アートは既存の美術館やギャラリーで鑑賞するだけのものではありません。現在認識される美術の概念は、明治以降の西洋化がもたらしたものであり、古来日本には存在せず、生活の中に様々なかたちで潜んでおりました。襖絵、掛け軸、茶の湯、いけばな、書、建築、庭園などあらゆる場所に存在し、暮らしと一体のものとして育まれてきました。そんな日本の伝統と現代アートはそろそろ融合する時代なのではないでしょうか。
このチラシの文章は、今回の展覧会の本質を短く的確に語っていると思います。
ただ、これを読んで、単純なジャポネスク(日本趣味)回帰だと解釈されると困ります。
そんな浅薄な水準の展覧会でないことは、2年前の同様の個展に際して、北海道美術ネット別館で詳しく述べています。読んでいただければ幸いです。
今回は3人集まって電話すると、自衛隊前駅まで迎えに来てくれるそうです(澁谷さんのブログ参照)。
意外なルートは、月寒中央か澄川から「西岡4条14丁目」行きバスに乗り終点で降りて、くねくね曲がった道なりに歩いていくというルート。自衛隊駅前から行くよりは若干近いです。
2011年7月16日(土)~18日(月)10~5時
紅桜公園内茶室 寿光庵(札幌市南区澄川)
・地下鉄南北線「自衛隊前」駅から約1.8キロ、徒歩18分
・同「真駒内」駅から約2.0キロ、徒歩26分
・「真駒内」駅から、中央バス「南81 西岡線 豊平清掃事務所前行き」に乗り「澄川南小学校前」降車、約800メートル、徒歩10分(この路線は2時間に1本しかありません)
・地下鉄南北線「澄川」駅から、中央バス「澄73 西岡環状線」に乗り=西岡先回り、澄川先回りの2系統とも可=、「西岡4条14丁目」降車、約1.2キロ、徒歩16分(このバス停は、月寒中央駅発の「月82 西岡月寒線」、札幌駅前発の「83 西岡美園線」「79 西岡平岸線」の終着です)
■会期中のイベント:サッポロアートラボ第15回レクチャー
●講師 澁谷俊彦
●テーマ:絵画からの発展的インスタレーションの現況
●開催日時:7月17日(日) 14:00~16:00
●会場:紅桜公園茶室寿光庵/木乃実茶屋
●受講料:大人1000円 学生500円(ワンドリンクお菓子付き)
●お申し込み、お問い合わせ:トオンカフェ
tel 011-299-6380 E-mail: toovcafe@nifty.com
※当日は紅桜公園のご好意により無料送迎車(地下鉄自衛隊前⇔茶室寿光庵)を
運行いたします。 (地下鉄自衛隊前発12:30 13:00 13:30)
(茶室寿光庵発 16:20 16:40 17:00)
□澁谷俊彦オフィシャルサイト http://toshihikoshibuya.com/
□Toshihiko Shibuya blog http://blog.toshihikoshibuya.com/
【予告】澁谷俊彦展 -トノサマガエルの雨宿り (2011年5月)
■Snow Scape Moere 6 澁谷俊彦「SNOW PALLET」(2011年2月)
■PLUS ONE THIS PLACE(2010年9月)
■PLUS 1 +柴橋伴夫企画 空間の触知へ-連鎖の試み 藤本和彦 澁谷俊彦(2009年8月)
■澁谷俊彦展-森の雫09- 茶室DEアート (2009年7月)
■澁谷俊彦個展-青い雫09-
■澁谷俊彦展 森の雫(2008年3月) ■つづき
■渋谷俊彦個展(07年11月)
■絵画の場合展(07年1月)
■渋谷俊彦展-瞑想の森-(06年9-10月)
■絵画の場合2005
■絵画の場合2004
■渋谷俊彦展-大地の記憶(04年)
■渋谷俊彦展-森の鼓動(03年)
■渋谷俊彦展(02年)
■二人展「交差する座標軸」(02年、画像なし)
正式決定ではありませんが、日曜の朝にうかがえたら、と思います。
午後のレクチャーは参加難しいですか?ね!
札幌に居ながら、初めて紅桜公園茶室寿光庵に行きました。秋ごろに散策もいいですね。
茶室ということで、琴のイメージで作品を配置されたとのことですが、作品は現代アートでも見事に畳の部屋に溶け込んでいました。
外からの自然の光で反射した、淡い色彩がきれいですね。
「青い雫」作品のの肌触り、宇宙を感じさせる雫、小さいのを飾っておきたいと思いました。
冬季には、芸術の森美術館の中庭やモエレ沼公園にも作品を展示されるとのこと、楽しみです。
なんかもう、遅れてばっかりで、申し訳ないです。