目な私だったが、何故か、昨日は違った!

全然苦痛を感じない。それどころか指先までじわーっと血行が良くなったのが確認とれた。あと、肩甲骨周辺の筋肉に柔軟性がついてきたかな?という兆しも感じた。

結局私、今までは、腕に負担をかけたくないがために、肩甲骨ら辺のところでギュッと力をためこむように緊張させ過ぎていたみたい。

なのでそれを止めてみる。具体的には、「肩甲骨のあたりでがんばって腕を支えるぞ」という意識を捨てて、「肩甲骨さん、ある意味ダラけちゃってOKよ~どうぞグダグダしててちょーだい!」的にサジを投げる(爆)。したらば!途端に腕に血が通った!血が廻るようになった!

昨日の今日の事なので、まだなんとも言えないが、もしやこれ、フルート演奏に応用できる?いや、別にこのヨガのポーズとってからフエ吹いてみる、とか、そういうことじゃあなくってサ。後々、長時間の楽器練習の際の肩こり対策とかに応用できてゆければいいな。

線引き

2013年05月17日 15時22分26秒 | ヨガ&フルート
数年ぶりにフルートレッスンに来られた大人の生徒さん。

私が教えていた数年前から、フルート以外にも積極的に色々な習い事に忙しく励んでいるお方だった。

ひさしぶりに演奏を聞いて思ったのは、当時よりも、おそろしく無駄にからだを固めて演奏するようなところが多々見受けられた事。

・・・???と思い、レッスン最後に聞いてみる。

私「フルート以外に、今は何かやられてますか?」

生徒さん「社交ダンスです。」

聞けば、フルート以上に、随分と前から本格的にやっているらしく、パートナーがプロなので、自分はついてゆくのが大変で・・・というようなお話。

生徒さん「高いハイヒールはいて、それだけで足がピーーーン、てなっちゃうんですよ。その上、先生に言われるのは『はい、かかとに重心をおいて~』『はい、胸をはって~』とか、凄いこと要求されるんで。それがフルート演奏に良くないんじゃないかって、思うんですけど・・・・」

**

これさあ~、例えるのなら、まさに私のヨガと一緒だわ!ピーンときたぞっ

ヨガレッスンで、「息を吐いて、吐いて、吐いて~、おなかがペチャンコになるまで!ぜーんぶ吐いて!!吐ききれてますかあ~?どうですかあ?」とか言われ、先生にお腹をグリグリ押されたことがある。

で、家に帰って、今度はヨガを忘れ、フルート吹こうとしたときに、引きづられるようにヨガの呼吸法での演奏に傾く時がある。

フルート吹くときに、おなかペチャンコになるまで息を吐ききる必要性はどこにもないしっ

だいたい、そんなやり方では音が出ない。そんなこと100も承知なくせに。

なーーーのにっ!!

なんつーーーか、「からだが勝手に覚えちゃってる状態」ってヤツ?になるんですよ・・

困るよね・・・・

**

生徒さんには、「線引きをする」ことを奨めた。

「ここまでは、社交ダンスとフルート演奏と共通して通じてやれる(動ける)こと、として見極め、線引きする。線引きした先は、【道】が違う、と割り切る。一方の道に行く時は、その中でのルール、やり方に従う、もう一方の道に行く時もしかり、という風に」









あの頃はっ!ハッー!!

2013年04月10日 10時26分18秒 | ヨガ&フルート
昨日は、うろ覚えのヨガポーズ&てきとー柔軟体操をした後行った立ったままの前屈をしたら、手のひらをべったり床につくことが出来て感動したっ

中学生の頃は、これが容易に出来ていたことをひそかな誇りにしていたので、まるで若返ったようで、うれしい。

このトシで柔軟性がつくって、あるんだねえ。

それで、何故か、最近、フルートの音がでかくなって、これまたびっくり事項。

コレぐらいの吹き方でmfの音になるだろう、という吹き方をすると、出音がfぐらいになっちゃってて、逆にビビる(笑)

その昔、大きい音量のフルーティストに憧れて(その頃わたしはウィリアム・ベネットのファン。映画「アマデウス」の中で聞えてくるフルートはベネット氏です)、そのためのトレーニングに明け暮れ、でもイマイチ結果をだせずじまいで苦しんでいた。。。

一体あの頃の私はなんだったのか・・・こんなところにヒントが隠されていたとは・・・

あ、誤解のないように言っておきますが、体前屈を何cmできるようにさえ!なれば、フルートの音量が上がる、とか、そういうことでは全くないです。

上手く説明できませんが、ヨガやアレクサンダーテクニークを学ぶことによって、フルートを演奏する際の自分の身体感覚が、より研ぎ澄まされてくるんです。