やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

猫たちの体重測定

2009-06-30 | その他
最近、双子の猫たちがやせた気が
したので、半年ぶりに体重を測る。

動物病院では専用の道具がある。
かごのような器に動物を乗っけて体重を測る。

家にはそんなものはないから、
人間用の体重計を使う。

なんとか載せることはできたとしても、
静止させることは無理なんだなぁ。

せま苦しいとこでも、よく眠っているんだけど。



やっぱり僕が抱きかかえて、
猫と僕の体重を一緒に測るほかない。

僕の体重分を引くと、2匹とも冬より
500グラムずつ重くなってた。

ちょっと意外だったけど安心した。

そうそう、夏になると、毛を落とし、
空気も含まなくするから、
着痩せするんだった(笑)

農家の直売所で買う楽しみ

2009-06-29 | 農・生物
夏野菜の収穫が本番を迎えたので、
色とりどりの野菜を農家の直売所で
買うのにはもってこいの季節。

地元国分寺市が発行した直売所マップには
たくさんの直売所が紹介されていているが、
載っていないところもまだまだある。

国分寺市の農地の総面積は
東京都では清瀬市についで二番目だと
聞いて驚いた記憶がある。



大都市近郊農家は、直販所や
野菜市場などの直接販売を強化していて、
徐々に農協や市場を経由した販売を
減らしていっている。

野菜に関しては、採りたてを
なるべく運送しないで入手するのが
美味しさの源泉だし、スーパーや
八百屋で買うより安いのだから
消費者のニーズも高い。



無人販売所が多いが、有人販売も増えてて、
コインロッカーを使った販売所もあるね。

お金を払わない不届きが多いので、
その対策だが、有人の方が売上も
大きいのでは。

僕なんかは野菜や畑のことなどを
話しながらあれこれ選ぶのは楽しい。



よく行く直売所は小屋位のサイズがあり、
売る人もいて、野菜の種類が豊富。
花卉類もあって魅力的。

販売所に隣接する畑には、
いろんな種類の作物とともに
色とりどりの花がうつくしく、
夏色の風が吹いていた。

日英博覧会 百周年記念

2009-06-28 | カルチャー
日英博覧会という昔の万博がロンドンで
開催されたのが1910年(明治43年)で
来年100周年を迎えるそうだ。

国際政治において大きな意味があったらしく、
政府が国力をかけたようだ。

半年間の開催期間中835万人の観客が
訪れたというから驚き。いわゆる異国情緒が
受けたのだろう。



企画のからみで国会図書館へ調べに行く。

ちゃんと、報告書、展示目録などが保存されていて、
”マイクロフィッシュ”という一種のマイクロフィルムで
閲覧&複写が可能になっている。

日英博覧会は6800坪にのぼる寺院風の建築と
日本庭園を作り、歴史宮・産業宮・芸術宮・東洋宮
といった今で言うゾーニングもされていた。

日本を様々な角度から紹介したようで、
国宝級の美術品が多数出展されていた。

プログラムも多彩だったようで、
軍楽隊と海軍人によるパレードや
力士団が土俵を造って相撲を披露したり、
農民が米俵製作の実演も行われている。



平面図や立面図をはじめ展示品の写真を
見ていくと、当時の息吹に少し触れられて、歴史と
コンタクトした感覚になる。

その美術工芸品がVictoria and Albert Museumに
保存され、庭園はHammersmith Parkで残されている
といるのは、日本の力なのか、イギリスの力なのか?

なぜ”マイクロフィッシュ”というのかは、スタッフの方に
聞いたら調べてくれたのだけど、わからず仕舞い。
別に魚眼レンズで記録を撮ったわけではない。

a too big project and small one

2009-06-27 | 建築
2つのprojectが始まりそうなんだけど、
そのサイズが好対照。

一つは海外の超大型プロジェクトで、
インフラの整備からリゾート開発を
行おうための投資や開発主体を募るための
全体計画を作るモノ。

こんなご時世でも政府セクターはまだまだ元気。
僕の出番があるとしたら、もうちょっと後。

紹介いただいた総責任者はアメリカ人。
共通の知り合いがいることが
わかって盛り上がった。



片や都心でサロンの様なレストランカフェを
行うための物件を見に行った。
駅にも近いし、お庭もある。

やろうとしているのは昔からの仲間で
この1年くらい物件を探していた。

このところ空き物件が増えてきたし、
賃料もだいぶ下がり始めている。

空室に耐えられない事情の賃貸物件が、
我慢できなくなってきている。

彼が暖めているユニークなコンセプトを
始めるにはいい環境になりつつある。

映画『カムイ外伝』試写会

2009-06-26 | 映画
さてさて、試写会。
どこまで書いていいのかわからない。
ネタバレはルール違反だろうし、
役者のことはみんなが書くだろう。

白戸三平は『サスケ』は漫画とアニメ、
『カムイ』は漫画のみだけど好きだったなぁ。
『カムイ外伝』は漫画もアニメも体験していない。

手元にはないから、大人買いして、
読み直したくなる。



さて映画なんだけど、冒頭は圧巻。
漫画から始まってドキドキする。

変移抜刀霞斬りや飯綱落しといった必殺忍法を
惜しげなくみせてくれるし。

手裏剣が飛んできたり、よけたりするのは
『マトリックス』以来のおなじみな手法だけど、
なかなかリアルで思わず身をよけた。



エンタテイメントとして相当やってるんだけど、
『カムイ伝』(ごめんなさい、『カムイ外伝』で
語れなくって)がもつ、反権力、反ハリウッドの
強烈なニオイが消失してる。

基本的な舞台が備中なんだけど
沖縄でロケしたから、色彩が明るい。

本編は冒頭の森や海のシーンをもっと暗くいって
欲しいなぁ。『ロード・オブ・ザ・リング』や
『パンズ・ラビリンス』より明るくていいのだろうか?

海でのCG多用がファンキーにみえてしまう。
サメのシーンも怖くない。

『愚民』という言葉が殿様とライバルの不動の
口から出るんだけど、最後の方だから遅すぎた
感があって、付け足しに聞こえてしまう。



アニメっぽい表現を実写で模索しようという
試みがあまり見あたらない。

『下妻物語』『のだめカンタービレ』
などの独自の映像によるアニメ的表現が
好きな僕としてはちょっと残念。

今の人たちにわかりやすい、毒気を抜いた
エンタメを狙ったんだろう。
相当制作費がかかってそうだから。

『カムイ』なんて女性は読んでなかっただろうから。

今の幸せという病

2009-06-25 | 環境
社会のことに関する先送りが目立つなぁと思う。

1,日本国の財政再建を行わないで先送り

今回の経済危機に際して、
財政悪化をまたかなり膨らませた。

破綻危機レベルに巨大化してると思うし、
先進国で最悪レベルとの批評されている。

いつか返さなきゃいけないのに。

2,原子力発電の処理コストの先送り

CO2削減ということでクローズアップされているが
半減期が1万年ともいわれ、処理コストが高い。

少なくとも数千年間も処理コストを
払っていかなければならないのに。


3,森林が放置されてまま先送り

森林育成には100年の計が必要なのに
特に民間の山が悪化のまま放置。

森が悪ければ、海も山も畑も空気も
みんな悪くなっていくのに。

先送りという病か。



仕事でも生活でもいま決断をしなくて
いいとなれば、明日へ先送ることは、
ままある。

そして、今の幸せが大事だということ
・・もちろん大事なのだけど

子孫にしわ寄せしてはいけない・・
という声もたまにきくけどかき消され

社会や自然がもつ資産を先取りして
食いつぶしながら、この社会を
なんとか維持している様にもみえる。



地下資源も数百万年単位で培ってきたものを
この100年で掘り尽くす勢い。

持続的成長というのはかけ声で、
本当ならば年間生成される地下資源しか
使っちゃいけないのに。

今の幸せという病なのかもしれない。

新宿南口トイレ事情

2009-06-24 | 建築
日本の商業施設が世界に誇れるのが
スタッフの感じ良さとトイレ。

公衆トイレはだんだんとても清潔になった。
車椅子対応は当たり前になってきたし、
お化粧コーナーやオムツ替えスペースなんかが
あるところもある。

清潔なのはハードや設計の向上もあるけれど、
日々清掃してる方々のおかげ。

いいトイレが集客につながるという
消費者の動きや施設経営者の判断の賜物。



新宿南口に小田急のミロードという
商業施設があって、初めて行った男性トイレが
穴場的に空いててなかなかよかった。

とても狭いのに、小2穴、大1穴と洗面が
うまく配置されてるのはまさしく日本的だし、
大にはウォシュレット、赤ちゃんを座らせておくイス、
便座カバークリーナー液が完備。

洗面は自動給水だし、エアータオルもある。
洗面の水が温水でない点が惜しいけど、
そこまで求めたらバチがあたる。

メーカーもTOTOとカルミックでナイス。



そういう視点でルミネのトイレに行ったら、
まったく同じ構成だったのには、驚いた。

どちらかがまねたに違いない(笑)



もうひとつ南口界隈で特筆すべきトイレは
小田急ホテルセンチュリーサザンタワー。

フロント階の1つ上、21階にあるのだけど、
そのホテルの売りである眺望が楽しめる。

用を足すときは見えないんだけど、
洗面側が大きくガラス張りで広がっていて、
高島屋方面の景色がグッド。


文化文明と気候の関係

2009-06-23 | 環境
四季があったり、寒い国では、
いろいろ工夫しないと暮らせないから
文化、技術、芸術が発達した。

それに対してあったかい南国は、
のほほんとしてても、寒さに困らないし、
食べるものだって豊富にあるから、
苦労して文化、技術、芸術をうみだす
必要がそんなになかった。

・・ってなことを話してたら、
ピューリッツァー賞の『銃・病原菌・鉄』を
読み始めた冒頭に、「そのような考え方は、
かつては一般的だったが、(中略)明らかで
おかしいことがわかる」とバッサリ書いて
あって、やられた。

証拠として、著者のダイアモンドがあげてるのが
1,北ヨーロッパがヨーロッパ文明に貢献する
  ようになったのは、ここ何千年かのこと。
2,アメリカ大陸で寒冷な地域は技術の発達の点では
  後進地域だった。
3,アメリカ大陸で文化的にもっとも進んでいると
  一般的に考えられているのは古代マヤ社会は
  熱帯地方のユカタン半島やグアテマラで、
  西暦1000年頃まで栄えていた。

などと、スケールの長くて大きな話でしょ。

本棚に積みっぱなしの本書は2000年の出版で
上下2巻と分厚いので放ってあったけど、
読みたくなる、読むべきときが来た感じだなぁ。

映画の企画が実現にたちあがる時

2009-06-22 | 映画
プロデューサー達と新作映画の打ち合わせ。
いよいよ契約やスタッフ拘束が始まる前夜。

プロデューサーは監督と2年がかりで、
構想を練り、原作の映画化権を取得し、
台本をつくり、配役を打診し、主要な
投資先が見えてきたとところ。

ぼくは見習いみたいなもので、
なんにも貢献してるわけではないけど、
うまく始められればいいなと祈っている。

内緒で言えないけど、なかなかいい原作だし。