2021・1・14

今日は母の98回目の誕生日。本当なら息子娘たち、孫曾孫たちが一同に集まって白寿を祝う処なのに、このコロナの感染の広がりでその計画は去年の内にオジャン、それだけならまだしも当の母が誤嚥性肺炎で誕生日を病院で過ごすことになってしまった。でも、母は今日が自分の誕生日だと云うことを理解していないだろうから悲しんではいないだろう。それ以前に自分が何故病院にいるかも分からない筈だ。更に息子たち(特に俺)が見舞いに来ない理由も、病院のスタッフにコロナ禍だからといくら説明されても分からないに違いない。何故なら入院前からコロナが何なのか?そのコロナで世の中が何故騒然となっているのか?無関心だったのだ。ベランダから頭上を通りすぎる旅客機を見る度に、ロスにいる娘はどうして帰ってこないの?と聞いていた母だった。今日もその母が入院中のK研究所病院の傍を散歩の途中通り掛かる。そして五階の窓を見上げてHAPPY BIRTHDAYと呟くしかなかった母の98歳の誕生日。でも、もうちょっとだ。来週になったら退院の目処がつくと担当医が言ってたし、 母よ、もう少しの辛抱だ。★何度も営業時間を変更して恐縮ですが、政府の緊急事態宣言が発令されたので、ジャージャンも解除されるまで17時から20時(19時ラストオーダー)までの時短営業とさせていただきます。