やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

快晴の羽田→伊丹空中散歩

2009-10-31 | 
羽田から関西行きの飛行機に乗るなら
右側の窓席がオススメかも。

離陸後に上昇を続け、安定軌道に入る少し前に、
右旋回するためか右翼を傾ける。

そのトタン、空の景色から一転、
地上風景が眼下にひろがる。

新宿の高層ビル群からぐんぐん旋回しながら
皇居、東京湾が見えてくる。

レインボーブリッジが美しい。秋空の快晴だ。

こんなことを書いていると、
右隣りに富士山が近づく。あっという間。



中央アルプスを見下ろすあたりで、
CAの方がドリンクを配り歩く。

美味しい珈琲を頂くころには、
名古屋湾が近づき、中部国際空港も見える。

空の紙カップを返すと、10分後には着陸のアナウンス。
低空になって大きく近づく生駒山を眺めながら、
iphoneのスイッチをオフにする。



到着まぎわのアナウンスには関心した。
曰く、ご心配をおかけしておりますが、
全社をあげて再建にとりくんでおります、と。

というわけで、JALに乗ったんだけど
率直に語るのはいいなぁとおもう。



新潟原発の事故問題で東電が揺れた時、
東電マンの結婚式に呼れたことがある。

スピーチの時、事故に触れお詫びを
話された上司の方を思い出した。

あの時はおめでたい席だったけど、
やはりそのコトに触れるべきだと共感したなぁ。


2006年企画の商業施設

2009-10-30 | 建築
来年いよいよ完成なんだけど、
この3年間の変化にもまれて誕生する。

この経済環境にもかかわらず、
わりとぶれずに建築が進んだのは、
地権者の志の高さと、それをしかと
うけついだ開発責任者によるところが大だ。

なんてしあわせなヤツだろうって
ちょっと愛しくなる。



2006年といえば、上質やプレミアムが
もてはやされてた頃。それがこんな時代に
突入するとは。

久しぶりに当時の資料をめくっていると
はるか昔のことのようで、寂しくもなる。

これからもっと変化が烈しくなるかもしれない。
それらを糧にして大きくなれるだろうか?

地元の人達にいつまでも愛される
シンボリックな建物に育って欲しいなぁ。



そんな変化のなかでも建物自体は
じっと形を変えないで存在する。

表面の意匠はいろいろ変わっても、
内側の本質は変化しない。

だから建築を通して考えたり感じたり
するのが好きなんだろって思う。

形ではなくてもいいんだけど、
変わらぬものをどこかで追い求めている。

新しい取り組み

2009-10-29 | その他
このところお会いする方々が
新しい試みに挑戦していることに
刺激を受ける。

Aさんはインドへ土木、建築資材を
売り込むための会員制の事務所を
作ろうとしている。

Bさんは独立して、インドの円借款を
使ったビジネス展開の事務所を
立ち上げようとしている。

Cさんは料理の達人でブレークしたレストラン
経営者なんだけど、韓国、中国の方が
面白いと軸足を移しつつある。

国内組もトライしている。

Dさんは屋外広告の可能性を試験中で、
メディア局をたちあげる予定。

Eさんは文書保管ビジネスの立ちあげの
ために東奔西走してはる。

Fさんはドッグフードを扱っていたんだけど、
プラス猫フードも始める。

どうなるかわはからないけど
何かがきっと生まれることを祈ってる。


CAT DANCERで猫遊び

2009-10-28 | その他
長年お世話になってる
a href="http://necogocoro.ciao.jp/about.html">キャットシッターなんりの清水千絵さん
に以前教えてもらった猫と楽しむおもちゃ
CATDANCERをやっと通販で見つけた。

いくつか市販のおもちゃを買ったことは
あるんだけど、ものの数分も遊べばいい方で
たいていはちょっと触ればお仕舞い。

おもちゃなんかより、輪ゴム、糸巻き、毛糸、
プチプチ、枯葉なんかが大好きで遊ぶんだなぁ。
せいぜい20~30分だけどね。

そういうほうが、既製のおもちゃより
遊びとして好ましい、なんて我ながら
親ばかならぬ猫ばか。



CATDANCERは、早い話、金属製の猫じゃらし。
針金のような細い金属に不安定な細長い小さな紙ロール
が付いている。片方の金属をもって揺らすと、
不規則に紙ロールが動くので、生き物のように
見えるという代物。

さあ、うちの猫たちはどうかと試すと、
これが結構いける。

こっちの腕前に左右されるんだけど、
猫たちはじゃれたり、獲物捕獲をイメージして
うごくうごく。

そのCATDANCERは1983年に発売の
ロングセラーらしい。アメリカ製で$2.75、
日本で400円と安いのも売れる理由かも。

笑満載・悲劇『リチャード3世』

2009-10-27 | art
楠美津香さんの一人芝居シェイクスピア
『リチャード3世』を誘われて観に行き、
ハマった。

『リチャード3世』をこんなに
笑わせ、楽しく、没入させられ、
しかも一人芝居で演じるなんて、
楠さんは何者や!

以前打ち上に同席された先達によれば、
コメディアンで構成作家であったらしい。
2000年からシェイクスピア全作品公演計画を
進めてはる。
(後から気付いたけど、詳しいサイトがあった。)



舞台をイングランドの王室から
横浜の暴走族の抗争に置き換える
設定のうまさ。

魅力ある登場人物のキャラ設定もうまい。
例えば兄クラレンスは寿司職人で、
牢獄で暗殺される時も、寿司をにぎっていた
可笑しさと、兄弟を最期まで信頼していた
職人気質が浮かびあがる重層構造。

つかこうへいさんが、『熱海殺人事件』の
ローカル化を推奨したのに通じる。
熱海の土地がもつ「寂れ」を身体的に伝えるために、
公演場所の土地やその国に適した地名に代えて
設定していった。

立川談志さんが、今の人は江戸のことでなんて
知らないよ、と現代落語を開拓していてった
精神にも通ずるものを感じた。

そういえば談志さんが、落語ばかではなく
唄や踊りなどの演芸を自らも、弟子達にも
求めているのだけど、橘さんもギター、
歌にはじまり手品まで芸を披露してたなぁ。



次回公演が大好きな『間違いの喜劇』と
『ヴェローナの二紳士』。
11月14日は出張の予定が、、
変更になれば行きたし。

中国でのバスケ人気

2009-10-26 | 
中国では日本のアニメはとても人気だが、
一番人気はNARUTOに軍配があがる。

では一番影響をあたえたマンガそしてアニメは、
間違いなく井上雅彦さんのSLUMDUNKだろう。

バスケット不毛の中国に、バスケット人気を
引き起こし、果てにはアメリカのプロバスケット
NBAのプロ選手を4人輩出するまでに。

その熱気は遠藤誉さんの「スラムダンク」が中国にもたらしたもの」に詳しい;
「中国全土で史上空前のバスケット熱が巻き起こり、
中学、高校、大学と、どのキャンパスでもバスケに夢中に
なる若者たちが激増した。男子生徒は昼休みの時間を利用して
バスケに興じ、バスケット部は大盛況となる。
女子生徒たちは熱いまなざしと声援で熱狂的に
バスケ部員を応援し、中には女子バスケに
参加する者も増えたくらいだ。」



今ではNBAの公式試合が中国であれば、
3万円以上するチケットが完売。

そしてついに広州にバスケ専用の
体育館が今年完成し、年間80試合は
公式試合が行われるらしい。

その体育館をたてた源泉は
井上雅彦さんにある。

再び上記の遠藤誉さんから引用すると;
「サッカー漫画「キャプテン翼」も中国でのサッカー熱を招いたが、
「スラムダンク」の熱気には到底及ばない。」

石田倉庫のアートな2日間

2009-10-25 | art
立川駅から15分くらいの
ところにある石田倉庫は
おかしなところで、本業は
倉庫業なんだけど、3つくらいの
倉庫をアーティストやデザイナーに開放(貸出)
している。

倉庫業とアーティストやデザイナーのアトリエが
ゆるやかに混ざり合っているところそのままに
2日間公開されてアートイベントをやっていた。
今年で6回目とこのこと。

陶器作家の鈴木加世さん
葉画家群馬直美さん
と作品を知ってるのもあったけど、ほとんど
知らない人達のアートやデザインがひしめき合っていた。



菓子工房「くろねこ軒」さんが出店をだしてはったので、
挨拶がてら、ケーキを買ったけど、ぶどうやオレンジと
いった旬なフルーツとの組合せが美味しい。

奥で響いている音楽に誘われるように
行ったら、石田倉庫の息子さんと
奥さんの中野さんを見かける。

彼らのアグレアブルという
国立の雑貨屋の倉庫がそこにあるとのこと。
去年からちょっとだけ開放して販売に
参加してるとのこと。

倉庫というには勿体ないほどの
白を基調にした味のある建物で、
お店として十二分にやっていけるのが
彼ららしい。

今年は寒かったのでビールの売れ行きが
よくないそうだ。

大豆の陰干しアート

2009-10-24 | 農・生物
米、芋、と続いて今日は大豆の収穫。
毎週収穫で秋を実感する。

枝豆は、大豆の子ども。
仔牛だし鮭児だ。

あまり根を張っていないので
根こそぎずんずん抜いていって束ねる。

それを稲と同じように陰干ししていくのだけど、
そのプロセスはアートのインスタレーション。

4本の大豆を束ねて3本の藁で結んだものを
ドライフラワーの様に、逆さにしていくので、
その逆さ性と藁の結び目はまさにアート。
食べれるから作物だなんて言ってるけどね。



大豆の足踏み脱穀機を農家が
購入しはったのを見せてもらう。

中国製なんだけど「愛農号(号が旧字)」
っていうシールが中国らしい。

そして何より、仕上げが粗い。
日本製ならもっと仕上がりがきちんと
しているだろうけど。

もう大豆を作るひとも、そして脱穀機を作るも
ほとんどいなくなってしまった。

みてくれはともかく、中国では
いっぱい製造されて、いっぱい
使われているのかもしれない。

真暗な家の謎

2009-10-23 | 建築
自宅に帰って何気にスイッチを入れたのにつかない。
接触が悪いのかと一瞬思ったけど他のもつかない。


停電?

外に出て確かめると隣近所はこうこうと明かりがついてる。

ウチだけ?
なんで?



懐電を照らしながらブレーカーにたどりついて
見たけどみなオンだ。自宅の設計家に電話すると
漏電の可能性かなぁ、と。

ブレーカーに漏電のスイッチがあるからそれを
確認して欲しい、と。

猫たちが心配に足もとに甘える。
『停電の夜に』というインドやアメリカで人気作家の
ジュンパ・ラヒリの短編があったなぁ。

でもあの停電は工事で予告されていたもの。
僕のは原因すらわからない。
家のどこかに誰かが潜んでいるのかという妄想も脳裏を走る。



漏電っていっても、何も水はかかってないだろうに。
今日は一日雨は降らなかったしね。

そう思いながらブレーカーを再度見ると、漏電スイッチがあった。
しかも小さなブレーカーのスイッチがオフや。

それをオンに戻すと、いつものように
明かりが点いた。



部屋の真ん中のテーブルの花瓶が
猫たちによって転ばされて、生け花の水が
散っていた。

おまえ達か、犯人は!
でもよくよく見たら、水はコンセントと
反対側に溢れてた。

彼らのせいではないようだ。
原因は未だわからじ。

(追伸 今朝になって温熱ヒーターの
    タイマーが遅れて作動していたから
    漏電の時刻がわかることを発見。

    推定朝の10時頃停電したようだ。。
    もう家には誰もいない、猫たちを除いて。
    やはり彼らか?)

ナムコワンダーエッグ

2009-10-22 | エンタメ
昔二子玉川にあった
ナムコワンダーエッグって
わかるかなぁ?

打合せで話題になったんだけど
若い人は知らなかった。

2000年ころまでやっていた
ナムコ初の屋外型テーマパーク。

行った記憶がかすかに残ってる程度で、
どんなアトラクションがあったか
さだかでない。

期間限定の土地利用だったんだね。
終了後チームは池袋ナンジャタウン、
フードテーマパークへと軸足を
移していった。



まだ街に興味がそんなに無かった頃、
二子玉川というちょっと不便なところで
よくこんなのやったなぁって思ったくらい。

片や高島屋がモータリゼーションを
見込んで開発をすすめ大成功してたとは
興味がなかった頃。



ワンダーエッグに行ったのは夜で、
きっと仕事の後行ったんだろう。

ディズニーランドのような派手さや
フィクション性はないんだけど、
親切で一生懸命な印象がある。

結婚式もやってたって発言がある。
西村知美さんはここで挙げたそうだ。

妻夫木聡さんもここでデビューしたんだとか。
ホリプロ、アミューズとかと
タイアップして作ったゲームに勝ち残ったんだ。