やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

この一年のご褒美

2009-12-31 | その他
おかげ様でなかなかいい一年だった。
仕事や出会いにもわりと恵まれたし、
いろんな思考も深めることができた様な気がする。

なにかご褒美を自分にあげようかなぁと思い、
ちょっと高かったけど水牛の眼鏡を買った。



長いつきあいの表参道ヒルズのリュネット・ジュラ
たまたま気に入ったのが2種類。

MYKITAというドイツのステンレスのものと、
同じくドイツのhoffmannという水牛のメガネ。

どっちもいいんだけど、デザインや色の美しさと
なんといっても水牛というのに惹かれた。
ステンレスなどの資源は有限だし、
引き離された動物を感じるためにも。

なんでもヨーロッパでは古くから、
水牛の角がべっ甲にかわる存在として重宝がられたらしい。

hoffmannは水牛のメガネ専業メーカだそうで、
世界の水牛メガネの供給元でもあるらしい。



新しいメガネは新しい刺激をあたえてくれる。
表参道に出るとたそがれ時。
復活したイルミネーションが淡く点灯しているのが、
違ってみえて、新鮮で美しい。

夜店が数多くでていて、夜半にかけての
神宮参拝客を迎える前哨戦をやっている。

またいい一年になることを祈りつつ・・よいお年を!

年賀状書き

2009-12-30 | その他
本年最後に残った企画書もほぼできあがり、
あとは説明のイメージ図の修正を待つばかり。

その間を利用して年賀状作成に取りかかる。
作っていくのにも時間がかかるけど、
その上年賀状整理にも手をだしたから、
遅々として進まない。



いただいた年賀状を2年前にあいうえお順+
時系列順にだいたい整理した。

以前からいただいている方は、昔からの
移り変わりを俯瞰できるようになる。

2年そうやってきて、ツメの甘さが見えたので
今年は完璧に整理しながら、書いていく。



一言書き添えるのだけど、調子がいいとどんどん
進むし、その方になんて書こうかって悩み出すと
そのまま動かなくなったり、うとうとし始めたり。

相手のことを思い浮かべたり、自分のことを
振り返ったりするのに、年賀状はなかなか優れた
ツールだと思う。

海洋研究所の夢

2009-12-29 | 
昔の仕事仲間から相談がある
っていうのでご飯を久しぶりに食べる。

お互いの都合は新宿がよかったので、
隠れ家でゆっくり食べれて美味しいところ
とくれば、新宿三丁目の中国料理「翔」を予約する。

年末で界隈はにぎわっていたが
2階の店にあがると別世界。
瓶だしの紹興酒に美味なる料理を
ゆっくり味わった。



年の瀬ってこともあり、お互いの
夢という話になったんだね。

僕はStarWars等の撮影を担当した
ギルバート・テイラーが
「理想的な隠退生活は、古くからの友人に
頼まれた仕事だけをやる」と言っていた
ことを語った。

そしたら彼は、誰もが知ってる一流企業の中堅がね、
「海洋研究所で働きたいなぁ」って
言ったから、思わず握手した。

それええなぁ。
ぼくは丘で豚と遊び、森を守り、
彼は魚たちと戯れ、海を守るって
いうのは、いい。

なんてナイーブな、子供じみた、
夢のある話でしょ。

おおでを振って歩く

2009-12-28 | その他
外苑前に漢方薬の五行堂という
お店がある。もう20年以上の
おつきあい。

近くに事務所があったので
ふらりと立ち寄ったのが最初で、
以来時々の慢性疾患に関して、
相談に行ったり、仲間に紹介したりした。



声楽家から仕事で欠かせない
喉用の「春鶯丸」の販売が終わったので
手に入らない?って相談があったので、
久しぶりに行ってみた。

もとあった事務所のビルは
谷口吉生さん設計の美しいビルに
生まれ変わっている。(建築エコノミスト
森山さんのブログ
に詳しい)



お目当てに近い漢方薬もあったし、
タカラヅカ出演者達に評判の羅漢菓も
買えた。

歩き方のアドバイスをしましょうと
言われて身を乗り出すと、モモを
高く上げて歩くといいですよと。

早速店内を歩き出すと、気持ちがいい。
ちょっと外ではできないでしょうと
言われて、確かにと。



階段の上りを4階位まで、一日3回は
やると違いますよと。

体が温まりますし、いろんな活力が
湧いてきますから。

聖路加国際病院の日野原先生も
勧めていますし。

ビルやマンションの階段が寒ければ、
百貨店の階段はお勧めですよと。
もしも倒れても助けてくれますし(笑)



仕事仲間数人で歩きながら
そんな話をしながら、うち二人で
モモを高くして歩き出した。

手も大きく振るといいそうだと
いうので、大手を振って歩く。

メタボおっさんみたいでかっこわりい、
ってつっこまるけど、爽快感が吹き抜ける。

祝!Yale大学合格

2009-12-27 | 
以前あたりでちらほら
書いていた大学受験生が、Yale大学に受かったので、
お祝いをかねて食事をした。

ハーバード大学とならんで米国最難関。
TIME誌の2007年、2008年発表によれば
世界ランクでも2位だから、アメリカ人でも
なかなか合格しない。

それを日本人で受かるとはすごい!
しかもハーバード大学も狙ってるっていうのだから・・
まずは、おめでとう!!



そういう名門大学の受験の仕組みを聞いていると、
日本の大学といろんな点で違う。

評価は総合的な見地から判断され、家族構成ふくめ
どんな能力と、どんな人物で、つまるところ
誰なのかという全体像を捕まえようとする。

そして成功例を真似て対策をしてきた人たちは
わりと不合格になるらしい。

合格後のフォローは企業のリクルーティング活動に似ていて
優秀な生徒には合格後も積極的にコンタクトをして、
ぜひ入学するようにあの手この手を繰り広げるそうな。

ハーバードでもYaleでも数少ない日本人合格生の
ために、日本でパーティを開いてお祝いし、
ぜひ我が校に、来てくれと誘ったりする。



オンライン化は至極進み、願書から合格通知まで
すべてネットで行われる。きっと文書の機密保管に
労力をかけるよりはいいという考え方があるのだろう。

日本時間の朝7時に合格発表があるので、寝ずに
待っていて、アクセスをしたそうなんだ。

でもラインが混んでて1時間以上たってやっと結果がみれたら、
クマのアニメが踊りながら合格おめでとうを歌っていたから、
これはきっと夢だと信じられなかったというのには大笑い。

祝!第9回大佛次郎論壇賞

2009-12-26 | 建築
打ち合わせをしている時、
まちづくりで話題の本が
第9回大佛次郎論壇賞も受賞したんだよ
と教わったのが、ちくま新書の
『コミュニティを問いなおす―
  つながり・都市・日本社会の未来 』

循環型社会への移行のなかで、福祉を中心に
コミュニティの新しいあり方を
提案しているんだよ、と説明を
聞きながら本書を手に取った



著者広井良典 ・・厚生省(現厚労省)を経て
千葉大教授?あの高校時代の広井かも?
同い年だからひょっとして

ネット検索しても確信できなかったけど、
そうだ、名簿を見てみればとめくったら、
やっぱり広井だった

おめでとう、広井!
彼に連絡をする前にまず読まなくっちゃ

エコハウス「木造ドミノ」視察

2009-12-25 | 建築
お手伝いしている農家で
定期借地によるエコハウス「木造ドミノ」を
企画したら、うまいこと2軒とも
すぐ売れたのが今年の春。

もうすぐ完成するので、設計している
建築家野沢正光さんと一緒に見にいった。

時代にちょうどあってきた設計思想で、
グッドデザイン賞受賞、エコビルド大賞受賞、
超長期住宅先導的モデル事業といくつもの
賞をとられている。



他での施工経験値が蓄積となって、
ここかしこにおける完成度が上がっているとのこと。

また太陽光利用のOMソーラーが
標準装備なのだけど、太陽光発電も採用して
ハイブリッドにもなっている棟もあるので
ゼロエネルギー住宅への実証としても期待している。



ご案内いただいたのがこの工務店の相羽建設の
社員でもあり、実はこのオーナーにもなられた方。

とくに奥さまが気に入られて、
買われたという幸せな建物。

地元だけでなくオープンな試みを
いろいろご一緒できればなぁと
楽しく話をさせていただく。

米仏版 メリークリスマス!

2009-12-24 | カルチャー
クリスマスイブの日だ。
海外の知り合いと連絡をしあう。
1人はNY、1人はパリ。

NYは宗教が多様だからMerry Christmasとは言わず、
Happy hollydayっていうって聞きかじったから、
そう伝えてみる。

何気なく伝わっているから、むこうでは
当たり前なのかも。



フランスに留学している学生に電話で話したら、
Anniversaire Noël ! (アニヴェルセール ノエル)
と教わったので、そう言い合った。

後から辞書をひくとメリークリスマスの意味で
Joyeux Noël ! (ジュワイユー ノエル)が
どうも一般的の様だ。ネットでも同様。



彼女は今年からパリにいったばかりだから
ヘンなフランス語を教わっていないか心配にもなる。

でも最近はそう言うようになってるのかも。
アメリカでMerry Christmasと言わないように。

ロバのクリスマス☆ライブ再び

2009-12-23 | art
先日に続いてロバの音楽座
クリスマスコンサートの手伝いをする。

建物はシュタイナー建築をドイツで
学んできた村山雄一さんの設計。

ムーミンの家と子供達から言われていたが、
その後ほんとうに飯能の
「あけぼの子どもの森公園」
村山さんがムーミンの家を設計することにつながる。



地下の吹き抜けがコンサート会場に
なっていて、キャパ100人くらいの
小さくて贅沢な空間。

1992年の竣工以来数多くの
ライブを行ってきている。



このクリスマスコンサートも建物完成以来だから
18年目位を数えるのではないか。

今回面白かったのが子供達に前にでてきてもらって
将来何になりたいかを言ってぴょんぴょん跳ねる
プログラムの時のこと。

パトカーに乗りたい、とか
大工と探偵になりたい、とか
歌手になりたいあたりは予想がついたのだけど

古生物学者
恐竜の骨発掘
恐竜捕獲(笑)
と来たときには驚いた。
小学生低学年ですよ。

遺跡発掘ではなく、生き物、
それも大昔の生き物への
希求が強い子が多くなっていること。
何の影響なんだろうか?

ムシキングというゲームが流行ったときは
昆虫学者とかがやたら多かったそうで、
今ではそんなこという子供はいないらしいから。

復活、灯油ストーブ

2009-12-22 | その他
自宅の暖房はガス派で、ガスファンヒーターと
ガスの遠赤外線が主だった。
エアコンもあるけどよっぽど寒いとき。

もともとは灯油も使っていたけど、
灯油がだいぶ値上がりしたり、給油がめんどうだとか、
煤がでるとかで灯油は使わなくなっていた。



今年は久しぶりにアラジンのブルーフレームを
出してみて、灯油のよさを再認識している。

暖かさの質がやわらかく、火がみえるのもいいし、
お湯を沸かしたり、焼き芋を作ったりと結構いい。

ガスを併用すれば、そんなに給油回数は
面倒でもないし、煤は殆ど出ないしね。



なにより猫たちの判定は圧倒的にブルーフレーム。
どこにおいても、必ず傍にきている。

コトコトお湯をわかしながら、
猫たちと一緒に暖をとるのは絵になる。