ボリショイバレエの初日を観にいった。
『スパルタクス』というローマに対して
反乱を起こした奴隷たちを題材にした
スペクタクルなプログラムだった。
スパルタクスを踊ったイワン・ワシリーエフは
若手だそうだけど、舞台空間を自由自在に
飛びまわっていた。ほかみんな踊りがパワフル。
そういう直感的なすごさと、知的な演出が交錯。
反乱軍と正規軍のコントラストがはっきり。
衣装、踊り方、大道具、照明にいたるまで設定が
峻別されている。
だから反乱軍と正規軍が、闘いの場面で接触、
すれ違うときのあでやかさ、華やかさ。
2項対立するものがあるから、お互いが
引き立つんだね。
☆
作曲はハチャトリアン。1956年のボリショイによる
初演時はふるわなかった本作が賞賛に変わったのが
1968年にユーリー・グリゴローヴィチが振付した
バージョンからだそうだ。今回も彼の演出!
1月2日が誕生日で85歳を迎えた現役。誕生日を
祝うポスターがロビーに飾られていた。今回の
来日公演は2/12まで続くけど、『スパルタクス』
『白鳥の湖』『ライモンダ』という3作品とも
彼の振付・演出だ。写真はこちらから。
『スパルタクス』というローマに対して
反乱を起こした奴隷たちを題材にした
スペクタクルなプログラムだった。
スパルタクスを踊ったイワン・ワシリーエフは
若手だそうだけど、舞台空間を自由自在に
飛びまわっていた。ほかみんな踊りがパワフル。
そういう直感的なすごさと、知的な演出が交錯。
反乱軍と正規軍のコントラストがはっきり。
衣装、踊り方、大道具、照明にいたるまで設定が
峻別されている。
だから反乱軍と正規軍が、闘いの場面で接触、
すれ違うときのあでやかさ、華やかさ。
2項対立するものがあるから、お互いが
引き立つんだね。
☆
作曲はハチャトリアン。1956年のボリショイによる
初演時はふるわなかった本作が賞賛に変わったのが
1968年にユーリー・グリゴローヴィチが振付した
バージョンからだそうだ。今回も彼の演出!
1月2日が誕生日で85歳を迎えた現役。誕生日を
祝うポスターがロビーに飾られていた。今回の
来日公演は2/12まで続くけど、『スパルタクス』
『白鳥の湖』『ライモンダ』という3作品とも
彼の振付・演出だ。写真はこちらから。