やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

地下10メーターのムロ(室)

2009-12-12 | 農・生物
昔の農家には地下に穴を掘って、
空間を作り、そこで作物や種系やらを
貯蔵していたよ、と農家の方に聞いて、
これはムロ(室)のことだと思った。

関東ローム層には作りやすいそうで
第二次大戦前には、多くのムロが
普通にあったらしい。

それに着眼した人がいて、ウドやもやしの
栽培に昭和の初期から挑戦していったらしい。



農家の方のは結構深かったそうで、
梯子をかけておいて、10メートル位降りていくと
結構の広さの地下空間があったそうな。

地下10メーターは恒温になるという暮らしの智恵が
あったのだと思う。

地下7メートル位までは冬夏で温度差があるのが、
それ以上深く行くとほぼ温度差がなくなっていく。
(グラフでお見せするとわかりやすいんだけど、
パット見てサイトにはなさそう)

地中熱を住宅に利用しようという試みも
かなり実用化や普及の段階で、これから
新築するなら一考の価値がある。



自宅の小さい庭も掘ってゆけば、
ムロを作れるかもと言う話になったけど、
基盤の問題もあるから、それに長けたヴェテランに
頼まないとなかなか難しい。

生き埋めになったんじゃ
笑い話にならないという話やらで
盛り上がった。